新築一戸建てや新築分譲住宅、建売住宅のリビングを効果的に彩るにはアクセントクロスがおススメです。
ここではアクセントクロスの失敗例を紹介しつつキッチンやリビングのアクセントクロスの選び方などをご紹介します。
新築でのアクセントクロスの選び方のポイント
新築一戸建てに憧れを抱いている方は多いと思いますし、今現在新築分譲住宅や建売住宅の購入を検討している方もおられるのではないでしょうか。
夢のマイホームとはよく言ったもので、現在でもマイホームを建てることを人生の目標として掲げている方は少なくありません。
住宅は生涯に一度の高い買い物ですし、人生の中でもっとも高価な買い物となるケースが多いためマイホームを建てることを目標にしている方は多いですね。
そんな夢のマイホームだからこそリビングにはこだわりたいものですし、アクセントクロスなども効果的に使って素敵なリビングにしたいものですよね。
アクセントクロスとは文字通りアクセントにするためのクロスです。
基本的に住宅のクロスというのは同じ色、柄で統一することが多いですし、日本の住宅においては特にその傾向が強いです。
遊び心のある方の家だと壁ごとにクロスの色を変えたり、柄に変化を加えるということもありますが、日本人は消極的で右に倣えという方が多いためそこまでアグレッシブな方はいません。
そのため、日本の住宅の内装は非常にありきたりでシンプル、どこの家も同じという現象が起きています。
そこで最近注目されているのがアクセントクロスです。
アクセントクロスを使うことでリビングをより華やかな印象に変えることができますし、さまざまなビジュアル効果を得ることもできるでしょう。
アクセントクロスの選び方ですが、柄や色合いはなるべく大胆なものを選ぶことが一つに挙げられます。
中途半端なものを選んでしまうとアクセントになりませんし、結局中途半端な仕上がりになってしまうでしょう。
それでは意味がありませんから、なるべく大胆な色、柄を選んでください。
また、ダイニングとのマッチングなども考えて選ぶ必要があります。
いくら大胆な色や柄を選んだほうがアクセントがつきやすいとは言っても、リビングに直結するダイニングやキッチンとのマッチングが悪いとなると考えものです。
あまりにもミスマッチ過ぎるとアクセントを通り過ぎてセンスがないと思われてしまいますし、このあたりは考えながら選ぶ必要がありますね。
アクセントクロスを効果的に取り入れたいのならクロス選びが非常に重要となりますからここはしっかりと覚えておきましょう。
なるべく大胆な色や柄を選ぶことが第一ですが、ダイニングやキッチンとのマッチングもしっかり考えたうえで選ぶということを忘れないでください。
新築リビングにアクセントクロス
住宅のリビングは家族全員で集まる憩いの場であると同時に、友人や知人を招くこともある大切な空間です。
そのため、リビング作りに成功すれば家造りは成功したと言っても同然、と言われることもあるほどリビングは大切な存在です。
大げさと思われるかもしれませんが、先ほども言ったようにリビングは家族全員で集まるだけでなくいろいろな人を招き入れる部屋でもあります。
家庭訪問にやってきた先生、遊びに来た友人や知人、自動車ディーラーの営業マンなどさまざまな人をリビングで迎えるのですから、リビングにはこだわって当然なのです。
新築だからこそリビングにはこだわるべきですし、そのためにアクセントクロスを活用するのはおススメです。
先ほどの記事でもお伝えしたように現在ではアクセントクロスが注目されていますし、積極的に家造りに採用されています。
あまりにも奇をてらいすぎるとおかしな感じになってしまいますが、アクセントクロスの場合はそれくらいでちょうどいいかもしれません。
しかし、アクセントのためのクロスと言ってもどのような色や柄を選べばいいのか分からない、どんな雰囲気になるのか想像できないという方が多いのも事実だと思います。
白を基調としたリビングに赤っぽいアクセントのクロスを採用することで大人っぽい雰囲気のリビングにすることができます。
高級なホテルのような雰囲気も出すことができるでしょうし、赤っぽい色をチョイスする方は少なくありません。
