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事前に知っておきたいカーポートの価格と設置にかかる工事費用の相場

この記事は約10分で読めます。

紫外線・積雪・雨・雹などから車を守ってくれる重要な働きのあるカーポート。

また、ハイデザインなモデルのカーポートは外構デザインを一段と格調高いものにする役割も果たしてくれます。

とはいえ、カーポートはとても高価なもの。

手頃なものでも数十万円、高価なものでは数百万円するものも珍しくありません。

しかし実は、方法によっては定価の半額程度で購入することも可能なのです。

  • 「メーカーによってどんなラインナップがあるのか知りたい。」
  • 「どうにかして安くカーポートを買えないものか。」

そのようなお悩みをお抱えの方は、この記事を読み進めることを強くおすすめします。

カーポートの価格相場は?大手2社で比較

 

カーポートの価格は主に以下の条件によって変わります。

  • 設置タイプ
  • 素材
  • 収納可能台数(大きさ)
  • 強度

しかし中には、次のように特殊なケースがあります。

  • 小さいのに値段が高い
  • 大きいのに値段が安い

大手2社の価格を比較

以下のように分類してメーカーごとの価格を比較して行きます。

  • 片側支持タイプ(1台用)
  • 両側支持タイプ(1台用)
  • ワイドタイプ(2台以上用)
  • 高耐久タイプ(豪雪地域対応)
  • デザインタイプ
  • ルーフバルコニータイプ

今回比較するためのサンプルはカーポート業者大手の「LIXIL」と「三協アルミ」になります。

片側支持タイプ(1台用)

【LIXIl】フーゴシリーズ
 価格帯:256,000円~

フーゴR レギュラー 27-50型ナチュラルシルバー 屋根材:クリアマット

LIXILが「ニュー・スタンダード」というキャッチコピーの元、売り出しているシンプルかつ美しいフーゴシリーズ。

屋根の形状は3種類。耐久性は、台風圧強度=42m/秒。

「耐積雪・耐風圧パッケージ」にあるオプションパーツ3種類を使えば

  • 耐積雪量20cm→30cm
  • 台風圧強度=42m/秒→台風圧強度=46m/秒相当へと性能が高くなります。

 

【三協アルミ】カムフィエース
 価格:226,700円~

サイズとタイプバリエーションが豊富なスタンダードカーポート カムフィエース

「カムフィエース」は三協アルミ製品の中で最もベーシックな商品となります。

LIXILのフーゴシリーズに比べると安価な点は魅力ですが、台風圧強度は、38m/秒と若干劣ります。

耐積雪量は20cm。

耐積雪着脱式サポートセット+台風対策オプション使用で台風圧強度=46m/秒相当にまで性能アップを図ることができます。

 

両側支持タイプ(1台用)

【LIXIl】カルエードシグマⅢ
 価格帯:343,800円~

基本 5057 標準柱 ポリカーボネート(ブルースモーク) シャイングレー

強風時のばたつき音の軽減、パネルたわみに対応した両足支持タイプのカーポートです。

オプションのサイドパネルは雨や雪の吹き込みを防止するので、ちょっとの雨や雪では車体は汚れません。

柱の高さは3種類あり、ハイルーフタイプやルーフBOX付きの車にも対応可能です。

ワイドタイプ(2台用)

【三協アルミ】ダブルフェース
 価格帯:911,600円~

設置条件により柱の位置を2タイプから選択可能 ダブルフェース

3本の柱でしっかり支える吊り下げタイプ。

ワイドタイプながら片側支持タイプのスッキリとしたデザインのカーポートは、とても開放感がありますね。

後方支持のタイプなら駐車時や乗り入れ時に邪魔になりません。

前枠や側枠を木目調にすることも可能で、ウッド調デザインの住宅とも非常にマッチします。

 

