新築の外構工事!みんなの後悔から学ぶ失敗しない家造り

新築の家を建てる際、家の間取りや設備を決めることで頭がいっぱいで、外構についてはついつい後回しにしがちですよね。

でも、外構は家の印象を決めるポイントでもありますし、街の景観にも影響してくる部分です。

また、家と同様に、外構も使い始めてから後悔しても直すのにはお金も時間もかかります。

 

とはいえ、どのようにすれば後悔のない外構にできるのかを考えてみても、初めての事なので難しいですよね。

ここでは、外構工事を行った先輩方の失敗例や、後悔した話をピックアップしてお伝えします。

外構の打ち合わせを行う前に、この記事をチェックして、後悔しない家づくりができるようにしましょう!

 

新築の外構で後悔してしまう良くある失敗例

 

外構工事を行うときに、どのような失敗をしてしまうことが多いのでしょうか?ここでは、よくある失敗を7つご紹介します。

 

引越までに外構工事が終わらない

家の建設が終わり、引き渡しがすんだら、一刻も早く新築の家に引っ越したいですよね?

そんな時に、外構工事が終わっていないとどうなるのでしょうか。

外構工事には駐車場、庭、郵便ポストなどが含まれているため、外構工事が終わっていないと郵便ポストやインターフォンがない状況になる場合もあります。

現在、車を保有している人にとっては、駐車場が未完成となると、車の置き場にも困ってしまいますよね。

 

そうなのです、実は外構工事は意外と生活への影響が大きいのです。

庭の植栽など生活に支障がない部分は、引っ越し後の着手でも問題がないかもしれませんが、生活に影響する部分は引っ越しまでに終わっていてほしいものです。

では、引っ越しまでに外構工事を終わらせるにはどうすればよいのでしょうか。

 

家の設計と同時並行で打ち合わせを行う

家の設計が完全に終わってから外構の打ち合わせを始める予定の方もいるかもしれません。

外構にこだわりが少なく、また、範囲も狭いのであれば、打ち合わせの回数も少なく済むかもしれません。

ですが、外構は家の印象を左右するポイントでもあるため、一般的には外構の打ち合わせもそれなりの回数が必要になってきます。

 

家の完成とともに外構工事が終了できるようにするために、確実なのは家の設計と同時並行で打ち合わせを行うことです。

家の設計が完了してから、外構の設計に入るケースが多いようですが、その場合、家の完成までに間に合わなくなってしまうことがあります。

また、家の設計と同時に行うことは、この後お伝えする「配置の失敗」を防ぐためにも重要になってきます。

 

配置の失敗

外構でまず重要になってくるのは「間取り」です。

家を建てる際に、1階にリビングと水回りを、2階には夫婦の寝室と子供の部屋を、将来子供が増えたときのために部屋には余裕を、といったようにざっくり間取りを決め、次に各部屋の配置を、動線や家具、方位などから詳細を詰めていくかと思います。

 

外構でも同じ作業が必要です。

ついつい家の事で頭がいっぱいとなり、外構は「とりあえず駐車場とフェンスが欲しいけど、細かいことまで頭が回らない」となってしまう方が少なくありません。

これは当然ながら後悔のもとになります。

家の設計をしたときと同じように、動線や将来設計とともに外構の間取りを決めて行かなければなりません。

具体的にどのような失敗が多いのか、ご紹介します。

 

駐車場のスペース

意外と失敗が多いのが駐車場。現在、車を所有している場合は当然ながらその車を停められるようにしなければなりません。

そんなことは当たり前にできているよ、と思う方も多いかもしれませんが、ここに意外と落とし穴があります。

きちんと寸法を測らず、「とりあえず〇台分の駐車スペースを」と思っていると、「助手席のドアが開かない」、「トランクから荷物を出し入れするスペースがない」と言うことが起きがちなのです。

また、縦に2台駐車する設計にした場合、後ろの車だけ出し入れしたいときに不便、ということも。

 

家の間取りが完成し、すでに施工が始まってからですと、駐車場のスペースは変えることが難しくなります。

早めにどの程度のスペースが必要なのか把握し、確実に駐車場のスペースを確保した上で家の間取りを決めるようにしましょう。

 

カーポートを設置できない

カーポートを設置したいと思っていた場合、当然ながら普通の駐車場よりも多くのスペースを必要とします。

カーポートには、屋根の支持の仕方により、片側支持(片方にのみ柱がある)、両側支持タイプという2つの種類があります。

片側支持は、左右だけでなく、後方に柱を設置するタイプもあります。

敷地の形状や、間口などにより、選択できるタイプが変わってくるため、駐車場のスペースを確保する中で検討しておく必要があります。

 

