【新築必見!】廊下照明選びで絶対に見落とせないポイント!

この記事は約10分で読めます。

新築一戸建てや新築分譲住宅、建売住宅では廊下照明の位置などを真剣に考える必要があります。

選ぶときにはシェードにもこだわると足元をおしゃれに彩ることができますし、人感センサー付ならスイッチ位置にも悩みません。

意外と盲点?新築で廊下照明を考える

新築住宅を建てるのが夢と考えている方は多いのではないでしょうか。

夢のマイホームという言葉があるように、新築一戸建てを建てるために仕事を頑張っている、それを生きがいにしているという方は少なくありません。

新築一戸建てにしろ新築分譲住宅、建売住宅にしろ照明が家の印象を大きく変えてしまうということをご存じでしょうか?

新築となると特に照明選びが重要となってきますし、廊下照明なども真剣に選ばなくてはなりません。

「廊下照明なんかよりリビングのほうが大事でしょ?」と思った方もおられるでしょうが、廊下照明は意外に重要です。

新築戸建てを建てるのなら廊下の照明についてもきちんと考えなくてはなりません。

では、どうしてそこまで廊下の照明が重要なのかということですが、まず廊下は一箇所に留まることなく常に移動しますよね。

そのため、移動している最中にだんだん暗くなってしまうとなると問題です。

ほんのわずかな距離の廊下ならまだしも、そこそこの長さがある廊下だと少し移動しただけで明るさが変わってしまうようでは大問題ですよね。

このようなことが起きないためにも廊下の照明には気を使う必要があるのです。

多くの方はリビングや居室などの照明に力を入れたがります。

リビングは家族全員で集まったり、来客があったときにそこでお喋りすることもありますから照明もできるだけおしゃれにしたいと考える方が多いのです。

そのため、リビングにはゴージャスなシャンデリアを配置したりダウンライト、スポットライトを配置するケースも少なくありません。

確かにこれも間違いとは言えませんが、リビングや居室、寝室などの照明ばかりにこだわって廊下の照明を疎かにしてしまうと思わぬしっぺ返しがやってきます。

ここでは、廊下照明をいい加減に考えていると後悔してしまう理由についてもお伝えします。

先ほどもほんの少しだけお話しましたが、後ほどさらに詳しくご紹介しましょう。

また、廊下の照明がどのような場所に必要なのか、スイッチ位置に関する注意点などについてもお話します。

廊下の照明をいい加減に考えてしまい後悔してしまった方は意外に多いですから、そのようなことにならないようしっかりとここで学んでください。

せっかく素敵な新築住宅を建てた、建売を買ったといっても廊下照明に問題があるとあまり良い家とは言えません。

リビングや居室の照明と同じ、もしくはそれ以上に気を使わなくてはいけない部分なのです。

廊下照明を適当に考えると後悔する理由

先ほどもお話したように、廊下の照明を真剣に考える方というのは意外に少ないです。

しかし、廊下の照明を適当に決めてしまうと必ず後悔する日がやってきますし、もっと真剣に考えておけばよかったと思える日がやってきます。

照明は後からでも追加することは可能ですが、後から別途工事となるとコストも高くなりますし、配線がむき出しになってしまう可能性もあるためあまりスマートとは言えません。

見るからに不細工ですし、廊下の照明で失敗してしまったというのがバレバレになってしまいます。

では、廊下の照明をいい加減に考えてしまうとなぜ後悔してしまうのかということですが、一つには廊下の形状などによってはカバーできないスペースが出てくるということです。

廊下と聞くと学校や病院などの廊下をイメージしてしまう方が多いかもしれませんが、一般的な住宅であそこまで真っすぐな廊下というのは少ないのではないでしょうか。

恐ろしく広大な土地に建つ平屋建て住宅なら一直線に伸びる長い廊下などもあるでしょうが、そのような家に住んでいるのはごく一部の限られた人だけです。

ほとんどの住宅は限られた土地のスペースを有効に使うために二階建て、三階建てになっていますし、そうなると廊下もL字型やコの字型、稲妻型などになっているケースがほとんどです。