ちょっと派手すぎるのではないか、と思われる方もおられるでしょうが、実際に施工してみるとそこまで派手さはありません。
もちろん、鮮明な赤だと少々派手すぎてしまいますが、赤と茶色の中間くらいの色ならアダルティな雰囲気のリビングになりますよ。
イエローというのもアリです。
もちろん、どのような雰囲気のリビングにしたいのかによっても変わってきますが、イエローカラーを選択する方は実際にいますから選択肢に加えておくのも悪くないでしょう。
オシャレな家具とのマッチングも抜群ですし、一度頭の中でシミュレーションしてみると良いかもしれません。
ただ、イエローのような色は使い方が難しいのも事実ですから、アクセント用のクロスとはいえ難易度は高いですね。
インテリアコーディネーターと相談しながら進めるのもおススメです。
ほかにも、ピンクやオレンジといった色のクロスをアクセントとして採用することも多いですから参考にしてください。
これはひどい…アクセントクロスの失敗談
効果的に使えば空間をより華やかでオシャレにしてくれるアクセントクロス。
クロスの色や柄を変えるだけで空間を劇的に変化させることができますからコストパフォーマンスにも優れていますし、そこが注目されている理由だと思いますが、必ずしも成功するとは限りません。
人によってはアクセントのつもりでクロスの色を変えて大失敗してしまうという方もいます。
そこで、ここではアクセントクロスの失敗例を二つほどご紹介しますからぜひ参考にしてください。
まず最初にご紹介するのはトイレにアクセントクロスを採用して失敗した例です。
トイレのような狭い空間でアクセントをつける必要はそれほどないような気がしますが、それでも上手く色や柄を変えればトイレをオシャレな空間に変身させることは十分可能でしょう。
しかし、狭いトイレに真っ黒のクロスを使ってしまうというのはNGです。
暗い色合いのクロスは狭い空間には向いていませんし、余計にトイレが狭く感じてしまいます。
どうせ使うのならもっと明るい色にしたほうが良いですし、むしろアクセントをつけようなどと思わず白で統一したほうがまだマシです。
リビングにどピンクのクロスをアクセントとして使うのもどうかと思います。
もちろん、インテリアのトータルで考えなくてはなりませんが、使い方を誤ってしまうとただの怪しい部屋になってしまうという可能性は十分あります。
落ち着いた色合いのピンクならまだしも、卑猥なイメージを持たれてしまうようなピンクだとお客さんも招きにくくなってしまうのではないでしょうか。
まっピンクをアクセントに使っている方もいるかもしれませんが、かなり難易度は高いと言えます。
相当なセンスがないと使いこなせないでしょう。
アクセントにするクロスの色で失敗してしまうことは実際多いですから、慎重にクロスは選んでくださいね。
家は家族全員で暮らす場所ですし、一人ですべて決めてしまうというのも反対です。
家が仕上がってから家族とケンカになってしまう可能性もありますし、アクセントの色を間違ってしまうと子どもが友達を家に呼べないということにもなりかねません。
効果的に使えば素敵な空間を演出することが可能となりますが、失敗してしまうと悲惨なことになりますからそこは覚えておきましょう。
インテリアコーディネーターやハウスメーカー、工務店の担当者とも相談しつつ進めることをおススメします。
過去の事例などを写真で見せてもらうのもいいですね。
キッチンにもアクセントクロス
主婦の方だと毎日のようにキッチンに立つと思いますし、キッチン次第でテンションの上がり具合やモチベーションの高まり方も異なりますよね。
家造りを進めるときでもキッチンなどの水回りに関してはママの意見が採用されることがほとんどですし、最新のシステムキッチンを導入したり、照明にこだわったりとママのさまざまなこだわりが反映されるのが台所です。
そんなキッチンにアクセントクロスを検討しているという方もおられるでしょうが、キッチンにはどのようなアクセントクロスが向いているのでしょうか。
キッチンのアクセントクロスでおススメの柄はレンガ調です。
