駐車場に人工芝を使いたいけど耐久性が心配…デメリットは何?

 

庭、玄関、ベランダ…など、自宅敷地内のあらゆる場所で使える人工芝。
駐車場もその例外ではなく、実際に検討中の方や、「駐車場の目地に人工芝を使いたい」と考えている方もいらっしゃるかと思います。

とはいえ、駐車場は毎日のように車が乗り入れする場所であり、乗降の際には人の行き来もさかんになります。

 

重量のある車の出入りや人の行き来が頻繁にあることから、「耐久性が心配…。」「何かデメリットがあるのでは?」と不安になってしまいますよね。

というわけで今回は、駐車場に人工芝を使いたいと考えているみなさんに向けて、人工芝の耐久性と駐車場に人工芝を敷くメリット&デメリットについてお伝えしていきたいと思います。

人工芝の特徴を知った上で、ご自宅の駐車場に人工芝を導入するか否か検討してみてくださいね。

 

駐車場に人工芝ってどう?気になるその耐久性について

 

駐車場に人工芝が適しているか判断するためには、まず人工芝の耐久性について知っておく必要があります。

どれくらいの圧に耐えられるのか、車の重さで潰れてしまわないのか、人工芝の寿命はどれくらいなのか…さっそく、チェックしていきましょう。

 

人工芝の耐久性や耐久年数は?

人工芝の耐久性は、様々な開発や研究を経て年々上がってきています。

サッカー場や野球場など、芝生の摩耗が激しい競技場に人工芝が使われていることからもその耐久性の高さがうかがえるかと思います。

中でも耐久性に優れているのが、芝葉の密度が高く、さらに品質の良いポリプロピレンが使用されている人工芝です。

耐久性を重視した人工芝は、通常の人工芝よりもやや価格が高くなる傾向にあります。

 

とはいえ、人工芝の場合は本体価格の高さ=コスパに直結しません。

人工芝の平均的な耐用年数は、約7~8年程度と言われています。安価な人工芝の場合、この年数よりも短い期間で芝生がダメになってしまうこともあるようです。

 

対して耐久性に優れた高価な人工芝は、平均的な耐用年数以上に長持ちすることもあります。

そう考えると、安価な人工芝を数年おきに買い換えるよりも、やや高価でも耐久性の高い人工芝を選んだ方が、長い目で見るとお得ですよね。

 

人工芝は、踏みつけや紫外線、使用環境などによって年々劣化していきます。

芝生がへたれてしまったり、変色してしまったり、ところどころ剥げてしまったり…と見栄えがイマイチになってきたら、芝生の張り替えをしなくてはなりません。

古い芝生を撤去して処分するのにもお金がかかるので、一度張った芝生はなるべく長い期間使い続けたいですよね。

 

なので、駐車場に人工芝を敷く際には、人工芝の色や触り心地・リアルさよりも、とにかく耐久性を重視しましょう。
初期費用だけでなく数年後にかかるコストを考えた上で決定するのが、賢い芝生選びのコツですよ!

 

 

人工芝を長持ちさせるコツは?

 

人工芝の寿命は、製品自体の耐久性だけでなく使用環境によっても変化します。

ここでは、人工芝を長持ちさせるコツをご紹介していきたいと思います。しっかりとメンテナンスをして、ご自宅の人工芝の寿命を伸ばしましょう。

 

ホウキやブラシで掃除をする

人工芝には水やりや刈り込みなどの手入れは必要ありませんが、定期的な掃除は必要です。ゴミの除去にはブラシや掃除機、ほうきなどがおすすめです。

こうして掃除をすることで、駐車場の景観が保たれるだけでなく、踏みつけなどにより寝てしまった芝生を起こすことができます。

横倒しになった人工芝をそのままにしておくと、クセがついてしまう恐れがあります。定期的にホウキやブラシをかけて、手入れをしてあげましょう。

 

人工芝の上の重量物は定期的に移動する

人工芝の上にガーデンテーブルやガーデンチェアを置いている場合は、定期的な移動が必要です。場所を少しずらすだけでも、十分効果があります。

いつも同じ場所に重さのあるものを置いておくと、その下にある芝生だけ劣化が早くなってしまうので気をつけましょう。

移動させる際に重量物を引きずると芝葉が抜けてしまう恐れがあるので、必ず持ち上げてから移動させるようにしてくださいね。

 

品質の良い人工芝を選ぶ

「手入れは最小限で、かつ長持ちさせたい!」という方は、購入の時点でできるだけ品質の良い人工芝を選ぶことをおすすめします。

先にご紹介したとおり、耐久性に優れた質の高い人工芝は、通常の人工芝よりもやや高額になります。

しかし、最初に耐久性の高い人工芝を選んでしまえば、よほど手荒な扱いをしない限りはしっかり長持ちしてくれます。

価格と品質はある程度比例するものと考えて、人工芝本体の予算はなるべくケチらないようにしましょう。

 

 

駐車場に人工芝を使うメリットとデメリットをチェック

 

