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コスパの良さは?高品質?太陽光発電おすすめメーカー7選

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太陽光発電システムは、電気代が節約できることや売電収入が得られるなどで注目されていますが、実際のところ、どのくらいお得なのか?疑問も多いかと思います。
また、太陽光発電システムを導入する際は、どのメーカーの製品を選んだら良いか悩むところですね。

そこで、本記事では、太陽光発電システムを導入する際のコストと、コスパの良い製品メーカーと高品質の製品メーカーについて厳選して解説していきます。

太陽光発電導入時にかかるコスト

まずはじめに、太陽光発電の導入費用についてご解説します。
導入費用は、おもに以下の設備一式+施工費になります。

・太陽光パネル
・架台
・パワーコンディショナー
・必要に応じて蓄電器

太陽光パネル

太陽光パネルの費用相場は、1kW17.1万円です。一般家庭用に必要な容量3〜5kWとして、だいたい51.3万〜85.5万円がかかる計算です。

架台

架台の費用相場は、1kW2.1万円です。一般家庭用に必要な容量3〜5kWの太陽光発電の場合、だいたい6.3万〜10.5万円がかかる計算です。

パワーコンディショナー

パワーコンディショナーの費用相場は、1kW4.2万円です。一般家庭用に必要な容量3〜5kWの太陽光発電の場合、だいたい12.6万〜21万円がかかる計算です。

蓄電池

蓄電池の費用相場は、蓄電容量1kWhあたり平均13.7万円です。
5kWh未満は平均15万円/kWh、5〜10kWh未満は平均14万円/kWh、10kWh以上は平均13万円となっています。容量小さめの5kWh未満で、本体価格は大体75万円、大容量10kWhで130万円ぐらいになります。

太陽光発電パネルのメーカー

太陽光発電パネルを選ぶ場合、コスパ重視か?または費用効果のある高品質の製品を選ぶか?目的によって選択する製品は変わってきます。
では、それぞれの目的別に合った太陽光発電パネルのメーカーについて解説していきます。

太陽光発電パネルの選び方は、以下のポイントで確認しましょう。

・耐久性:自宅の屋根に適切な設備で、重量など設置環境に対応できるか確認する
・1 kW単価:各メーカーの太陽光パネルについてkW単価を比較して費用を考える
・変換効率:一枚あたりの変換効率が高いパネルは発電量が多くなるので確認する
・保証期間:長く使用するためメーカー保証を確認する

コスパの良い太陽光発電パネルのメーカー3選

低価格でも比較的に発電効率の高いコスパの良い製品を選ぶように、メーカーの知名度に捕らわれず、ご自宅に必要な設備を選ぶことをおすすめいたします。

コスパの良い太陽光発電パネル

・ソーラーフロンティア
・Qセルズ
・カナディアンソーラー

ソーラーフロンティア:ソーラーフロンティア株式会社

おすすめポイント!発電量が高いCIS太陽電池を利用している

ソーラーフロンティアは、石油元売企業である昭和シェル石油(現・出光興産)の子会社で、太陽光発電業界の中では認知度の高い有名メーカーです。
太陽光発電パネルはシリコン系が主流ですが、ソーラーフロンティアでは、独自開発した高性能のCIS太陽電池を利用した太陽光発電パネルが特徴的です。
CIS太陽電池の魅力は、高い耐熱性、パネルの一部分が影に隠れてしまっても発電量に影響しにくいこと、太陽光に当たってから10日〜2週間経過すると、最大出力が5〜10%ほど上昇するという特徴があります。
価格は安めだけれど、一定の発電量は確保しやすいのでコスパの良い製品としておすすめです。

型式:
・SF185-S(出力185W・交換効率15.1%) 価格203,500円
・SF175-S(出力175W・交換効率14.2%) 価格239,800円

Qセルズ:Hanwha Q CELLS Co., Ltd

おすすめポイント!価格が圧倒的に安い

ドイツで創業されたQセルズを韓国のハンファグループが買収した会社で、世界6位の太陽電池メーカーとして有名です。
世界市場で大量生産しているため、太陽光発電パネルを低コストで提供することが可能となっています。
Qセルズの特徴は、革新的なQ.ANTUMテクノロジーにより、気候変動によるさまざまな使用条件に対応できる高い性能と発電効率の良さです。
低価格で性能の良い太陽光発電パネルを選びたい方におすすめです。

