新築の外構工事!目隠しフェンスの種類・選び方や高さはこうして決めると失敗しない

新築の家を建て、住んでみると、思ったよりも通行人の方やご近所の方の視線が気になるものです。

せっかくの新しい家、人の視線を気にすることなく、ゆったりと過ごしたいですよね。

そんな時に取り入れたいのが、目隠しフェンスです。

フェンスは家の印象を決めるうえでも重要なポイントになってくるので慎重に決めたいですよね。

でも、デザイン性以外にも、機能性も重視したいし、種類も多くてよく分からない……と言う方も多いのでは?

この記事では、目隠しフェンスの種類や、代表的なメーカー選ぶ際のポイントをお伝えします。

目隠しフェンスを付けたいけれど、どんな種類があって、どのように選べばいいのか分からない、と言う方はぜひチェックしてみてくださいね!

目隠しフェンスの種類

目隠しフェンスには大きく7つの種類があります。素材で分けた場合、天然の木などを利用した

  • ウッドフェンス
  • 生垣・竹垣フェンス と、、
  • アルミ製フェンス
  • 樹脂製フェンス

の4種類があります。

また、製造方法や形状などから

  • 和風・竹垣フェンス
  • 鋳物フェンス
  • スクリーンフェンス

という3種類にわけることができます。

次からの項目でそれぞれ詳しく紹介していきます。

ウッドフェンス

天然木を使用したウッドフェンスは、柔らかな印象が人気のフェンスです。

美しい木目や自然の風合いがあり、庭の植物ともよくなじみます。

和風から洋風の住宅まで、どのような住宅にも対応できるフェンスです。

また、ウッドデッキに設置する場合は、同じ木彫とすると統一感がアップします。

天然木を使用したウッドフェンスには、ソフトウッドとハードウッドの二種類があります。

針葉樹の素材はソフトウッドと呼ばれ、その名の通り柔らかく軽いため、加工が容易です。
そのため、様々なデザインに対応可能な一方、衝撃に弱く壊れやすいという欠点があります。

