新築一戸建てや新築分譲住宅、建売住宅に庭屋根があるとテラスやウッドデッキで優雅なひと時を過ごせます。
また、ベンチを置くスペースにしたり雨よけとしても利用できるなど庭に屋根があるだけでさまざまなメリットがあります。
新築で本当に庭屋根は必要か
新築一戸建てを建てたいと考えている方もいれば、新築分譲住宅や建売住宅を購入したいという方もおられるのではないでしょうか。
いずれにせよ新築の住宅がほしいと考える方はたくさんおられるでしょうし、自分の城を持つことこそが夢であると考える方も少なくありません。
戸建ての住宅なら賃貸マンションやアパートのように隣人や階下の住人を気にして生活しなくても済みますし、夢のようなライフスタイルを手に入れることも十分可能でしょう。
夢のあるライフスタイルを実現するために庭屋根を作りたい、という方もおられるかもしれません。
庭屋根とは文字通り庭に設置する屋根のことで、さまざまな用途に利用できます。
庭屋根にはさまざまな種類がありますし、もっとも代表的なものだとテラス屋根が挙げられます。
住宅に接している庭の一部をタイル、もしくはウッドデッキなどにしてその上に屋根を付けるスタイルです。
日本の住宅でも割と一般的ですし、ポリカーボネートの屋根材が用いられることが一般的です。
オーニングも割とよく見かけますが、こちらは屋根材にテント生地を使うことが多いです。
折り畳みが可能となっていますから使わないときは収納できるのがメリットですね。
台風などで強風が予想されるときはあらかじめ仕舞うことができますし、被害を未然に回避することができるでしょう。
もちろん、忘れてしまうと風でどこかに飛ばされてしまう可能性もありますから注意しなくてはなりません。
オーニングは庭の一部がまるでカフェのようになりますから、庭にちょっとしたカフェスペースなどを作りたいという方に向いていますね。
ほかにもパーゴラやサンルームなどいろいろな庭屋根が存在します。
そこで疑問ですが、果たして新築を建てるときに庭屋根が本当に必要になるか、ということです。
庭屋根を作るとなると当然その分の費用がかかってきますし、材料費はもちろん人件費もかかります。
そこまでして本当に必要なのかという疑問を抱いた方もおられるのではないでしょうか。
正直、これは目的や用途によってまちまちですから何とも言えません。
ただ、ここでは庭に屋根があることでこのようなことができる、こんなことが可能になるということをなるべく分かりやすく説明していきますから、今後新築を検討している方、庭に屋根が欲しいと考えている方はぜひ参考にしてください。
庭に屋根があることでできることというのは意外にたくさんありますよ。
テラスやウッドデッキで過ごす午後
テラスやウッドデッキで過ごす午後というのも素晴らしいと思いませんか?
ウッドデッキは最近の戸建て住宅では流行っていますし、多くの方がウッドデッキを設置しています。
だいたいウッドデッキとテラスはワンセットとなっていることが多いですから、ここでもこの二つはワンセットとして考えることにします。
では、テラスやウッドデッキがあればどのようなことができるのかというと、午後の光を浴びながら優雅なティータイムなどが可能になります。
ウッドデッキにテーブルやチェアを用意しておけばいつでも外でティータイムを楽しめます。
天気のいい日なら外に出て優雅にお茶を飲みながら読書でもできますし、のんびり昼寝をするのもいいですね。
極上のプライベートタイムを楽しむことができますし、ちょっとしたセレブ気分を味わうこともできるのではないでしょうか。
ウッドデッキにテラスがあればこのようなこともできてしまいます。
こういう生活も夢があっていいですよね。
また、一人だけで使わずに友人を集めてホームパーティーをしたり、バーベキューを楽しむなどさまざまな使い方ができてしまいます。
新生活の夢がどんどん膨らみますね。
ウッドデッキだけでも優雅なティータイムやホームパーティーは楽しめますが、テラスがあるとさらに優雅な午後のひと時を楽しむことができるでしょう。
やはり屋根があるだけで安心感が違ってきますし、のんびりと自分の時間を楽しむことができます。
夏は爽やかなオープンデッキとして利用できますし、心地よい空間の中で読書や昼寝も楽しめるでしょう。
雨が降ってきても心配ありませんし、雨が降っているのに外に出られているというのは何となく気分もいいですよね。
こんな生活あまり現実的じゃない、と思った方もおられるかもしれませんが、ウッドデッキやテラスがあればこうした生活も現実のものとなります。
庭に屋根があり、デッキがあるだけでワンランク上の優雅な暮らしができますし、それだけで心も満たされるのではないでしょうか。
ここではあくまでこのような利用ができますよ、こんな生活ができますよという提案ですから、必ずこうしなくてはいけないわけではありません。
その気になればほかにもさまざまな使い方ができると思いますし、工夫次第でより優雅で極上の生活を送ることができるのではないでしょうか。
休日に外の空気を吸いながらお茶を楽しんだり、読書ができるというのは庭屋根があるからこそできる生活ですね。
ベンチを置くスペースも?
