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新築のキッチンゴミ箱(置き場)問題…事前に考えないと毎日の家事がストレスですよ!

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キッチンのゴミ箱の置き場は、キッチンの設計を行う上で重要なポイントです。

ですが、シンクやコンロ、カップボードなどのデザインやレイアウトについては考えていても、キッチンの置き場まで考えていなかった、なんてことはありませんか?

ゴミ箱は毎日使うものですし、案外場所を取ります。

更には捨てたものによっては臭いが発生したり、インテリアにあうものがなかったりと、様々な問題に頭を悩ませることが多いです。

実際に、今、頭を悩ませてしまっているという方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたは必見! 使いやすいキッチンを実現させるために、キッチンのゴミ置き場を考えるうえで重要なポイントや、実際に置く場所のアイデアをご紹介します。

キッチンのゴミ置き場を考える際に大事な4つのポイント

実際にキッチンのゴミ箱をどこに置くか考えていく上で、どのようなポイントが重要になってくるのか、4つのポイントを紹介します。

キッチンのレイアウトを考える前に、ぜひチェックしてみてくださいね。

ゴミの分別方法・収集日をチェック

まず確認したいのがごみの分別方法と収集日。

例えば、可燃ごみにプラスチックは含まれるのか、それとも別か、缶と瓶は分けて収集するのか、といった収集の種類から、ゴミ箱の個数の検討ができます。

新築の家を建てる予定の自治体が、現在の居住地の自治体と異なる場合は、役所に問い合わせてみましょう。

現在はホームページに掲載されている自治体も多いですが、ホームページに掲載されていない場合は窓口に直接行く必要があるケースもあります。

面倒に思うかもしれませんが、今後、長い付き合いとなるキッチンの利便性を上げるために、手間を惜しまないようにしましょう。

いま出ているゴミの量をチェック

現在、マンションなどで24時間ごみを出し放題、と言う人が特に注意したいのがこのポイント。

1週間にどれくらいの量のゴミが出ているのか、確認をしてみましょう。

その際に、事前に調べた収集の種類と収集日、そして現在出ているゴミの量から、必要なゴミ箱の収容量が分かります。

尚、ゴミ箱の収容スペースを確保する際は、余裕を持てるようにしましょう。

ゴミ箱の種類を考えよう

必要なゴミ箱の個数と収容量が分かったら、次に考えたいのがゴミ箱の種類です。

においの気になる生ごみは、密閉率の高いゴミ箱を使用したいなど、漠然とした希望はあるでしょうが、できるだけ具体的に考えていくのがポイント。

燃えるごみは料理をして両手がふさがっていたり、汚れたりしていても開けられるよう、ワンタッチで開閉できるゴミ箱。

瓶などの頻繁に出ないゴミは、食器棚と冷蔵庫の隙間など、ちょっとしたデッドスペースを利用しておくことのできるスリムタイプのゴミ箱を使ってもいいでしょう。

他にも、上に積み上げることのできるタイプのゴミ箱など、様々なゴミ箱の種類があります。

実際にゴミ箱を置くためのスペースが、キッチンでどの程度必要になってくるか分かるかと思います。

キッチンで管理するゴミと外で管理するゴミを分けて考えよう

キッチンに勝手口はつける予定でしょうか?また、庭などの屋外にゴミを管理できるスペースはありますか?

場所を取るものや、外に置いていても問題のないものはキッチンにずっと置いておくのではなく、外で管理することも考えていいでしょう。

キッチンのスペースは限られています。全てのゴミをキッチンで管理しようと思うと多くのスペースが必要になってしまいます。

キッチンはあくまで一時管理場所として、ある程度溜まったら思い切って外に出してみましょう。

その際は、隣人の方とのトラブルにならないよう、耐久性や密閉性の高い頑丈なゴミ箱を使用するよう気を付けてくださいね。

キッチンのゴミ箱はどこに置くべき?

どれくらいの量のゴミをどのようなゴミ箱で管理するか、おおよそ見当がついてきたところで、実際にゴミ箱をどこに置くか考えていきましょう。

ゴミ箱の置き場所を考える際は、「ゴミ箱を隠したい」のか、「見せたい」のか、といった点にも注目していくといいでしょう。

また、これから6つの置き場所をご紹介しますが、一つに絞る必要はありません。様々な収納を併用して、使いやすいキッチンを目指しましょう!

