テラス囲いの後付けにかかる費用と忘れてはいけない固定資産税について

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テラス屋根の前面と側面にユニットを取り付けることで、雨や風を防ぐテラス囲い。

テラス囲いはサンルームよりも設置が手軽なことから、「サンルームを作るまでではないにしろ、簡易的な雨・風除け設備が欲しい!」と考えている人たちから人気を集めています。

天候を気にせず洗濯物が干せる、外からの視線を遮ることができる、サンルームよりもリーズナブルに施工できる…など、テラス囲いを取り付けるメリットはたくさんあります。

そんなテラス囲いを検討するにあたり、費用はどの程度かかるのか、どんな商品があるのか、固定資産税への影響は?など、いくつか疑問が出てくるでしょう。

今回は、そんな疑問をまとめて解決していきたいと思います!

テラス囲いの後付け費用やおすすめ商品、固定資産税への影響について知りたいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

テラス囲いの価格とラインアップ

テラス囲いを検討するにあたり、まず知っておきたいのが「どのような商品があるのか」「どれくらいの価格なのか」ではないでしょうか。

ここでは、大手メーカーから発売されているおすすめのテラス囲いの特徴と価格、工事費用についてご紹介していきたいと思います。

人気のテラス囲いをチェックするとともに、テラス囲いを設置する際にかかる費用の相場を掴みましょう。(※価格はいずれもカタログ価格)

YKK APのテラス囲いラインナップ価格・工事費用

ソラリア


参照元:テラス囲い・バルコニー囲い | ソラリア | YKK AP株式会社

商品概要

洗濯物干し場や、家庭菜園スペースとして使えるソラリア。

暮らしのスタイルに合わせて、幅広い用途で利用することができます。材質はアルミだけでなく、木調タイプも選択可能。

ソファやテーブルを置いて、アウトドアリビングとして使うのもGOOD!

通常のテラス囲いはもちろん、部分囲いタイプを選べばテラスでのバーベキューや花火なども可能に。

開口方法や窓の枚数など、お好みに合わせて選択することができます。

  • 価格 487,100円
  • 工事費用 98,000円
ソラリアのおすすめポイント

アルミ製でシンプルなテラス囲いが多い中、ソラリアの木調タイプのテラス囲いはひときわ目を引きます。

機能性だけでなくおしゃれさも重視したいという方におすすめです!

アウタールーフ

参照元:正面デザインパネル付き屋根 アウタールーフ

商品概要

テラスや勝手口の前面を有効活用したい方におすすめのアウタールーフ。

正面のデザインパネルは、通常のガラスに加え、すりガラスやルーバー、格子タイプなどからも選択可能です。

すぐ隣に他の家がある、人通りの多い道に面している…など、周りの目線が気になる場合は、このアウタールーフを取り付けることで快適さがアップするでしょう。

目隠しをしつつ、外の光や風はしっかりと取り入れられるため、閉塞感もありません。

近隣の目が気になってあまりカーテンを開けられない…というお宅にもおすすめです。

  • 価格 286,100円(格子タイプ)
  • 工事費用 55,000円
アウタールーフのおすすめポイント

テラスや勝手口前の隙間スペースを上手に利用できます。

外の景色を楽しみたい方はガラス、目隠しをしたい方は格子やすりガラス、植物のツタを這わせたい方はエスパリアパネル…など、目的に応じて選び分けられるバリエーションの豊富さも魅力です。

LIXILのテラス囲いラインナップ価格・工事費用

サニージュ


参照元:LIXIL | ガーデンスペース | サニージュ

商品概要

効率よく風を取り込む独自の開口仕様により、換気効率が大幅にアップ。

気候や時間に関わらず、洗濯物が乾きやすくなる仕組みになっています。

また、UVカット機能により明るさと遮熱が同時に実現できるのもサニージュの特徴です。

オプションで選択すれば、汚れを防ぐ効果の高い材質への変更も可能!

