苦労してようやく手に入れた夢のマイカー。大事に、長く乗っていたいですよね!
「愛車が劣化しないためには何が必要なんだろう?」
そう思ったときに頭に浮かぶものの一つがカーポートではないでしょうか?
しかし、カーポートのことなんて今まで考えた事なんかなかった。
そういう方も多いはず。
そこで今回は、カーポートに関して知っておきたい情報を4つの項目にまとめてみました。
具体的には
- カーポートの選び方&種類
- カーポートの価格&工事費用
- カーポートのデメリット&失敗例
- 日本のカーポート三大メーカーとおすすめ
などの概要が理解できます。
「概要だけじゃなく、これらの項目の詳しい情報も知りたい!」
そんな方には、詳細な解説がしてある記事のリンクも項目ごとに用意してあります。
安心して読み進めてくださいね。
カーポートにはどんな種類がある?カーポートの選び方
世の中にはさまざまなメーカーからカーポートが発売されていますが、基本となる形状はあまり変わりません。
そしてカーポートは3つの要素の組み合わせによって成り立っています。
- 支持タイプの種類
- 屋根の形状の種類
- 屋根材の種類
これらの要素はカーポートにどのような影響を与えているのでしょうか?
支持タイプによる影響
支持タイプとは屋根を支える柱をどのように、どの量を設置するかによっての分類です。
主に次のことに影響します。
- 頑丈さ
- 乗り入れやすさ
- 駐車しやすさ
種類は4つに分類されます。
- 片側支持タイプ
- 両側支持タイプ
- 後方支持タイプ
- 吊り下げタイプ
さらに片側支持タイプには連結方法により次のように分類できます。
- 向かい合わせて連結した「M合掌タイプ」
- 背中合わせに連結した「Y合掌タイプ」
- 縦に連結した「縦連棟タイプ」
それぞれの支持タイプの特徴
- 【片側支持タイプ】
スッキリとした印象。耐久性は低めだが価格がお手軽なものが多いです。
- 【両側支持タイプ】
頑丈さを求めるのならこれ。デメリットとしては駐車時、乗降時に柱が邪魔になる点が挙げられます。
- 【後方支持タイプ】
柱が邪魔にならないので便利です。
- 【吊り下げタイプ】
柱の位置を自在に変えることができるのが強みですね。
屋根の形状の種類
大まかに2種類があります。
- ドーム型でゆったりとした屋根下空間を作り出す「アール屋根タイプ」
- 鋭角でシャープな印象を与える「フラット屋根タイプ」
の2種類があります。
屋根材の種類
- スチール折板
- ポリカーボネート板
- FRP板
- アルミ樹脂複合板
これらの4種類が基本です。
屋根材によって次のように性能の違いがあります。
- 採光性
- 熱遮断(吸収)性
- 耐久性
- 耐摩耗性
- 加工のしやすさ
カーポートの種類と選び方の詳細を知りたい方は別記事にて解説しております。
ぜひそちらも併せてご覧ください。
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カーポートの価格と工事費用の相場
カーポートの価格はメーカーやモデルによってピンキリであり、十万円代のものから数百万円するものまでさまざま。
一例として以下のようなものがあります。
【片側支持タイプ】
- フーゴR(Lixil):256,000円~
- カムフィエース(三共アルミ):226,700円~
【両側支持タイプ】(1台用)
カルエードシグマ(Lixil):343,800円~
【ワイドタイプ】(2台用)
- ダブルフェース(三共アルミ)::911,600円~
- リベルポートシグマⅢ(Lixil):1,087,900円~
【高耐久タイプ】(豪雪地域対応)
- テリオスポートⅢ(Lixil):293,500円~
- カーポート G-1(三共アルミ):430,600円~
【ハイデザインタイプ】
- カーポートSC(Lixil):415,900円~
- カーポート アトラード(三共アルミ):2,183,100円~
【ルーフバルコニータイプ】
ウォールエクステリア特注品 グランフローア(三共アルミ):3,379,000円~
カーポート設置に必要な工事費用
内容 | 費用 |
基本取付費用 | 約50,000円 |
はつり工事費用 | 約10,000円 |
カット工事費用 | 約8,000円 |
残土処分費用 | 約6,000円 |
コンクリート打設費用 | 約20,000円/m2 |
解体撤去費用 | 約30,000円 |
上の表はあくまで目安です。
実際は業者によって項目や費用に大きなばらつきがあります。
ふっかけられないためには必ず複数業者に見積りを依頼依頼しましょう。
カーポートの価格に基本取付費用が含まれていることもありますので、そちらも併せて確認することをおすすめいたします。
それぞれの詳しい画像つき解説は以下の記事を参考にしてみてください。
後悔しないようにカーポートのデメリットをチェック
カーポートに関するいい情報だけを鵜呑みにして購入、そして後悔…
こんなことにならないためには良い面だけではなく、悪い面もチェックしておくべきですよね。
実際、どのようなデメリットや失敗があるのでしょうか?
