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カーテンレール取り付け費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを解説

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カーテンレール取り付け費用はいくら?内訳と安く抑えるコツを解説

カーテンレール

新築のカーテンレール取り付け費用は1箇所あたりどのくらい?業者ごとの料金相場や内訳を徹底解説します。ハウスメーカー・ホームセンター・専門業者それぞれの費用比較、安く抑えるためのポイント、DIYで取り付ける方法と注意点など、30~40代の新築戸建てオーナー必見の情報です。

カーテンレール取り付け費用の相場

まず一般的な費用相場を押さえておきましょう。カーテンレールの取り付け工事は、1窓あたり約5,500円~12,000円程度が相場と言われます。これはレール本体価格と取付作業費を合わせた平均的な金額です。ただし、依頼先によって料金体系が異なります。主な依頼先と特徴、相場の目安は以下のとおりです:

  • ホームセンター: 店頭で購入したカーテンやレールの有料取付サービス。基本料金8,000~10,000円程度+1窓あたり1,000~3,000円の追加料金という設定が多い。セット価格で明確ですが、購入品限定で単独依頼不可の場合あり。
  • インテリアショップ(カーテン専門店): ニトリなどでは採寸~取付までパックサービスあり。5,500~12,000円/箇所と幅があります。採寸料が別途かかる場合も。カーテン購入と同時なら安心感は高い。
  • リフォーム会社・工務店: オプション工事として依頼可能。基本料5,000~10,000円+1窓4,000~8,000円など割高傾向。インテリアコーディネート提案込みで、トータルで頼む場合に向く。
  • カーテンレール取付専門業者: インターネットでマッチングできる個人事業者等。7,000~8,000円/箇所が目安。価格競争力は高めで、小規模工事向き。

このように、どこに頼むかで費用に差があります。新築戸建ての場合、ハウスメーカーのオプションで頼むと高額(総額数十万円)になりがちなため、引き渡し後に別途業者へ依頼する方が多いです。

費用の内訳:何にいくらかかる?

カーテンレール取付費用は大きく「材料費(レール代)」と「施工費」に分けられます。材料費としては、レール本体の価格が1mあたり約1,000円前後が一般的です。既製品のシングルレールなら1窓分1,000円程度、ダブルレールなら2,000円程度が目安でしょう。また、装飾レール(デザイン性の高い太い丸棒タイプ)だと1本3,000~5,000円以上するものもあります。フックやリングランナーなど付属品はレールセットに含まれることが多いです。

次に施工費ですが、これは出張費+取付作業費で構成されます。出張費(採寸費)が0~5,000円程度、取付作業費が1窓あたり2,000~3,000円程度が相場です。例えばホームセンターの場合、「基本料金」に相当するのが出張費+1窓分作業費で、そこに窓数追加分がプラスされるイメージです。総額で考えると、窓が多いほど1箇所あたりの平均費用は下がる傾向にあります。4LDKの家で窓10箇所にレールを付けるなら、トータル2万~10万円程度(1箇所あたり2,000~10,000円)と範囲があります。具体的な金額は各家庭の窓数・レール種類・依頼先次第となります。

安く抑えるためのコツ3つ

  1. レール自体の費用を意識する – 装飾性の高いレールは魅力的ですが高価です。見た目にこだわらない部屋はシンプルな機能性レールにする、必要ない場所はシングルレールにするなど、部屋の用途に合わせてランクを使い分けると総額を抑えられます。長持ちする品質も大事ですが、全て最高級品にするとコスト増になるため、優先順位を付けましょう。
  2. 不要な処分費用を省く – 古いレールから交換する場合、既存レールの処分費がかかることがあります。自分で取り外して不燃ゴミに出せば処分費は不要です。新築で初めて付けるなら関係ありませんが、念のため見積もりに処分費が含まれていないか確認しましょう。
  3. 複数社で相見積もり – 価格は業者によって差があります。一社だけで決めず、最低3社は見積もりを取り比較することが大切です。特にインターネットで探せる取付事業者は価格競争力があるため、相見積もりすることで適正価格が見えてきます。最近はミツモアなどのマッチングサイトで簡単に複数見積もり取得できます。

DIYで取り付けはできる?

工具が扱える方であれば、DIYでカーテンレールを取り付けることも可能です。必要な道具は下地センサー(壁内の下地木材を探す機器)、電動ドリル/ドライバー、ネジ・ビス類、メジャー・水平器など。基本的な流れは、壁や天井内の下地を探してブラケット(金具)をネジ留めし、そこにレール本体を取り付けます。

ポイントはしっかり下地に固定すること。石膏ボード部分しかない場所に取り付けると耐荷重が足りず、カーテンの重みで外れてしまう恐れがあります。下地探しには下地センサーを使うか、図面で柱位置を確認すると良いでしょう。

またネジ止めは電動工具を使った方が確実です。DIYのメリットは採寸費や施工費がゼロになることですが、慣れないと数時間かかったり、位置が曲がってやり直し…というリスクもあります。レールがまっすぐ水平に付かないとカーテンの見映えに影響するため、慎重な作業が必要です。初心者の方は、リビングなど目立つ部屋はプロに任せ、納戸や個室などで試してみるのも一つの手です。

新築戸建てでの注意点

新築の場合、建売ではカーテンレールが標準で付いていないことが多く、後から自分で手配しなくてはなりません。ハウスメーカーのオプションで頼むと高額になりがちなので、我が家に必要な窓数と種類を洗い出した上で、引き渡し後すぐに動けるよう準備しておくとスムーズです。

引っ越しまで時間がないときは、とりあえず突っ張り棒でカーテンを仮掛けし、本施工は後日落ち着いてからでも大丈夫です。また、レール取り付け時にはエアコンやコンセントとの位置関係にも注意します。後でエアコンを付けたらカーテンと干渉した…というケースもあるため、先にエアコン位置が決まっている場合は、レールを取り付ける高さに配慮しましょう。プロに依頼する場合も、そういった点を事前に伝えておくと適切に施工してくれます。

信頼できる業者選び

費用と同じくらい大事なのが業者選びです。悪質な業者にあたると、適当な取り付けでグラグラになったり、不当に高額請求されるトラブルもゼロではありません。口コミ評価や実績をチェックし、料金体系が明確であること(「◯窓で合計◯◯円」など総額見積もりをくれる)、質問に丁寧に答えてくれるか等を基準に選びましょう。

まとめ

カーテンレールの取り付け費用は、一見わかりづらいですが内訳を知れば適正価格が見えてきます。大切なのは、自分に合った頼み方を選ぶこと。忙しくて全部任せたいなら信頼できる業者へ、コスト重視ならホームセンター活用やDIYも含めて検討しましょう。今回ご紹介したコツを参考に、賢く依頼して無駄な出費を抑えつつ、しっかりとカーテンを支えられるレールを取り付けてください。新居でのカーテン選びがより楽しく、安心できるものになるはずです。

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