「車が行き来するけど大丈夫?」「人工芝がダメになってしまうのでは?」と不安視されがちな駐車場の人工芝。

しかし、まず前提として駐車場に人工芝を使うことは可能です。様々な人工芝が開発されている現代では、駐車場に特化した芝生なども販売されています。

さっそく、駐車場に人工芝を使うメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。

 

メリット

手入れが簡単

人工芝を駐車場に使うと、天然芝のような水やり、芝刈り、肥料やり…といった手間がかからなくなります。人工芝の下には防草シートが敷かれているため、こまめな草取りも必要ありません。

雑草が生えないことで花粉や虫などが駐車場に入りこむ心配もなくなり、車を綺麗な状態で保管することができます。

「基本的にはほったらかしでも大丈夫!」というのは、忙しい現代人にはかなり嬉しいポイントですよね。

駐車場周りのメンテナンスを最小限にとどめたいという方は、ぜひ人工芝の採用を検討してみてください。

 

見た目が綺麗

人工芝の魅力は、なんといっても見た目の鮮やかさです。天然芝と違って秋冬に茶色く変色することもないので、一年中綺麗な緑の芝生を楽しみたいという方にぴったりです。

駐車場によく使われるコンクリートはたしかに丈夫ですが、やや無機質な印象になってしまうのが惜しいところ。

あたたかみのある景観を目指したいという方や、自宅の外観や庭との調和性を大事にしたいという方には、人工芝がおすすめですよ!

 

泥はねや土ぼこりを防げる

駐車場に人工芝を使うことで、車が汚れにくくなります。

土がむき出しの駐車場だと、車に泥がはねたり、乗り降りする際に靴や足元が汚れてしまう可能性があります。また、風が強い日には土ぼこりが舞って車を汚すこともあるかもしれません。

その点、人工芝の駐車場なら、雨の日でも車体や足元を汚さず、強風の日に土ぼこりを舞い上がらせることもありません

車が汚れなければ、洗車の手間を省くことができます。車をいつも綺麗な状態で保ちたい!という方には、人工芝がぴったりです。

 

日当たりを気にせず設置できる

車の汚れ・日焼け防止のために屋根が取り付けられている駐車場は、基本的にあまり日当たりがよくありません。

そのため、駐車場には日光を栄養として育つ天然芝は不向きです。一方で、人工芝ならば日当たりを気にせずに駐車場に設置することができます

また、日陰になることで気温が下がりやすい駐車場ですが、人工芝であれば全く問題ありません。

日当たりや気温、季節などを気にせず使える人工芝は、駐車場向きの素材と言えるでしょう。

 

 

デメリット

車の出入りで芝葉が傷む

駐車場に人工芝を使うと、車の出入りによって芝葉が摩耗してしまいます。

特に痛みが激しいのが、車のタイヤと芝生の設置面です。いくら耐久性に優れた人工芝と言えど、毎日のように繰り返し車が出入りすれば徐々に劣化していくのは避けられません。

「それでも、どうしても駐車場に芝生を使いたい!」という場合は、目地に人工芝を使ったり、コンクリートの駐車場を囲むように人工芝を敷くのがおすすめです。

こうしてアクセントとして人工芝を使うことで、芝葉の劣化が防げる上にオシャレな駐車場を作ることができますよ♩

 

芝生が濡れていると滑る可能性がある

人工芝が濡れている状態で車が入ってくると、駐車時にタイヤが滑ってしまう可能性があります。

駐車直前は車のスピードも落ちているためそれほど心配はないかと思いますが、注意するに越したことはないでしょう。

屋根のある駐車場の場合、雨天時でも人工芝が濡れることはありませんが、気をつけたいのが人工芝を水洗いしたあとです。特に、水はけの悪い駐車場は要注意です!

万が一の事故を防ぐためにも、駐車の際は「人工芝がしっかり乾いてから」と意識しておくと良いでしょう。

 

下地によってはカビが生える恐れがある

「すでに出来上がっている駐車場を、人工芝でリフォームしたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

人工芝の下が土や砂ではなくコンクリートの場合、排水がうまくいかずに湿気がたまり、人工芝にカビが生えてしまう恐れがあります。

コンクリートの上に人工芝を敷く場合は、できるだけ透湿性の高い人工芝を選ぶようにしてくださいね。

 

まとめ

人工芝の耐久性と、駐車場に人工芝を使うメリット&デメリットについてご紹介してきました。

長年の開発により耐久性が上がってきている人工芝ですが、駐車場=重量のある車が頻繁に出入りする場所である以上、部分的な人工芝の劣化は避けられません。

 

しかし、駐車場に人工芝を敷くことで、手入れが楽になる、見栄えがよくなる、泥はねや土ぼこりを防げる、日当たりを気にしなくてすむ…といった多くのメリットを得ることができます。

なので、タイヤとの接地面の人工芝が痛む、雨で滑る、水はけが悪い…といったデメリットだけを見て、人工芝の採用を諦めてしまうのはもったいありません。

 

どうしても上記のデメリットが気になるようなら、目地として人工芝を使ったり、駐車スペースはコンクリートにして仕上げに周りを芝生で囲むという方法もあります。

家の外観や庭との調和性を持たせるためにも、駐車場への人工芝の導入を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。