まずはカーポートの役割を確認していきましょう。
【カーポートの役割】
- 雨や鳥糞などから車を保護する
- 乗車の際に人が雨に濡れなくなる
- 紫外線による車の塗装の劣化を防ぐ
- 冬場、フロントガラスに霜が降りなくなる
- 直射日光による車内の温度上昇を防ぐ
これらの役割を踏まえてデメリットを見ていきましょう。
カーポート設置によるデメリット
- 倒壊・破損のリスクがある
- 駐車&乗り入れの際に柱が邪魔になる
- 開放感がなくなる
ここに挙げたデメリットは工夫次第で対処可能なものが多く、そこまで深刻ではありません。
重要なのは「いかにカーポート選びや設置場所を間違えないか」。
ここをしっかり押さえないと失敗して後悔することとなってしまいます。
よくある失敗例は以下の通り。
【カーポートでよくある失敗例】
- 思っていたより駐車しづらい
- カーポートが車に対して小さかった
- 自然災害や気候のことを考慮していない
- 家とカーポートのデザインが合っていない
- 乗り降りの際に雨に濡れる
- カーポートの高さが適切ではない
- 自転車のことを考慮していなかった
- 屋根からの落雪で破損
これら失敗例、デメリット、カーポートの役割などを詳しく知りたい方は以下のページがおすすめです。
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カーポートってどのメーカーから出てる?おすすめのメーカー
カーポートを製造販売している日本の三大メーカーといえば次のメーカーですね。
- 【リクシル(Lixil)】
- 【YKK AP】
- 【三協アルミ】
メーカーによって商品の特徴というものはある程度はっきりしています。
全ての人におすすめのオールインワン的なメーカーというものはありません。
それぞれの特色は以下のとおりです。
リクシル(Lixil)
- 国内シェア1位
- 豊富なラインナップ&オプション&カラーバリエーション
- たくさんの選択肢から選びたいという方向け
YKK AP
- 低価格&高品質
- リクシルほどの細かなバリエーションが不要な方向け
三協アルミ
- 高価格帯の商品が多い
- ハイデザイン&高機能
- 高級志向な方向け
とはいえ、これらのメーカーの商品全てがこの条件に当てはまっているわけではありません。
たとえば、高級志向の三共アルミにも安価なカーポートはあります。
しかし、メーカーの大体の性格を把握しておくことはカーポート選びの際に大事な指針となります。
頭を悩ませることになりづらくなるのは間違いないでしょう。
- 「これだけじゃよくわからない」
- 「どのメーカーを選んでいいか分からない」
そのように迷っておられる方は、三大メーカーの代表的な商品を紹介しながらそれぞれの違いを知ることができる記事があります。
ぜひご覧ください。
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まとめ
今回この記事では
- カーポートの選び方&種類
- カーポートの価格&工事費用
- カーポートのデメリット&失敗例
- 日本のカーポート三大メーカーとおすすめ
をまとめて概要を解説いたしました。
それぞれの項目を深堀りしたい、詳細に知りたいという方は記事内のリンクから個別の解説ページにアクセスしていただければ理解が深まるかと思います。
ぜひ一度、目を通してみてくださいね。