レンガはキッチンのクロスとしてよく用いられてきたものですし、現在でも住宅リフォームなどでよく採用される柄の一つです。
まるで海外のキッチンのような印象になりますし、オシャレな台所に変身させることも可能ですからレンガ調のクロスは人気がありますが、だからといってキッチンの壁すべてをレンガ調にしてしまうと少々しつこい感じになってしまいます。
そこで、部分的にレンガ調のクロスを使うことで程よいアクセントになるのです。
部分的に使うからこそアクセントクロスですし、見栄えの良いクロスを広範囲にわたって貼ってしまうとしつこくなりすぎます。
レンガ調のようなクロスこそ一部分のアクセントとして使うのが効果的ですし、洋風のオシャレなキッチンに早変わりさせてくれるでしょう。
レンガ調がオシャレだからといってすべての壁に使わず、1m幅くらいをレンガ調に変えてみるとそれだけで随分印象は変わります。
また、白を基調としたキッチンなら一部分に青のような鮮明な色をアクセントとして使うことでキッチンの存在感が随分と変わってくるでしょう。
台所におススメのアクセント用クロスについてお話してきましたが、ダイニングとのマッチングにも注意しなくてはなりません。
リビングのアクセント用クロスの記事でもお話しましたが、アクセント用クロスを利用するときは周りとの整合性は非常に重要です。
選択する色、柄によっては大失敗してしまうことも考えられますから、ダイニングやリビングとのマッチングも考えたうえでキッチンのアクセントを決めましょう。
現在ではレンガ調のクロスでも柄や色合いはまちまちです。
さまざまなクロスがありますから、リビングやダイニングに使うクロスやインテリアのことも考えつつもっともマッチすると思えるクロスをチョイスしてください。
アクセントクロスを効果的に
アクセントクロスを効果的に使うことでマイホームがよりオシャレになりますから、これから新築を建てようとしている方はぜひアクセント用クロスも検討してください。
他の方法で空間の印象を変えるとなるとそれなりのコストがかかってしまうでしょうが、この方法なら一部分のクロスの色や柄を変えるだけでOKですからコストパフォーマンスにも優れています。
だからこそ多くの方がアクセントとしてのクロスに注目していますし、新築を建てるときに採用する方も多いのです。
アクセントとして一部分のクロスの色や柄を変える、というのは最近の主流となりつつありますし、ハウスメーカーや工務店が積極的にアクセントの利用を勧めてくるケースもあります。
しかし、後々リビングやダイニングをどのようなインテリアにしたいかによってアクセントの色も変わってくるでしょうから、ムリに新築時にアクセント用クロスを採用することもないでしょう。
まずはリビングやダイニングを自分好みのインテリアに仕上げて、それから一部分のクロスの色を変える、ということも十分可能です。
ただ、この場合だとリフォームという形になりますし、余計なコストがかかってしまうというデメリットがあります。
既に施工されている壁紙を一度剥がすことになりますし、フローリングなどの養生も必要となるでしょう。
壁紙がキレイに剥がれるとは限りませんし、キレイに剥がれなかった場合には職人に余計な手間が生じてしまいます。
一部分を張り替えるだけ、と言ってもリフォーム工事だとそれなりの手間と費用が掛かってしまうのは覚悟しなくてはなりません。
それなら新築の時に施工したほうが費用面でもいいですよね。
ここまで読み進めていただいた方だとすでに理解されていると思いますが、新築の住宅で効果的にアクセント用クロスを使いたいのならなるべく大胆な色合い、柄を選んでくださいね。
ほかの記事でも既にお伝えした通りですが、中途半端な色を選んでしまうとあまりアクセントにはなりません。
また、アクセント用クロスを貼る位置としてはリビングに向かって正面や右面がおススメです。
このポイントをしっかり押さえておけば効果的にリビングを彩ることができるでしょうし、印象も大きく変えることが可能となるでしょう。
適当に柄や色をチョイスしてしまうと完成してから後悔する羽目になるかもしれませんから、自分ひとりで判断するのではなく周りの意見も聞き入れつつ決めてくださいね。