【LIXIl】リベルポートシグマⅢ
 価格帯:1,087,900円~

基本 5072 標準柱 ポリカーボネート(ブルースモーク)シャイングレー

屋根材に熱線吸収ポリカーボネートを使用。

夏場でも車体が熱くなりません。

梁連結金具で補強しており、ワイドタイプながら十分な耐久性を誇ります。

高耐久タイプ(豪雪地域対応)

【LIXIl】テリオスポートⅢ
 価格帯:293,500円~

「TERIOS(テリオス)」はギリシャ語で完璧という意味

LIXIlが「最強」と銘打つテリオスポートⅢ。

耐風圧最大54m/秒、耐積雪最大200cmというまさに最強設計。

「うちの地域はそこまで雪が積もらないから」
という人のために強度別のラインナップを3種類用意してあります。

そして屋根材の一部をポリカーボネートに変更することにより、カーポート内に光を採り入れることが可能。

高耐久タイプは光を通さないスチール折板が使われることが多く、カーポート付近の外構が暗くなりがちですが、テリオスポートⅢならその心配がありません。

 

【三協アルミ】カーポート G-1
 価格帯:430,600円~

”Thoughness Car Port”の名に恥じない頑丈さを備える G-1

三協アルミが誇る高風圧耐性・高積雪耐性カーポート「G-1」。

最大の特徴は何といっても耐風圧最大46m/秒、耐積雪最大200cmという頑丈さ。

「頑丈なのは良いけど、無骨なデザインはちょっと…」
そういう人にもG-1はおすすめ。

なぜならG-1本体部分のカラーバリエーションは嬉しい4色展開。

また、枠部分を木目調デザインに変更可能です。

外構デザインの調和を乱すことなく、車の安全も確保できる素晴らしいカーポートなのですね。

デザインタイプ

【LIXIl】カーポートSC
価格帯:415,900円~

”脱ポリカーボネート”を目指したシンプルデザインが美しい カーポートSC

雨樋を屋根や柱に内蔵し、ネジやボルトも表から見えないように工夫されたスマートな外観。

2017年グッドデザイン賞BEST100を初めとした4つのデザイン賞を受賞したのも頷けますね。

「中骨レス」という斬新な着想から生まれた無駄のないデザインは、合わせる住宅を選びません。

ポリカーボネート屋根の場合、屋根に溜まった落ち葉などのゴミが視界に入ってしまいますが、アルミ屋根を使用したカーポートSCならその心配は不要。

また、ダウンライトやスポットライトの設置も可能となっており拡張性も十分。

まさしく次世代カーポートといえる素晴らしい出来栄えです。

 