型式:
・Q.PEAK-G5.1(出力315W・変換効率18.9 %)価格228,000円
・Q.PEAK-G4.1 (出力300W・変換効率18.0%)価格287,000円

カナディアンソーラー:カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社

おすすめポイント!低価格・高性能、安心の保証つき

カナダで設立された太陽光発電の老舗海外メーカーです。海外に多数の製造工場を運用している巨大太陽光メーカーで、直近の出荷量ランキングでは世界第5位のシェアとなっています。
Qセルズと同じように、低価格で太陽光発電パネルを購入したい方におすすめです。
また、モジュール出力保証25年、モジュール製品保証15年、システム保証15年と保証内容が手厚いので安心して導入することができます。カナディアンソーラーの太陽光発電パネルは、低価格で発電性能が高くコスパの良さがおすすめです。

型式:CS6V-225MM(出力225W・変換効率16.6%)価格295,000

高品質な太陽光発電パネルのメーカー4選

初期費用がかかっても費用効果の高い製品を選びたい方には、後悔しない為にも高品質の太陽光発電パネルがおすすめです。

高品質な太陽光発電パネル

・シャープ
・パナソニック
・長州産業
・京セラ

シャープ:シャープ株式会社(Sharp Corporation)

おすすめポイント!発電効率の高さと豊富なとパネルの種類

シャープは、太陽光発電システムの開発をいち早く始めた国内有名メーカーです。
多くの大手ハウスメーカーに採用されている実績もあり、太陽光発電システムのメーカーとしてトップクラスの信頼性があります。
シャープの製品は、発電量の高い「ブラックソーラー」の使用や、多様な形状の屋根に対応できるパネルなどが特徴的です。
また、蓄電池を後付けできるパワーコンディショナーは、ハイブリッド型蓄電池をリフォームする場合にパワーコンディショナーの入替が不要なので、費用を抑えることが可能です。

型式:
・NQ-256AF(出力250W・変換効率19.6%)価格’341,000円
・NQ-220AE(出力220W・変換効率19.1%)価格335,000円

パナソニック:パナソニック株式会社

おすすめポイント!品質の高い製品と信頼度

パナソニックは、太陽光発電システムを自社工場で生産している国内有名メーカーです。
パナソニック太陽光発電システムでは、特に「HITシリーズ」が人気の製品です。「HITシリーズ」が人気の理由は、発電効率の高くするハイブリットパネルや他社よりも長い製品の無償保証などがあることです。無償で出力保証25年、機器保証15年を提供しています。
また、パナソニックの太陽光発電システムは、発電モニターやパワーコンディショナー、HEMSなども生産・販売しているので、周辺機器との連携はかんたんに運用できるようになります。

型式:
・P252αPlus(出力252W・変換効率19.6%)価格200,000円
・HIT245α(出力245W・変換効率19.1%)価格320,000円

長州産業:長州産業株式会社

おすすめポイント!パネルの発電性能は国内トップクラス

長州産業は、単結晶シリコン系太陽光発電システムの機器の開発・製造を手掛ける国内メーカーです。長州産業の太陽光発電パネルの特徴は、発電時と送電時の電力ロスをより抑えられることや、紫外線を可視光に変換し発電効率をアップさせるなど、従来の製品と比較して性能が高くなっています。また、業界では珍しい雨漏り保証制度があります。施工が原因で雨漏りなどの不具合が生じた際に適用されます。

型式:
・CS-340B81(出力340W・変換効率20.0%)価格175,000円

京セラ:京セラ株式会社(KYOCERA Corporation)

おすすめポイント!複雑な屋根にも対応できる

京セラは、日本初の住宅用太陽光発電システムの販売をスタートした国内メーカーです。
京セラの太陽光発電システムは、京セラ製太陽電池モジュールの高い技術と長期的に信頼のおける製品を提供している実績があります。
人気製品RoofleX®は、大小様々な7種類のパネルから選んでご自宅の屋根に合わせて設計することができます。一番小さいパネルは87Wで、小規模の太陽光発電システムにも対応できます。

型式
・KJ270P-5ETCG(出力270W・交換効率18.5%)価格201,960円
・KJ210P-5ETCG(出力210W・交換効率18.0%)価格157,080円

太陽光発電のメリット・デメリット

太陽光発電システムを導入する前にメリット・デメリットを知ってから、コスパの良い製品を選ぶようにしましょう。

太陽光発電のメリットとは?