庭に屋根があればどんなことができるのか、あまりイメージできないという方もおられるかもしれません。
先ほどはテラスとウッドデッキのある生活についてお話してみましたが、それでもあまり現実味がないという方もおられるでしょう。
実際にはいろいろな使い方が可能となりますし、決まった利用方法があるわけではありませんから自由です。
ただ、庭に屋根があるだけでいろいろなことができるのは事実ですし、日々の生活をより便利で快適、豊かなものにしてくれるのも事実でしょう。
庭に屋根があるとベンチを置くスペースも作れます。
ホームセンターなどに行けば屋外用のベンチは売っていますし、DIYでベンチを作ったものの設置場所がないと悩んでいる方もおられるかもしれません。
せっかくのベンチですから屋外に設置したいですが、屋外だとどうしても雨の被害を受けてしまいますよね。
そこで庭屋根の出番です。
庭にベンチが隠れる程度の屋根を作っておけばベンチを設置することができますし、ベンチを雨で濡らさずに済みます。
冬場などに霜が降りることもないでしょうし、いつでも有効利用できるようになるのです。
ベンチがあるだけでいろいろなことができるようになります。
例えば読書ですね。
部屋の中で読むのが好きという方だと問題外ですが、外の空気を吸いながら読書するのも楽しいものですよ。
いつもと違った環境で本を読むだけで楽しいものですし、お茶や御茶菓子を用意して楽しむこともできます。
サイズのそこそこ大きなベンチなら横になって眠ることもできるでしょうし、ちょうど良い昼寝ポイントになるかもしれません。
工夫次第でいろいろな使い方ができますし、ベンチを置くスペースができるのはメリットですね。
ベンチがあってしかも雨に濡れないとなると、一人で考え事をするにもちょうど良い場所になるかもしれません。
最近だと禁煙がブームのようになっていますし、家の中でタバコを吸わないでと言われてしまうこともあるでしょうから、そのようなときにはここで喫煙するというのもアリですね。
さすがにそれなら奥さんも許してくれるのではないでしょうか。
最近は喫煙者にとって暮らしにくい世の中ですから、毎日ベランダでタバコを吸っているという方もおられるでしょう。
ベンチを設置しておけばタバコが吸いたくなった時にはそこで喫煙することができますし、リラックスできる息抜きポイントとなるのではないでしょうか。
こんな使い方もアリですよね。
雨よけとしても
庭屋根があるだけでいろいろなことができるようになりますが、実際にはほかにもさまざまな使い方が可能です。
ここまでに庭屋根の活用についてお話してきましたが、とりあえず庭に屋根が一つあるだけでも日々の生活は随分便利になりますし、快適な暮らしもできます。
例えば、雨よけとしても使えますし、雨よけとして使えるということはそこにいろいろなものを仕舞っておくこともできますよね。
お庭のお手入れをする道具などを雨よけの下に収納しておくということもできますし、必要なときはサッと取り出して使えます。
エクステリアのメンテナンスに使う道具、例えばスコップや一輪車、ザル、熊手などをそのまま外部に放置しておくと当然雨で濡れてしまいますよね。
雨で濡れてしまうとどうなってしまうか、当然錆びついてしまいます。
すぐに使えなくなってしまいますから、基本エクステリアのメンテナンス道具などは外部物置などにしまっておくことが普通です。
しかし、物置にしまってしまうと今度は出すときに面倒ですし、すぐ使いたいというときに仕えません。
雨よけとしての屋根があればその下に置いておくだけでいつでも使えるようになります。
洗濯物を干す場所としても使えます。