ハードウッドは、広葉樹を使用しており、硬くて頑丈ですが、加工しにくいため、デザインが限られてしまうという難点があります。

いずれの場合も、経年変化で腐食や変色が起こります。また、メンテナンスとして防腐剤を塗布する必要がある場合もあります。

生垣・竹垣フェンス

家の周囲の境界を仕切るため、植栽や竹でできた壁を垣根と言います。

垣根の中には植物を並べて作った生垣と、竹を編んで作った竹垣があります。

生垣は緑のあふれる景観を作ることができ、家の外からの景観だけでなく、庭から見た景観も、コンクリートや金属製のフェンスよりも優れています。

特に、庭の植物との調和がとりやすくなるほか、季節を感じやすくなるというメリットがあります。

生垣の場合、季節を感じることができる一方で、落ち葉の掃除や選定と言ったメンテナンスが必要になります。

また、メンテナンスを怠ると、予想以上に成長し、枝の侵入などで近隣の住民の方とトラブルになる可能性があります。

竹垣の場合も、風合いや香り、手触りなどを楽しめる一方で、防腐剤の塗布などメンテナンスが必要となり、数年に一度、新調する必要があります。

アルミ製フェンス

アルミ製フェンスは、シンプルで軽く、耐久性も高いアルミ材で作られたフェンスです。

アルミはメジャーなフェンスの素材で、多くの住宅で使用されています。

横ライン、縦ライン、ラティス格子などバリエーションも豊富で、エクステリアの好みに合わせてデザインを選ぶことができます。

アルミと言うとメタリックな色合いのイメージが強い方もいるかもしれませんが、ブラックやブラウンと言った落ち着いたカラーバリエーションも多く用意されています。

直線のラインが美しいアルミ製のフェンスですが、一枚板のフェンスですと、まっすぐにしか建てることができません。

そのため、外構デザインが直線的になってしまうという欠点があります。

シャープなイメージが強いため、洋風の住宅に向いています。

鋳物フェンス

金属を溶かし、鋳型と呼ばれる型に流し込んで作られた鋳物フェンス。

重厚な質感が特徴で、植栽と調和するタイプが多いです。曲線や、モチーフなど、デザイン性に富んでいるものが多いです。

最近では和風のデザインも出てきていますが、やはり、洋風の家のほうがイメージに合うケースが多いです。

色は黒が多く、サイズは他のフェンスと比較すると小さいものが多くなっています。

高さを出したい場合や、フェンスのみで人の視線を完全に遮りたいと考えている場合は向きません。

スクリーンフェンス

参照元:ルシアス シリーズ スクリーンフェンス – YKK AP株式会社

スクリーンフェンスは目隠し用のフェンスの中でも、プライバシー空間を守る機能を高めたものです。

外部からの視線を遮るために十分な高さをもっているものが多いです。

プライバシー空間を完全に確保したい、と言う方にはおすすめのフェンスです。

その一方で、どうしても格子と格子の隙間が狭くなるため、採光性や通風性が他のフェンスより劣る場合があります。

目隠しフェンスのメーカー

目隠しフェンスのメーカーはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは代表的な三社について紹介します。

LIXIL

LIXILは住宅用設備機器の最大手のメーカーで、トステム、INAX、新日軽、サンウエーブ、TOEXが集まってできた会社です。

トイレやお風呂、キッチンと言った水回り製品、窓、ドア、エクステリアなどの建材製品を開発しています。

LIXILの特徴は、なんと言ってもバリエーションが豊富ということです。

定番の商品から斬新な商品まで幅広くそろっています。また、手掛けている製品が住宅設備全般と幅広いため、全体的な統一感を持たせやすくなっています。

そんなLIXILではどのような商品がおすすめなのでしょうか?

プレスタフェンス

参照元:LIXIL | 門まわり・塀・フェンス | プレスタフェンス

LIXILの定番商品である「プレスタフェンス」。アルミフェンスでできたシンプルでシャープなデザインで、縦型、横型の他、採光タイプも用意されています。

基本的に横型で施工し、一部だけ採光タイプにする、と言った組み合わせを行うことも可能です。

また、傾斜への取り付けも可能となっており、汎用性の高いフェンスです。

コストパフォーマンスも高いことから、人気のシリーズとなっています。

和風竹垣フェンス

参照元:LIXIL | 門まわり・塀・フェンス(ポスト、表札、外構、種類 等)

竹垣風のフェンスの導入を検討されている方におすすめしたいのが、和風竹垣フェンス。

リクシルでは、細美垣、建仁寺垣、御簾垣、金閣寺垣などの7種類の編み方に、10種類のカラーが用意されています。本格的な和風庭園にもピッタリです。

YKK AP

YKKAPは、ジッパーで有名なYKKのグループ会社で、インテリア・エクステリア製品を販売しています。

アルミフェンス・門扉・ゲートがラインナップされているシリーズを取り揃えており、統一感のある外観にすることが可能です。

ベーシックなアルミフェンスのバリエーションが豊富で、木目調のフェンスにも力を入れています。

そんなYKK APでおすすめのフェンスについてご紹介します。

リレーリア

参照元:リレーリア シリーズ リレーリア フェンス | YKK AP株式会社

プライバシー空間を実現したい方におすすめなのが「リレーリア」シリーズ。

高級感と風格のあるデザインとなっています。

リレーリアには「リウッド化粧フェンス」という再生木と樹脂の混ざったリウッドで化粧されたバリエーションがあり、木目調のアルミフェンスにはない風情を醸し出すことができます。

高級感のあるフェンスを探している方におすすめです。

ルシアス

参照元:シンプレオ シリーズ フェンス | YKK AP株式会社

樹脂パネルのフェンスシリーズ「ルシアス」。4種類の木調カラーと、2種類のアルミカラーがあります。

デザインも豊富で、縦・横の他に格子の幅の狭い細横格子と幅の広い横板格子を組み合わせたデザインもあります。

細横格子と横板格子の色をそれぞれ指定でき、アルミカラーと木調カラーといった趣の異なる二種類を組み合わせることも可能です。

他にも半透明の樹脂パネルがあり、目隠しをしながら採光もしたいという方に人気です。

三協アルミ

三協アルミはエクステリアや住宅建材を販売するメーカーです。その名に「アルミ」を冠しているとおり、アルミ製品に強く、LIXIL、YKK APと並んで、三大アルミサッシメーカーの一つと言われています。