いい加減に照明の位置を考えてしまうと、スイッチの近辺は明るくても角を曲がった瞬間暗くなるようなことも考えられますし、十分に明るさを届けてくれないことも考えられるのです。

こうしたことは実際によく起こりがちですから、廊下の照明を決めるときには慎重に決める必要があります。

また、機能性は問題なくても廊下というのは来客が必ず通る場所です。

そのため、あまりにも気を抜いたデザインの照明を配置してしまうと自宅に呼んだ人すべてがその照明を目にすることになりますし、自分のセンスのなさをアピールしてしまうことになります。

照明など誰もが見ていないでしょ、と思われる方もいるでしょうが、意外にも照明を見る人は多いですよ。

夜間の来客だと照明をつけていますからわざわざ明るいところを見ることはないと思いますが、昼間の来客だと照明に目が行くことは多いです。

また、玄関から廊下が直通という設計の家だと玄関で話し込んでいるだけでも照明が目に入ってきますし、ダサい照明をつけていると恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。

気を抜かずに選びたいですね。

廊下照明はどの個所に必要?

廊下の照明をどこに設置すればいいのか、ということですがこれは廊下の長さやインテリアによって変わってきます。

一概にここに設置すればいい、という答えはありませんし、10の家があれば10通りのベストな設置場所があると考えて差し支えないでしょう。

ただ、それでは元も子もありませんから、ここでは廊下にはどのような照明がおススメなのか、どこに設置すればいいのかということについてお話したいと思います。

明確に廊下用照明と銘打って販売されている商品はほとんどありませんから、廊下にマッチした品を選ぶことになります。

最近だとダウンライトを廊下に使うのが一般的ですから選択肢に加えておくと良いでしょう。

ダウンライトならスッキリした印象を与えることができますし、廊下自体はそこまで明るくなくても問題ないでしょうから十分カバーできます。

ダウンライトにすることで足元が見えにくくなる、足元が暗いとなると問題ですが、普通に移動できるのならダウンライトでも十分でしょう。

天井が低めならシーリングライトで廊下全体を均一に照らすことができますが、なるべく小さ目のシーリングライトをチョイスするのがポイントです。

シャンデリアならより華やかにゴージャスにすることができますが、廊下にシャンデリアというのはあまり一般的ではありません。

玄関から真っすぐに見える廊下や吹き抜けならおしゃれですが、それ以外の廊下だと「どうしてこんなところにシャンデリア?」と自宅に招待した来客から不思議がられてしまう可能性もあります。

廊下に写真や絵を飾るのならスポットライトやペンダントライトもいいですね。

より空間をオシャレに彩ることができるでしょう。

どこに照明をつけるかという問題ですが、天井以外だと壁にも取り付けは可能です。

スポットライトやペンダントライトなら壁に取り付けができますが、問題はどれくらいの間隔で取り付けるか、ということですね。

ただ、これは先ほども言ったように廊下の長さや幅などによって変わってきますから一概に言えません。

基本的には建築士の方に任せておいたほうが無難でしょう。

建築士なら経験則でどこに設置すれば問題ないかが分かっていますし、素人が口を出すよりも確実です。

どうしても追加で照明をつけたいのなら建築士に相談してアドバイスを貰うと良いでしょう。

ほとんどのケースでは建築士の意見を聞いて間違いないと思いますからあまり心配しなくても大丈夫です。

廊下照明のシェードにもこだわろう!