カップボードに収納

まずはカップボードに収納する方法です。

大きく分けて、備え付けのタイプと、空きスペースを利用するタイプの二種類があります。

備え付けタイプで収納

システムキッチンの場合、カップボードに食器棚、家電収納タイプなどを選択することができます。

その中に、下部分に備え付けのゴミ箱がセットされているタイプがあることも多いでしょう。

備え付けのゴミ箱は、底にキャスターがついており、必要な時にだけ引き出して使用することができます。

完全にしまうと、ゴミ箱ではなくカップボードの引き出しのように見えるため、統一感もありスッキリとした印象になります。

ゴミ箱を完全に隠したいという方にはおすすめです。一方で、ゴミ箱のサイズや種類を選ぶことができない、といった欠点があります。

空きスペースに収納

備え付けではないけれど、ゴミ箱の置くことのできるスペースのあるカップボードもあります。

備え付けの場合と違い、扉がないため隠すことはできませんが、引き出す手間がなくなり使い勝手はいいです。

また、備え付けの場合とは異なり、好みのゴミ箱を置くことができます。

カップボードの色やデザインと合うものを選び、きれいに並べておけば、隠れていなくても清潔感を保つことができます。

ただ、注意したいのが高さです。上蓋のタイプのものを選ぶ際はキャスター付きのものにして引き出して使うことも検討しましょう。

シンク下にすっぽり収納

カップボードに備え付けをするのではなく、シンク下にゴミ箱を収納するという方法もあります。

特にシステムキッチンなどで、大きな引き出しがある場合にはおすすめの方法です。

備え付けの場合、あらかじめ決まったゴミ箱を使用することになりますが、シンクの下を利用した場合は自分の好きなゴミ箱を使用することができるメリットがあります。

その一方で、ピッタリのサイズがないと悩まされる可能性もあります。

シンク下で最も利用がしやすいのは、引き出しタイプのシステムキッチンです。カップボードへの備え付けと似たような使い勝手を実現できます。

引き出しではなく扉タイプの場合は使い勝手が悪くなってしまいますので、シンク下への収納を検討している場合は、シンク下が引き出しタイプになっているシステムキッチンを選ぶことをお勧めします。

他にも、特注でシンクの下をオープンにすることができる場合もあります。扉の開け閉めの手間がなくなるので、快適です。

シンク横にスッキリ並べて

ゴミの分別の種類が多い、収容量が多い場合などにおすすめしたいのが、シンク横へのダストステーションの設置です。

上下にゴミ箱を設置したり、横に並べたり、ゴミの分別の種類に合わせてゴミ箱の個数を調整し、オリジナルのダストステーションを作りましょう。

シンク周りが最もゴミが出る場所ですので、他に広いスペースがあっても、できればシンクの周辺にゴミ箱があると便利です。

対面型キッチンでシンクの横にダストステーションの設置を行う場合は、必ずキッチンの設計の際に建築士の方に伝えましょう。

対面型キッチンの場合、シンクの横は、通路になっています。十分なスペースがないと、通りにくくなってしまい、利便性が損なわれる可能性があります。

また、人の目につきやすい場所にもなるため、デザインにも気を配りたいですね。

隙間を利用して収納

カップボードと冷蔵庫の隙間、シンクと冷蔵の隙間などのわずかな隙間や、通路脇の壁などを利用してスリムタイプのゴミ箱を設置するのもいいでしょう。

20センチほどのスペースがあれば、意外にも多くのゴミ箱を選ぶことができます。分別可能なタイプもあるため、分別の種類が多い場合も便利でしょう。

便利なスリムタイプですが、注意点は収容量がどうしても少なくなってしまうということ。

あまり出ない種類のゴミを捨てるか、もしくは頻繁にまとめる必要があります。

生ゴミは高機能なミニゴミ箱を卓上で

悪臭の発生源ともなる生ゴミの管理は特に頭を悩ませがちですよね。

分別の種類は可燃ごみに分類されることが多いと思いますが、可燃ごみと一緒にすると臭いを防ぐのが難しくなることも。

そんな時は、シンクの上などで小さいサイズのゴミ箱を使用しましょう。

パッキンなどを利用してしっかりと密封してくれるものや、濡れた手で触らずに済むよう自動で開閉してくれるものなど、高機能なゴミ箱がたくさんあります。

三角コーナーが不要になり、シンクがスッキリとしますよ。

まとめ

キッチンのゴミ箱の置き場を無計画なまま家を建ててしまうと、思いがけないストレスになることもあります。逆に小さな工夫でストレスを減らし、暮らしやすくなる部分でもあります。

まずは新築の家を建てる予定の自治体のゴミの収集日、分別方法をチェックし、どのようにゴミを分別していくか考えてみましょう。

次に、実際にゴミ箱を置く場所を検討しましょう。ゴミが出やすい場所の近くや、よく通る場所などに置くと便利です。

迷った際は担当の建築士の方と相談し、自分たちにとって一番使いやすいキッチンになるようなレイアウトを考えて行けるといいですね♪

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