新築に引っ越した初日から暮らしに欠かせないのがポストです。
新聞や宅配を受け取るために毎日必要なポストですが、ポストについてあまり考えず選んでしまう人も多いのが事実。
ですが、素敵な新築で生活を気持ちよく送るためにも、ポストにも気を配りたいところ。
今回はポストについて全く知らない方でも大丈夫!
ポストの種類やサイズについてご紹介します。これを読んで新築に引っ越す前に、ぴったりのポストを選んでください。
意外と知らない?郵便ポストの種類
独立式ポスト
独立式ポストの特徴
家の地面に直接埋め込み、独立して配置するポストのこと。
ポストの存在感が際立ち、来訪者が一目でポストの存在に気づきやすいです。シンプルなポストからインターホンや表札と合わせたポストもあります。
設置する場所も自身で決めることができるのも嬉しいポイント。
門扉や塀、ドアなど家の外観に合わせたデザインを選ぶのがおすすめ。
白や黒など定番カラー以外にも、目立つ赤色や蛍光色カラーもあります。
遊び心を出せるのでインテリア好きにはたまらないポストと言えるでしょう。
独立式ポストを設置するメリット
デザインや色にこだわれば目を引く存在感を出せます。
設置する場所を自身で決められるので、インテリアにもこだわれるでしょう。
「インターホンの機能も欲しい…」という人にはインターホン表札が一体化した商品もあります。
独立式ポストを設置するデメリット
設置する場所を自分で確保しなければならず、スペースがないと難しいです。
家から独立しているため、投函された郵便物は外に出て取りに行く手間がかかります。
他のポストの種類と比べて施工費が高め。
埋め込み型ポスト
埋込み型ポストの特徴
住宅の門柱や塀に埋め込んで使用するポスト。あらかじめ埋め込む必要があるので、外構工事の際に伝えておく必要があります。
そのため、埋め込み型のポストにしたい場合は早めに決定しておくことが大切。
差し出し口のみ設置するタイプや縦型のタイプもあります。
他には表札を兼ねて、ポスト自体に名前を記すことも可能です。
家の外壁や門柱とあえて違う素材を選ぶことで、強調させることもおすすめ。
埋込み型ポストを設置するメリット
家の壁面や門柱に直接埋め込むので、スペースを取りません。
ポストのスペースを小さくして、ガーデニングやインテリアにこだわることも出来ます。
また、ポスト取り出し口が住宅側にあれば郵便物は敷地内で取り出せます。
この場合は侵入者が郵便物を盗難することを防げるので安心です。
埋込み型ポストを設置するデメリット
埋め込み式なので外構工事の段階で事前に伝えておく必要があります。
他のポストだと完成してからでも可能ですが、埋め込み式の場合は設計に組み込まなければなりません。
住宅に取り付けた場合、ポストからホコリやゴミが舞い込んでくることもあります。
玄関先が汚れやすくなったり、家じゅうにホコリ舞ったりするなどのデメリットが生じるので注意。
壁掛けポスト
壁掛けポストの特徴
住宅の塀や壁に設置するポストのことを指します。
玄関先に飾っていても違和感のないように、容量が少ないものが多いです。
ポストの中でも最も定番のポストで、多くの家庭で使用。壁にポスト設置のための穴を開けるだけなので、施工が簡単です。
投函物は上から入れて側面や前面から取り出すのが一般的。デザイン性に優れていて、どんなポストにしようか選ぶのを迷ってしまうほど。
壁掛けポストを設置するメリット
壁に取り付ける作業だけなので、施工費が安いです。3万円以内で済むのは経済的にも嬉しいポイント。
また、ビスケットや木目調などデザインが豊富。
見るだけで気分が上がるようなポストだと、使用するたびに嬉しい気持ちになります。
「一度購入したポストだけど、変えたい…」と思った時にも取り換えが手軽です。
定期的にインテリアを一新したい人は壁掛けポストがおすすめ。
壁掛けポストを設置するデメリット
他のポストと比較すると外に設置されているので、玄関の扉を開ける必要があります。
そのことを手間に感じてしまう可能性も…。
置型ポスト
置き型ポストの特徴
家自体に工事する必要なく、スペースに置くだけで完了するポスト。全体的に1メートル前後のものが多く、存在感はあります。
置き型ポストを設置する際に気になるのが防犯面ではないでしょうか?
実は最近はカギや南京錠がかけられる置き型ポストも多く、
防犯面が心配な方はそのようなポストを設置することがおすすめ。
置き型ポストを設置するメリット
工事する必要がないので、家自体に施工をする費用がかからないです。
引っ越してすぐに設置すれば完了なので、手軽さがあります。
また、デザインに飽きてしまった・老朽化した場合にすぐに買い替えられるのもメリットのひとつ。
玄関周りのインテリアを手軽に変えられるのです。
置型ポストを設置するデメリット
カギや南京錠をかけておかないと盗難にあう恐れがあります。
ポストごと盗難されることもあるので、設置する場所は慎重に考えたいです。
また、台風や雨風などにどの程度耐えられるのかは心配する点。
防水に優れた素材を選ぶことや、風を防げる場所に設置するなど工夫が必要です。
サイズはどんなものがある?あなたに合うサイズを選ぼう
標準サイズポストの大きさや特徴
標準サイズのポストの特徴
標準の大きさとされているサイズで、投函口の大きさは30㎝程度。
大きすぎないのでスペースもとりません。
標準サイズのポストはどんな郵便物が入る?
A4回覧板、A4書類、新聞などが入ります。レターパックなどは投函できません。
標準サイズのポストはこんな生活スタイルにおすすめ
新聞を毎日購読している人や郵便物が比較的多い人にもおすすめ。頻繁に出張する人にも安心して使用できるサイズです。
大型サイズのポストの大きさや特徴
大型サイズのポストの特徴
投函口のサイズは35㎝程度。容量がたっぷりあるので郵便物が多く入ります。
大型サイズのポストにはどんな郵便物が入る?
ゆうメール、レターパック、カタログ、新聞などが投函可能。
郵便物の多い家庭の他に、毎日たくさん受け取り物がある事業所にもおすすめ。
大型サイズのポストはこんな生活スタイルにおすすめ
インターネットの通販サイトにて本やCDを注文する人におすすめ。
配達物の中には規定のサイズだと受け取り印が不要なものがあります。
本やCDを再配達する手間を省くためにも、頻繁にネット通販を利用している人は大型サイズがよいでしょう。
コンパクトサイズのポストの大きさや特徴
コンパクトサイズのポストの特徴
投函口は30㎝程度のサイズなのがコンパクトサイズ。非常に省スペースで、玄関周りのインテリアに影響しません。
コンパクトサイズのポストにはどんな郵便物が入る?
A4の書類や新聞が入りますが、数日間投函物を溜めることは出来ません。
コンパクトサイズのポストはこんな生活スタイルにおすすめ
1日のうちでも2回はチェックできる環境が整っていることが望ましいです。
郵便物が比較的に少なくて、新聞を読まない人がおすすめ。
省スペースで設置できるので便利な反面、回覧板が入らないなど不便さもあります。
引っ越しする場合は回覧板が入るサイズなのか調べておくことが重要です。
まとめ
ポストには埋め込み式や壁掛け式など、さまざまな種類があります。
それぞれの種類にメリット・デメリットがあるので、引っ越しする前に考えておきたいです。
また、埋め込み式の場合は外構工事の時点で組み込む必要があるので早めに決断しておくことが大切!
ポストのサイズを選ぶときは生活スタイルに合わせて、快適に使用できるようにすることがおすすめです。