太陽光発電のメリット
・電気代が安くなる
・売電収入が増える
・メンテナンス費用が抑えられる
・非常時でも電気を使える
・夏は涼しく冬は暖かくなる
・エコキュートと併用で節約できる
・蓄電池とセットでさらにお得になる

太陽光発電を設置した場合は、電力会社から買う電気の使用量が減る分、電気代が安くなるメリットは大きいでしょう。電気料金は年々上昇していますので、太陽光発電のシステムを利用すれば電気代の節約に繋がります。

太陽光発電を今から導入すれば、将来的にも自家消費型のエコ生活が持続できるようになります。
また、エコキュートと併用して利用したり、蓄電池とセットで運用すれば、さらに太陽光発電を賢く利用することができます。

太陽光発電パネルを設置した後は、屋根下の部屋の温度が夏は涼しく冬は暖かくなる効果が見込めるため、快適さの確保もできるようになります。

太陽光発電は、電気を貯めておく機能はないため、蓄電池を利用すれば、使いたいときに貯めておいた電気を使用することもできます。
蓄電池は、非常時にも活用できるため、例えば停電になってもパワーコンディショナーを自立運転に切り替えると、普段通りに電気を使うことができます。

また、太陽光発電は余剰電力を電力会社へ売ることで収入を得ることができます。
売電収入は、固定価格買取制度にもとづいて10年間の買い取りが可能となっています。買取価格については、制度スタート時より年々下落傾向にありますので、申し込みを検討している方は、買取価格の推移や制度の変更内容などは随時チェックする必要があります。

気になる初期費用やメンテナンス費用などは、太陽光発電を最適に設置して長期的に活用すれば、費用効果も期待できます。

費用効果を出すためには、まずは、購入前に太陽光発電のシュミレーションをすることです。
太陽光発電は、設置条件によって効果が変わるため、より正確なシュミレーションが重要になります。他の家と同じにしても全く条件が違うので、各家庭ごとのデータを集める必要があります。

太陽光発電のデメリットとは?

太陽光発電のデメリット
・正確なシュミレーションをする
・理想的な設置位置を知る
・複数のメーカーを比較して決める
・見積書をよく見る
・工事業者に注意する
・太陽光発電のkW単価を知る
・メンテナンス費用も考えておく

太陽光発電の効果を高めるためには事前のシュミレーションが重要ですが、これを怠ってしまうと、期待通りの効果や節約に繋がらないことになってしまいます。

太陽光発電のシュミレーションでは、理想的な太陽光発電パネルを設置するために、最適な条件を選んで工事を行う必要があります。

設置条件とは、自宅の地域性、屋根の形状、パネル設置する方角などが、太陽の動きや日射量の当たりやすく設計することです。

つまり、自宅の屋根の上に太陽光が当たる時間がどれだけあるか?によって効果が左右されるということです。

ただし、最適な条件で設置したとしても、天候が悪い雨や曇りが続けば、発電効果は低くなります。天候に左右されないためには、太陽光発電を購入する際に一緒に、蓄電池を準備して、併用できるような工夫をすると良いでしょう。

また、太陽光発電を取り入れる場合に気をつけたい点として、工事業者選びがあります。
太陽光発電の専門業者ではない会社に工事を任せてしまうと、不要工事だったり工事費用が相場より高額になったりするケースもあります。

太陽光発電に熟知していない工事業者の場合、正確なシュミレーション通りの工事が期待できないため、せっかく高額な費用をかけたのに、効果がなかったという結果になりかねません。
太陽光発電の工事では、実績がある信頼できる工事業者を選ぶことが必要です。
失敗しない工事業者を選ぶには、メーカー1社ではなく複数社に見積もり依頼して比較検討すると良いでしょう。

まとめ

太陽光発電システムを導入する際に、どんなメーカーの製品を選んだらよいか?解説しました。
太陽光発電システムの初期費用は高額なので、できれば低価格のものを選びたいとなりますが、単に低価格であっても発電効率が悪ければ、コスパの悪い買い物になってしまいます。

太陽光発電システム導入時には、ご自宅の設置条件とコスパを考えて十分納得のいく製品を選ぶようにしていきましょう。

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