駐輪場所が必要だった

現在、お子様が小さかったり、もしくはいなかったりする方に多い失敗がこのケース。

自転車やバイクを購入しようとして「どこに駐輪すればいいのだろう」と気づくことが多いようです。

自転車なら玄関にも置けるかもしれませんが、バイクではなかなか難しいですよね。ぜひ、事前に考慮しておきたいポイントです。

 

住宅とのバランスが悪い

外構のデザインを考えるうえで重要になってくるのは、住宅のデザインとのバランスです。

例えば、外壁がシックな色合いで、全体的に高級感のある雰囲気の住宅である場合、ポップなデザインのポストや、明るい色の塀などを設置してしまったら台無しとなってしまうわけです。

とはいえ、家の完成していない状況で、バランスを考えるというのも難しい部分もあります。

なので、まずは外壁の色と外構の色は同系色でまとめることをおすすめします。また、外構業者の方にも、住宅の設計の時に伝えたのと同じように「どのようなイメージの家にしたいのか」ということをしっかりと伝えるようにしましょう。

外構は多くの人の目に触れる部分でもあります。イメージ通りの住宅になるよう、外構のデザインにも気を配りましょう。

 

カーポートの失敗

 

カーポートは車を直射日光や風などから守ってくれるため、設置を考えている方も多いのではないでしょか。

カーポートの配置についての失敗例についてお伝えしましたが、ここでは更に詳細についてご紹介します。

 

カーポートが小さすぎた

カーポートを選択する際、所有している車の台数や車種などから適したものを選んだかと思います。

ですが、設置して数年後、車の買い替えの際に問題が発生する場合があります。

家族が増えたことなどにより、設置当時よりも大きい車に買い替えると、スペースが狭くなり、「ドアの開閉がしにくくなった」ということが。

スペースに余裕がある場合は、予め少し大きめのカーポートを選んでおくといいでしょう。

 

また、ワンボックスタイプの車など、高さのある車に買い替えようとした場合に、屋根にぶつかって入らないということも。

最近は高さのある車が増えているため、柱が長いものを選択しておくといいかもしれません。

他にも、所有台数が増えるケースなど、今後のライフスタイルや家族構成の変化を考慮しておくといいでしょう。

 

雪や風で壊れてしまった

雪国や海沿いなど、雪や風の影響を受けやすい地域の方は、自然災害に強いカーポートを選択しているという方も多いでしょう。

ここで注意したいのは普段はそれほど雪の積もらない地域や、台風などで被害を受けることの少ない地域の方。

 

例えば関東地方の平野部でも数年に一度、大雪が降るケースがあります。

一般的なカーポートの場合、耐積雪強度が20cm程度となっているため、数年に一度の大雪で壊れてしまうケースがあります。

ご自身の住んでいる地域の特性をよく考慮した上で、カーポートを選択することが重要になってきます。

 

デザインの失敗

先程、お伝えした「住宅とのバランスが悪い」という項目とも重なりますが、カーポートの設置で後悔している部分として意外と多いのが、「色」や「デザイン」です。

カーポートを設置する場合、機能や価格と言った部分に配慮したものの、デザインや色は重視していなかった、と言う方が多いのです。

 

後悔しないために重要なのは、やはり、住宅はもちろん、門扉やフェンスといった他のエクステリアとのバランスを大切にすることです。

住宅の外壁や、玄関ドア、窓のサッシ、フェンスなどと色やテイストを合わせると統一感が生まれます。

カーポートは単体で考えてしまいがちですが、最近ではエクステリアとしてフェンスや門扉などとシリーズになっている場合もあります。

一度設置すると、なかなか簡単に交換はできないため、デザインまでしっかり気を配るようにしましょう。

 

ウッドデッキの失敗

 

ウッドデッキは、子どもの遊び場、くつろぎの場所、バーベキューでの利用など、様々なシーンで利用できる人気の設備です。

そんな人気のウッドデッキにはどのような後悔があるのでしょうか。

 

狭くてデッドスペースに

ウッドデッキに憧れ、ウッドデッキを設置したものの、十分な広さが取れずに、デッドスペースになってしまっているというケースがあります。

せっかく作ったのに使わないのであれば、もったいないですよね。

ウッドデッキで何をしたいのか、そのために必要なスペースが確保できるのか、十分に確認したうえで設置をするようにしましょう。

 

メンテナンスが大変だった

ウッドデッキを設置する際、素材は何にしようと考えていますか?