廊下の照明はシェードにもこだわることでよりオシャレに廊下を彩ることができます。

ここではいくつかおススメの照明をご紹介しますから、興味がある方は選択肢に加えてください。

ガラスタイプの照明は廊下にもよく用いられます。

ガラスタイプはものによってはアンティークな雰囲気を持たせることができますし、ノスタルジックなムードを演出することもできます。

ガラス製照明にもいろいろなタイプがありますからいくつかピックアップして比べてみるといいですね。

ガラス製だとやはり高級感がありますし、独特の雰囲気を演出できますからアクセントをつけたい場合にも有効です。

玄関と廊下で雰囲気を変えたい、リビングと廊下で違う照明で雰囲気を変えてみたいという場合にはガラス製がおススメかもしれません。

ステンドグラス風の照明もオシャレです。

このタイプも廊下に使う方は少なくありませんし、個性を演出したい場合には有効ではないでしょうか。

ステンドグラス風の照明にもさまざまなタイプの商品がありますし、全体をステンドグラス風にしているものもあれば一部分だけをステンドグラス風にしているものもあります。

好みでも分かれるかもしれませんが、あまり仰々しくしたくないのなら一部分だけステンドグラス風になっているものをチョイスしておけば良いでしょう。

陶器のシェードは比較的ポピュラーです。

ガラスタイプと同じく種類が多いですから、自分の好みで選べばよいのではないでしょうか。

現在の陶器製シェードはホワイトカラーだけでなくさまざまな色の製品がありますし、色で決めるというのもアリかもしれません。

形も球体から楕円形などまちまちですし、四角形をしたものや複雑な形状をしたものまでさまざまです。

シェードにもこだわることでより廊下をオシャレな空間に変えることができますから、照明を選ぶときにはシェードにもこだわってみてはいかがでしょうか。

現在では非常にシンプルなシェードを採用したものもありますし、昭和ノスタルジックな雰囲気を演出したいのならそれもアリでしょう。

廊下の照明選び一つでセンスが分かりますし、選ぶシェードでセンスのある人かノーセンスな人かわかってしまいます。

脅かすわけではありませんが、どうせならオシャレでセンスのいいものを選びたいものですね。

インターネットで画像検索すればいろいろなシェードの画像を見つけることができるでしょうから、好みの物をピックアップしてみてはいかがでしょうか。

廊下照明のスイッチ位置などの注意点

照明のスイッチについて深く考えたことがある方は少ないのではないでしょうか。

スイッチを操作することで照明をつけたり消したりすることができますが、多くの方は先のことをあまり考えていません。

とりあえず今自分たちが生活するときはここにあったほうが便利、という考えでスイッチの位置を決めてしまいますから、年齢を重ねたときに日々の生活がしんどくなってしまうことがあります。

ここでは、廊下の照明スイッチの位置に関する注意点をお話しますからしっかりと読んでおいてください。

照明のスイッチを考えるときには10年後、20年後の自分をイメージすることが大切です。

10~20年経ったときに今と同じライフスタイルという方はまずいないでしょうし、多くの方は若い頃に比べて不自由な生活を送っているのではないでしょうか。

年齢を重ねると今まで普通に持てていたものも持てなくなりますし、以前だと届いていた場所にも手が届かなくなります。

無理な姿勢になってしまうこともありますし、それが原因で体を壊してしまうことも十分考えられます。

高齢になってからのケガは命取りですから、安全な生活ができるようなスイッチの位置を考えなくてはなりません。

照明スイッチの高さというのはある程度決まっていますが、ハウスメーカーや工務店によっては施主に細かく決めてもらうケースもあります。

若い頃だと多少高くても問題ありませんが、年齢を重ねてしまうとその高さがしんどくなることもあります。

スイッチはできるだけ低めにしておいたほうが高齢になったときも安心ですし、小さなお子さんがいる場合にも早くスイッチに手が届くようになります。

低すぎず高すぎずの高さがベストですからそこを意識して考えなくてはなりません。

人感センサーつきのライトならスイッチの位置をあまり考えなくても済みます。

人感センサーライトなら人間がいることを感知して作動してくれますし、人がいなくなったら勝手に消えてくれます。

小さなお子さんにも安全ですし、お年寄りにも優しい照明と言えるのではないでしょうか。

人感センサーつきのライトを採用するケースは少なくありませんし、やはり小さなお子さんやお年寄りがいる家庭だとこうしたライトを選択することが多いです。

スイッチの位置で後悔することもありませんし、後からやっぱりああしておけばよかったということもないでしょう。

どうしてもスイッチの位置を決めることができないという方はセンサーライトがおススメです。