【三協アルミ】カーポート アトラード
 価格帯:2,183,100円~

ゴージャスな屋根下空間を演出するアトラード

洗練されたデザインからは想像できない、耐風圧最大46m/秒、耐積雪最大150cmという驚異の耐久性能。

屋根裏の木目調には黒色ラインを走らせることにより、奥行き感を演出。

屋根材にガルバリウム鋼板を使用することで、高い耐食性も同時に実現しました。

オプションにはダウンライトやスリット照明を用意。

夜間の外構に温かみのある安らぎの空間を作り出します。

アトラードなら「豪雪地帯におしゃれなカーポートは無理」と諦める必要はありませんね。

多機能タイプ

【三協アルミ】ウォールエクステリア特注品 グランフローア
 価格帯:3,379,000円~

※<独立タイプ(床積載荷重1800N/㎡)たて格子 [サイズ:2間×18尺]の場合>

カーポート屋根部をおしゃれルーフバルコニー空間に グランフローア

カーポートの屋根がなんとバルコニーに大変身。

形状、大きさを敷地に合わせて選択が可能。

パネルは横太格子を初めとした、豊富な7タイプものバリエーションを用意。

家族や親友とのバーベキューなど楽しいひと時は、あなたの日頃の疲れを吹き飛ばしてくれるはず。

そんな素敵な空間を窓のすぐ向こうに実現させるのがグランフローアなのです。

相場はどれくらい?カーポート設置に必要な工事費用

敷地の状態&業者の見積もりによってカーポートの設置価格は上下します。

以下の費用はあくまで目安となりますのでご了承下さい。

基本取付費用:約50,000円

カーポート設置に必須な基本取付費用は、本体価格に含まれている場合があります。

販売店に確認してみて下さい。

はつり工事費用:約10,000円

カーポートを設置するには地面に穴を開ける必要があります。

もし地面がアスファルトやコンクリートの場合、これらを壊して穴を開ける「はつり作業」をしなければなりません。

※業者によっては1箇所ごとに費用の算出を行う場合があります。

カット工事費用:約8,000円

カットの方向は3種類。

  • 間口カット
  • 奥行きカット
  • 斜めカット

間口カットは横幅を短くしたいときに行い、奥行きカットは縦の長さを短くしたいときに行います。

斜めカットは不要な部分を三角形に切り取る工法で、比較的費用が高くなるので注意して下さい。

残土処分費用:約6,000円

はつりなど施工の際に出たゴミの処分費用です。
(量が増えればその分の費用が上乗せに)

業者によっては基本工事費用に含まれている場合があります。

コンクリート打設費用:約20,000円/m2

条件によりますが、小さめのカーポートなら20m2あれば充分かと思われます。

その場合、コンクリート打設費用として約400,000円が必要費用となる計算です。

解体撤去費用:約30,000円

カーポートを取り替える際に、古いカーポートを解体処分するための費用がかかります。

費用をおさえる為の2つのポイント

カーポート本体と工事費用の価格をいかにして抑えるのかという点について解説していきます。

ポイントは2つ。

  • 割引価格で提供できる販売店を探す
  • 見積もりを複数の業者に依頼

割引価格で提供できる販売店を探す

割引価格でカーポートを売っているネットの販売店を探すことは大きなメリットとなります。

たとえば、「ネットショップ キロ カーポート・サイクルポート専門店」様なら

  • 【YKKAP レイナポートグラン】メーカー希望小売価格より55%OFF → 108,000円~
  • 【Lixil テリオスポートⅢ 積雪100cm 2台用】メーカー希望小売価格より50%OFF → 572,973円~
  • 【三協アルミ G-1ss 積雪20cm スタンダードタイプ 2台用】メーカー希望小売価格より50%OFF → 572,973円~

参考元:https://www.carport-mitsumori.com/
※上記は税・標準工事費込価格。

モデルによっては半額以下に抑えることも可能なので、一度検討してみると良いでしょう。

見積もりを複数の業者に依頼

面倒くさい、申し訳ないという理由で1社にしか見積もりを依頼しないのは大きな損失に繋がります。

なぜなら1社だけの見積もりでは相場を理解するのは困難であり、不当に高い見積もりを出す悪徳業者に騙されやすくなってしまうからです。

業者間での見積もりには大きな差があり、場合によっては半額以下になることも

しかし、安かろう悪かろうになるケースもありますので、値段の安さだけで業者を決めるのは危険です。

ネットの口コミだけではなく、知り合いにも聞き込みをするなどしてできるだけリスクを最小限にする姿勢も大事にしてください。

比較見積もりサイトを使う

  • 「複数業者からの見積もりの大事さはわかるけど、やはり気乗りしない…」
  • 「ネット検索は苦手、カーポート設置の経験がある知り合いがいない…」

そんなときには比較見積もりサービスが便利です。

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まとめ

カーポート本体の値段、設置費用はメーカーや設置業者によりさまざまです。

ある程度の比例関係はありますが、小型だから必ず安い、大型だから必ず高いといった決まりごとはありません。

費用を安く抑えるコツは2つありました。

  • 割引価格で提供できる販売店を探す
  • 見積もりを複数の業者に依頼

検索や見積もり依頼をこまめにしっかり行うことが、費用を安く抑えるコツです。

手間をかけることを嫌がらずに、ぜひ実践してみてくださいね。

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