アルミ製品に強い三協アルミですが、アルミ製のフェンスの他に、樹脂製のフェンスも扱っております。

そんな三協アルミではどのようなフェンスがおすすめなのでしょうか。

ビアンソード


立体構造による重厚で美しいデザインが魅力的な「ビアンソード」。

鋳物フェンスならではの個性的で高級感のあふれる雰囲気を演出してくれます。

また、先端が、矢のように鋭いデザインとなっていることにより、柵を乗り越える精神的な負荷が上がり、防犯効果も期待できます。

スポットグレーとミストグレーの二色を展開しています。

ニューアイシャノン

参照元:施工例|形材フェンス ニューアイシャノン|三協アルミ

縦格子のアルミフェンス「ニューアイシャノン」。

ほどよい目隠し効果がありながらも、通風性にも優れています。アーバングレー、ダークブロンズ、ブラック、ブロンズの4種類のカラーバリエーションがあります。

アルミ製フェンスは洋風の家にあうものが多いですが、このニューアイシャノンは和風のデザインの庭や、建物にもよく合います。

また、笠木を付けることにより、和風情緒が一段と高まるため、和風の家や庭にあうアルミ製フェンスを探している方におすすめです。

目隠しに大事な高さの決め方のポイント

せっかく目隠しを設置しても、フェンスの高さを十分に考えていないと視線をカットできない、と言うことになりかねません。

ここでは目隠しフェンスに大事な高さの決め方のポイントをお伝えします。

どこからの視線をカットしたいのか

初めに考えたいのが、「どこにいるとき」に、「どこからの視線」をカットしたいのか、ということです。

例えば、リビングでくつろいでいる姿を隣人から見えないようにしたい、テラスにいるときに道路からの視線を隠したい、など、どのような視線を遮りたいのかが重要です。

目線の高さはどれくらいなのか

どのようなシーンでの視線を遮りたいのかがわかったら、その視線の高さについて考えていきましょう。目線の高さが分かれば、必要となってくる目隠しフェンスの高さもおのずとわかってきます。

目線の高さを考える場合、遮る相手によって視線の高さが違うことにも注意が必要です。大人と子供では50㎝ほど視線の高さが異なります。

大人の目線で目隠しを設置していたら、子どもの視線では丸見えだった……ということがないように気を付けましょう。

また、隠したい場所の土地の高さもまた重要です。隣接した建物や庭からの目線の高さは、道路からの目線の高さと異なる場合もあるので、注意したいですね。

目隠しフェンスの選び方

目隠しフェンスの高さの目安が分かったところで、実際にフェンスを選ぶ際はどのように選ぶのがよいのかを考えていきましょう。

目隠しを設置したい場所から考える

家のどこに目隠しを設置するのか、その場所からフェンスを選んでいく際のポイントについてご紹介します。

道路側の目隠しをしたい

道路からの視線を遮るために目隠しのフェンスを設置する際は、デザイン性も重要になってきます。フェンスのデザインが家の印象を左右するためです。

また、フェンスのデザインが街の景観にもつながります。家のデザインにあい、かつ街並みと調和するようなフェンスを選ぶといいでしょう。

ただ、歩道からの視線を遮ろうと思うと、どうしてもフェンスの高さが高くなってしまいます。高いフェンスは強度の心配があるため、選ぶことのできるデザインや素材が限られてしまうことがあります。