さらに、サニージュの壁には、ペットやタバコの匂いなどを吸着&脱臭するエコカットプラス機能も搭載。

ご自宅のテラスが、今よりももっと快適な環境に生まれ変わります。

  • 価格 471,900円
  • 工事費用 88,000円
サニージュのおすすめポイント

クランクハンドルの操作で物干し竿が上下に稼働します。目線の高さに応じて調節できるため、洗濯物を干す際も楽チンです。

また、テラスの形状に応じて商品の選択ができるのも嬉しいポイント。

床納まり、土間納まり、パネルの種類…など、ご自宅にぴったりのテラス囲いを見つけましょう。

スピーネストックヤード


参照元:LIXIL | ガーデンスペース | スピーネストックヤード

商品概要

テラス囲いとは少し用途が異なりますが、テラスに限らず「洗濯物干し場」や「物置き場」が欲しいという方には、勝手口につなげて設置するスピーネストックヤードがおすすめです。

正面・側面ユニットはすりガラスになっているため、外部からの目隠しにぴったり。天候や人目を気にせずに、洗濯物を干すことができます。

ガーデニング用品やレジャー用品、自転車などを収納しておく多目的スペースとしても利用が可能です。

独立式の物置きと違って勝手口と直結のため、物の出し入れもスムーズです。

  • 価格 419,500円
  • 工事費用 54,430円
スピーネストックヤードのおすすめポイント

物置、洗濯物干し場、ゴミ置き場、ペットの洗い場…など、様々な用途で使うことができます。

すりガラス製のため、見せるというより隠す収納がしたいという方におすすめです。

囲い上手

参照元:テラスシリーズ |

商品概要

パーツごとの販売で、立地に応じて対応できる自由度の高いテラス囲い。

波板の色は、内部が見えにくいブラウンスモークマット・グレースモークマットの2種類から選ぶことができます。

部材のシンプル化と専用部材の用意によって、スピーディーな施工が実現可能になりました。

  • 価格、工事費用 部材販売のため問い合わせ
囲い上手のおすすめポイント

パーツを自分で選べる、自由度の高さが魅力。

「自宅のテラスにぴったり合うようなテラス囲いを作りたい」「デザインはあまり気にせず、シンプルさや機能性を重視したい」…という方におすすめです。

テラス囲いと固定資産税


固定資産税とは、土地や建物にかかる税金のことです。

増築などにより固定資産税が変化することはありますが、テラス囲いの場合は?と気になってしまいますよね。

テラス囲いによって収める税金が変わるのかどうか、導入前にチェックしておきましょう。

テラス囲いは固定資産税の対象になる?

テラス囲いに限らず、エクステリアに分類される設備は、土木でも建築でもないいわば「グレーゾーン」です。

よって、テラス囲いが固定資産税の対象になるかどうかというのは「お住いの市町村の固定資産税担当課」の判断による…というのが結論です。

気になる場合は、カタログや住宅の図面を持参した上で市町村の固定資産税担当課に直接確認してみることをおすすめします。

もしテラス囲いが「風雨や外気から遮断された一定の空間」と見なされれば固定資産税の対象になりますが、見なされなければ対象外となります。

税額にどのくらいの影響を及ぼすかは、設置したテラス囲いの大きさや材質にもよりますので、やはり担当者に確認してみるのが一番正確かつ手っ取り早いでしょう。

固定資産税に見る、サンルームとテラス囲いの違い

テラス囲いは固定資産税的にはグレーゾーンで、判断が難しいということをお伝えしてきました。

ちなみに、テラス囲いと似た機能をもつサンルームの場合はどうなのかも気になりませんか?

サンルームは基礎からの工事が必要で、その気密性や防水性の高さから建物の一部として見なされます。

増築扱いとなるため、サンルームには固定資産税が必ずかかることになります。

少しでも節約をしたいと考えている人にとって、確実に固定資産税のかかるサンルームはややハードルが高く感じられるかもしれません。

テラス囲いが固定資産税の対象になるか否かはお住いの市町村によりますが、この税金も検討のポイントとして覚えておくと良いでしょう。

まとめ

テラス囲いの後付けにかかる費用と、テラス囲いの設置による固定資産税への影響についてお伝えしてきました。

今回ご紹介したテラス囲い製品の価格はあくまでもメーカーのカタログ価格であり、取り扱い業社によっては割引などで数十万円安くなることもあります。

実際に導入する際は、複数の業者に見積もりを依頼して比較をしてみると良いでしょう。

固定資産税の対象になるかどうかは、テラス囲いの仕様やお住いの市町村の判断次第なので、導入前にしっかり確認することをおすすめします。

目隠しや物干し場所、物置スペースなど、様々な用途に利用できるテラス囲い。

サンルームを作るほどではないけれど、テラス周辺をもっと充実させたい!という方は、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。