天然の素材は、風合いやぬくもりがあって魅力的ですが、劣化が早いです。数年に1度、補修のメンテナンスを行う必要があります。

 

メンテナンスを行う上では、当然ながらコストもかかるため、イニシャルコストだけでなくランニングコストについても検討が必要です。

メンテナンスが少なく済む素材としては、樹脂や人工木、再生木などが考えられます。

 

長く住宅に住んでいると、補修や修繕などのメンテナンス費用が掛かってきます。

その際に、家計を圧迫することのないよう、劣化しにくい素材を選ぶことも大切です。

 

植栽の失敗

庭を造った際に、シンボルツリーを植えた方も多いのではないでしょうか。

シンボルツリーとは、その名の通り家のシンボルになる背の高い木のことです。

玄関先や門周りなど、目立つ場所に植えることが多く、家族や住宅とともに一緒に時を重ねていく存在です。

 

家族の絆の象徴でもあるシンボルツリーですが、選ぶ際には「今後何十年と言う長い付き合いになる」ということを念頭に置いて選ばなければなりません。

特にシンボルツリーは、大きく成長する木を選ぶことが多いため、トラブルが発生しやすい面があります。

成長するにつれ「枝が隣家に侵入してしまった」、「落ち葉が散らかってしまった」と言ったことが起きやすいのです。

 

また、シンボルツリーに限らず、庭の植栽で注意してほしいのが、害虫の存在です。

虫は湿気や腐葉土、落ち葉などを好みます。また、必要以上に植物が多くても虫は発生しやすくなります。

好きな木や草花を好きなように植えるのではなく、「こまめに落ち葉の掃除をする時間が取れないようであれば、落葉樹ではなく針葉樹にする」、など、虫が発生しにくいような庭造りをしていくことがおすすめです。

 

オープン外構での失敗

 

「オープン外構」とは、住宅の周囲にフェンスなどを設置しないタイプの外構です。

反対に、外周をフェンスや塀などで覆うタイプの外構を「クローズ外構」と呼びます。

近年、オープン外構の住宅は増えています。

 

オープン外構の魅力は、なんと言っても明るく開放的なところです。また、クローズ外構に比べると、外構費用も押さえることができます。

ですが、オープン外構を選んで後悔しているという方もいます。

 

誰でも敷地内に入ってきてしまう

オープン外構のメリットの一つとして、「防犯」が挙げられることが多いです。

不審者は身を隠せる場所を探し、侵入してくるという考えに基づくものです。

周囲から丸見えとなってしまうオープン外構は、不審者が身を隠す場所がないため侵入しにくいというのです。

 

これは一理あると思いますが、一方で、門や塀がないため、誰でも敷地内に侵入が可能になってしまいます。

  • 近所の子供が遊んでいるときに、家の庭に入ってしまう
  • 敷地と道路の境界にインターフォンがなく、敷地内にインターフォンが設置されているケースも多いため、営業や宗教の勧誘のために敷地内に入る人がいる
  • 不審者が塀を乗り越えることもなく、ドアの前まで来てしまう

といった様々なケースが想定されます。

 

心配事を上げると切りがありませんし、「クローズ外構なら安全」と言うわけでもありません。

人によって許容範囲も異なるため、まずは自分の許容範囲をよく考え、「勧誘目的の人に敷地内に入られたくない」と言うのであれば、インターフォンを道路沿いに付けるなどの工夫をするといいでしょう。

 

車を傷つけられた

オーブン外構ではどうしても道路と敷地の境界が曖昧になります。

そのため、思いがけず敷地内に侵入されてしまうことがあります。具体的には、車を車道の端に寄せようとした場合や、狭い道で正面の家に駐車をしようとした際などが考えられます。

「それくらいなら……」と言う方もいると思いますが、駐車してあった自分の車にぶつけられてしまったという人も。

また、相手が車だけではなく、子どもが遊んでいたボールなどがぶつかって傷がついてしまったという方もいるようです。

 

人の視線が気になる

オープン外構は、基本的に塀やフェンスなどは設置しません。

そのため、「隣との距離が近く、カーテンを開けることができない」、「庭で作業をしているのが丸見え」、「ドアを開けたら、正面の家の人と目があった」というケースが発生します。

 

どれも「気にしない」と言う人もいるでしょうが、気になるという方は、気になる部分のみフェンスを設置する、植栽を植えて視線避けにする、といった対策をしたほうがいいでしょう。

また、思い切ってクローズ外構にしてみてもいいかもしれませんね。

 

まとめ

この記事では、外構工事を行う上での後悔の声を集めてみました。

外構を決めていく際には、家の間取りと同様に、動線や将来設計を基に配置を考える必要があります。

家の設計が終わってからだと、思い通りの外構にできない可能性もあるため、家の最終図面が出来上がる前に、外構の打ち合わせを開始できるようスケジュールするのもポイントです。

せっかく新築の家に建てるのですから、外構工事も後悔しない、満足のできるものになるよう、失敗例を参考に設計をしてみてくださいね。