風通しが良くなる、虫の侵入を防ぐ、外からの目隠しになる…といった様々なメリットがある玄関網戸。
玄関網戸を検討するにあたり、「自作は可能なの?」「市販ならどんな商品があるのかな?」と気になることが出てきますよね。
そこで今回は、具体的な玄関網戸の後付けアイディアをご紹介していきたいと思います。
自作の方法、市販の商品、業者に取り付けを依頼したらいくらくらいかかるのか…詳しくお伝えしていきます。
玄関網戸の種類やそれぞれの特徴を知って、あなたのおうちにぴったりの玄関網戸を選びましょう!
費用を抑えたい方は玄関網戸の自作がおすすめ
なるべく費用を抑えたいという方には、玄関網戸のDIYがおすすめです。
手順と必要な材料さえ把握できていれば、それほど難しい作業ではありません。
さて、玄関網戸を自作するには、どんな材料が必要で、どのような方法で作るのでしょうか。
玄関網戸のDIY例を、簡単にご紹介します。
- 玄関と同じ大きさのDIY用ラティス(ガーデニングなどにも使われる木製の柵)に網戸用の網を張る。
- 木材を組み合わせて木枠を組み、L字型金具で固定。出来上がった木枠に網戸用の網を貼り付ける。
- ディアウォールで支柱を立て、開閉しやすい中折れドアを作成。薄手の網戸の上にのれんをかけて、目隠しに。
- 木材を組み合わせフレームを作成。網戸部分はL字金具とT字金具を使って、扉の半分サイズのものを2つ用意。2つの網戸の境目とフレーム部分を丁番で固定し、開閉が便利な折れ戸式の玄関網戸に。
- 突っ張り棒と網戸用の網を使って、カーテン風の玄関網戸に。脇をマグネットで固定し、虫の侵入を防ぐ。
自作のメリットは、とにかく費用が抑えられること。
市販であれば安いものでも数万円以上はかかる玄関網戸ですが、自作することによって数千円程度で作ることができます。
簡易的なものなら、なんと1,000円以内で作れる場合も…!?
「玄関網戸の自作方法についてもっと知りたい」「安く作れる玄関網戸が気になる」という方は、こちらの詳細へどうぞ!
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防犯面が心配なら「鍵付きの玄関網戸」がおすすめ
玄関網戸をつける際、「防犯面は大丈夫なの?」と不安に感じる方も多いかと思います。
通常の網戸のように室内が透けて見える状態だと、ご近所さんや通りすがりの人の目も気になりますよね。
そんな方におすすめなのが、鍵付きのルーバー式玄関網戸。
ルーバー式網戸とは、通常の網戸に加えて金属製の羽板がついている玄関網戸のことです。
鍵をかけることができる上に、通常の玄関網戸よりも室内が見えにくくなっているので、防犯面でも安心です。
また、羽板の角度を変えることで風量や光量が調整できるというメリットも。
気温や日差しに応じて羽板の角度調節することで、エアコンなしでも室内の温度を快適に保つことができるでしょう。
シルバーやブロンズ、ホワイト…といった様々な色のタイプがあり、見た目にもオシャレなので、玄関の外観を損なう心配もありません。
ルーバー式網戸についてもっと知りたい!という方は、こちらの詳細へどうぞ!
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YKK AP玄関網戸の商品ラインアップをチェック
YKKAPから販売されている3種類の玄関網戸をご紹介します。
それぞれの特徴をチェックして、自宅の玄関にはどの玄関網戸が一番合うのか、イメージしてみてくださいね。
横引きロール網戸 フラットタイプ XMD
参照元:横引きロール網戸 フラットタイプ XMD | YKK AP株式会社
ネットを巻き込んで収納する、横引きロール構造の玄関網戸です。ネットには折り目やワイヤーなどがないため、眺望も良好。
網戸本体は簡単に取り外すことができ、お掃除も簡単です。(水洗い不可)
YKKAPならではの防虫構造で、網戸の上下からの虫の侵入を防ぎます。下レールは高さ3mmのバリアフリー構造。
横引き収納網戸 フラットタイプ XMA
参照元:横引き収納網戸 フラットタイプ XMA | YKK AP株式会社
ネットにプリーツ加工が施されている横引き収納タイプの玄関網戸。収納のしやすさとデザイン性の高さがポイントです。
スライドレールからのネットはずれ防止に、上下端部にはフックが。下レールは高さ3mmのバリアフリー構造です。
片引きタイプと両引きタイプの2種類があるので、玄関の種類や大きさに合わせてお選びいただけます。
中折網戸 NHM型
開閉にスペースを取らない中折れタイプで収納できる玄関網戸。取り付け取り外しはドライバー1本で可能です。
玄関の素材を問わず、どのメーカーのドアや引戸にも隙間なく取り付けられます。スライド式ロックがついているので、防犯面でも安心!
一般タイプと格子タイプの2種類からお選びいただけます。
業者の玄関網戸取り付けの価格はどれくらい?
「DIYはちょっと不安」「一部のズレもなく綺麗に取り付けたい」という方には、業者への依頼がおすすめです。
取り付けをお願いする場合は、リフォーム会社や玄関網戸の販売店にお願いするのが一般的。
複数の業者に見積もりをとり、料金を比較してみると良いでしょう。
玄関網戸の購入後に「サイズが合わない!」と焦ることのないように、採寸からやってくれる業者を探すのもおすすめです。
業者に玄関網戸の取り付けを依頼するときの工事費用は、約15,000円~20,000円ほど。
業者やお住まいの地域によっては、別途出張費や交通費がかかる可能性もありますので、依頼をする前にしっかりチェックしておきましょう。
工事は1~2時間程度で終わります。
ルーバー式網戸などはしっかりしたつくりで重さもあるので、女性やお年寄りだけのご家庭は業者にお願いした方が安全かもしれません。
取り付け後に何か問題があったとき、すぐに見に来てもらえるような近隣の業者や、アフターサービスがしっかりしている業者を選ぶとなお良いでしょう。
まとめ
自作網戸、ルーバー式網戸、YKKAPの玄関網戸…とおすすめの玄関網戸をご紹介してきました。気になる玄関網戸は見つかったでしょうか。
玄関網戸の後付けを検討するにあたり、「どんな網戸をとりつけるのか」「どうやって取り付けるのか」悩むところだと思います。
自作にも市販の商品にもそれぞれの良さがあるので、ぜひじっくりと考えてみてください
。
「まだ玄関網戸の導入を迷っている…」という方には、一度DIYで簡易的な玄関網戸を取り付けて、効果を実感してみるのがおすすめです。
生活の中で「やっぱり玄関網戸があると便利だ」と思ったら、再度DIYで本格的な玄関網戸を自作するも良し、鍵付き&丈夫な市販のものを購入するも良し。
今回ご紹介した玄関網戸のそれぞれの特徴やメリットを参考に、ご自宅に最適な玄関網戸はどのタイプなのか、検討してみてくださいね。