また、あまりにも高いフェンスは威圧感を与えるため、木目調のものにしたり、格子と格子の間に隙間のあるデザインにしたり、工夫をするといいでしょう。

庭の目隠しをしたい

庭の目隠しフェンスは、外からの見た目だけでなく、家の中や庭から周囲を見たときの外観も重要です。

庭と調和しやすいのは、やはりウッドフェンスや生垣です。

とは言っても、ウッドフェンスや生け垣は先程述べた通り、メンテナンスが大変な部分も。

耐久性のあるフェンスにしたい、と言う方は、人工の竹垣フェンスや木目調のフェンスなどがおすすめです。

隣の家との間に目隠しをしたい

隣人からの視線が気になる、と言った場合、家と家の間にフェンスを設置することになります。

多くの場合、道路など外部から見えにくい位置になるかと思いますので、デザイン性はさほど重要になってきません。

ただ、あまりにも高いフェンスや、隙間のないようなデザインのものを選ぶと心証を悪くしかねません。

デザイン性に富む必要はありませんが、圧迫感の少ないタイプのフェンスを選ぶといいでしょう。

素材から選ぶ

フェンスを素材で選ぼうと思った場合、どのようなポイントからフェンスを選んでいけばいいのでしょうか。

強度を重視するのならば「アルミ製」

「なんと言っても強度を重視したい」と言う方には、アルミ製がおすすめです。

目隠しフェンスは視線をカットするため、どうしても高くなりがちです。

フェンスが高くなると、自然と面積が広くなり、その分、自重も大きくなります。そのため、風の影響を受けやすく、強度が必要となってきます。

アルミ製のフェンスは強度もあり、腐食などにも強いため、目隠しフェンスにはよく使用されています。

デザインの種類は樹脂製には劣るものの、様々な種類があります。格子の幅の広さで目隠しや風通しの具合も調整できるため、汎用性も高くおすすめです。

光を取り入れたいのであれば「樹脂製」

目隠しフェンスを設置すると気になるのが採光性。

フェンスが設置されていると、どうしても家の中に差し込む光は遮られがちです。そんな時におすすめしたいのが「樹脂製フェンス」。

樹脂製のフェンスの中には、ポリカーボネートのように半透明の素材があります。

半透明と言うと「目隠しの意味がないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、フェンスの際に立たない限りは問題ありません。
曇りガラスをイメージしていただいてもいいかもしれませんね。

半透明の樹脂製フェンスは、目隠しをしながら、光を取り入れたいというときに非常に便利です。目隠しをしながらも採光性を重視したい方にはおすすめです。

風合いを重視するなら「天然素材」

風合いを重視する場合は、生垣や竹垣などの垣根や、ウッドフェンスがおすすめです。

樹脂製やアルミフェンスにも木調カラーは多数ありますし、人工竹垣も用意されていますが、やはり天然の木や竹の風合いや素材感、風情には敵いません。

また、緑の多い庭にも調和がしやすいです。

メンテナンスの手間はかかりますが、アルミや樹脂製のフェンスにはない風合いや、季節の移り変わりを楽しみたいという方にはおすすめです。

騒音をカットするなら防音フェンス

道路沿いや線路沿い、駐車場に面した住宅に住んでいる方は、人の話し声やエンジン音などの騒音に悩まされている方も多いです。

そんな方におすすめしたいのが、「防音フェンス」です。

防音フェンスとは、一般的に二枚のアルミの間に多孔質樹脂という防音材が配置されたもののことを指します。
中には吸音効果もあるタイプの防音フェンスもあります。

デザイン性は他のフェンスより劣る場合が多いですが、騒音から身を守る、と言うことは日常生活の質を高めるうえで非常に重要なポイントになってきます。

「新築の家が道路に面している」と言う方や、実際に騒音に悩まされている、と言う方は防音機能も付いているフェンスの導入を検討してはいかがでしょうか。

まとめ

目隠しフェンスの種類や、選び方のポイントについてご紹介してきました。

一言に目隠しフェンスと言っても、デザインや素材など多種多様です。

まずは、カットしたい目線の高さを確認し、どのようなフェンスが設置可能なのかをチェックしましょう。

そのうえで、素材や機能性、デザイン性など優先順位をつけてフェンスを絞り込んでいくのがおすすめです。

今回紹介した以外にもたくさんのフェンスがあります。新築の家にピッタリな目隠しフェンスを探していきましょう!