屋根があれば雨が降っても濡れませんから、洗濯物を干すスペースを確保することができるでしょう。
天気のいい日は外に洗濯物を干すことができますが、雨が降っているとなるとどうしても部屋干しになってしまいます。
部屋干しだと部屋の中に嫌な臭いが充満してしまいますし、何より風がないためなかなか乾きません。
見た目にもよくありませんし、邪魔で仕方ありませんよね。
外に干すスペースを確保できるのならそこに干すことができますし、雨の日も安心して洗濯ができるようになります。
ちょっとした憩いの場として使うのもアリではないでしょうか。
屋根の下にオシャレなテーブルとチェアなどを用意しておけばそこを憩いのスペースとして活用することができます。
家族で気軽にお話をする場所にしたり、コミュニケーションの場として利用することができるのです。
家の中では素直に話せないことも外では気軽に話せる、そういうこともありますよね。
年頃のお子さんがいる場合だと家族の前では話しにくいことも、外でお父さん、もしくはお母さんと二人きりだと話しやすいかもしれません。
一家に一つこういう場所があると家族の絆はさらに深まるのではないでしょうか。
おススメです。
失敗しないための庭屋根選びの極意
ここでは失敗しない庭屋根選びの極意についてお話しましょう。
まず、もっとも重要なのは何を目的として庭に屋根を作るかということです。
これについてはほかの記事でもお話したと思いますが、漠然とした目的で屋根を付けても結局使わずじまいということも珍しくありません。
そのため、庭屋根選びでは目的をある程度明確にしなくてはなりませんし、その上で選ぶ必要があります。
また、さらに重要となるのが業者選びです。
ここでは庭屋根を設置するための業者選びについてお話しましょう。
新築のときに設置するのならそのままハウスメーカーや工務店に依頼しておけば大丈夫ですが、新築で建てたあとに別途工事をしてもらう場合には業者選びが重要となってきます。
まず、価格が安いからと業者を選ぶのはNGですから覚えておいてください。
安いのにはそれなりの理由がありますし、もしかすると工事の品質そのものが悪い可能性もあります。
ただ安いからと飛びついてしまうと後悔する羽目になります。
どうして安くできるのか明確な理由を説明できる業者ならともかく、そうでない業者はやめておいたほうが無難です。
会社の所在地を確認するというのも大切です。
こんなことははっきり言って当然のことなのですが、意外とできていない方は少なくありません。
現在では多くの方がインターネットを利用して業者を探すことが多いですし、立派なホームページを持っている業者だとそれだけで信用してしまう傾向にあります。
ホームページはウェブ制作会社に依頼すれば誰でもキレイなホームページを作って貰えるのですから、それだけで信頼できる業者だとは判断できません。
会社概要のページで所在地を確認し、代表者の氏名などもきちんと記載されているかどうかを確認してください。
過去の実績も重要な要素です。
どんなに耳障りのいい言葉でアピールしている業者でも実績が伴っていないと安心できません。
庭屋根は外部に設置しますし、雨風に常に晒されるわけですからしっかりとしたノウハウと技術で工事をしてもらう必要があります。
実績もノウハウもない業者だとすぐに不具合を生じてしまったり、最悪台風などのときに屋根が飛んでしまうということも考えられます。
ノウハウと実績が豊富な業者なら強固な庭屋根を作ってくれるでしょうし、強風対策などもしてくれるでしょうから安心です。
過去の実績などをしっかりとチェックし、その上で業者を選ぶようにしてください。