新築一戸建てや新築分譲住宅、建売住宅でなく新築マンションが欲しいという方のために情報をまとめています。
頭金の相場やアレルギーの原因、ブログを活用することで物件探しが効率良くなるといった情報を発信しています。
新築マンションの頭金の相場
家族で快適に暮らせる家が欲しいと考えるのは当然のことですし、そのために毎日身を粉にして働いているという方もおられるでしょう。
夢の新築一戸建てを建てたいという方もいれば、新築分譲住宅、建売住宅でもいいから購入したいという方もおられますし、家は多くの方にとって夢のような買い物なのです。
また、人によっては戸建ではなくマンションがいいという方もおられます。
マンションにはマンションなりのメリットがありますし、戸建住宅よりは断然マンション派だと公言する方は少なくありません。
マンションのような集合住宅だと隣人や階下の住人のことが気になったり、生活音の問題などもありますが、マンションだとセキュリティがハイレベルな物件も多いですからそこに魅力を感じる方は少なくありません。
防犯カメラはもちろんオートロック、有人監視などセキュリティレベルの高さに魅力を感じる方は多いですし、充実した共用施設に魅力を感じる方が多いのも事実です。
グレードが高くなるにつれてマンションの価格は高くなる傾向にありますが、購入を検討している方だと「頭金の相場はどれくらいだろう?」という疑問を抱いている方もおられるのではないでしょうか。
ある調査によると、マンションなど住宅を購入するときの頭金をいくら用意したかという質問に対して0円と回答した方がもっとも多いという結果になりました。
この結果に驚いてしまう方もおられるでしょうが、特に年収400万円未満の方だと頭金なしで購入したという方が多いようです。
頭金なしでそのまま住宅ローンを組んだという方が全体の約30%近くを占めているという結果になっています。
その次に多いのが200万円で、その次が200~500万円という結果になっています。
この結果からも分かるように、現在ではわざわざ頭金を用意してマンションを購入するという方は減少傾向にあります。
頭金を貯めてからマンションを購入しよう、と考えるのは確かに立派かもしれませんが、お金が貯まるまでに自分が欲しい物件がどんどん売れてしまうかもしれません。
住宅は購入のタイミングも重要ですし、そこまで頑なに頭金を貯めることにこだわる必要はないのではないでしょうか。
もちろん、頭金があったほうが住宅ローンで借りる総額も少なくなりますし、金利も低くなるかもしれませんが、そこまで大きな差はないはずです。
頭金なくてもマイホームを手に入れることは十分可能ということですよ。
新築マンションでアレルギー?
先ほどは新築マンションを購入するのに頭金など必要ない、というお話をしました。
頭金不要でマイホームが手に入るのはやはり嬉しいですし、多くの方に希望を与えられたのではないでしょうか。
ここでは、新築マンションにおけるアレルギーについてお話したいと思いますが、アレルギーと住宅にいったい何の関係があるのかと疑問に感じた方もおられるでしょう。
新築のマンションなどに引っ越したとき、子どもがアレルギーを起こしたり体調不良を訴えるケースというのは実際少なくありません。
これこそが住宅のアレルギーです。
正確にはシックハウス症候群と呼ばれるもので、住宅の建材に使われている化学物質が原因で引き起こされると言われています。
何もマンション住宅に限らず、戸建てでもこうした現象は起こります。
新築を建てた友人の家に遊びに行ったはいいものの、目が痛くなってしまった、鼻がムズムズする、頭が痛いといった経験をされたことがある方もいると思いますが、これはシックハウス症候群である可能性が高いです。
建材に使われている化学物質の中でも、特にホルムアルデヒドと呼ばれる物質が大きな原因と言われています。
ホルムアルデヒドはクロスやフローリング材などに使われる接着剤に含まれています。
これらが原因でシックハウス症候群を引き起こしてしまうのですが、しかも最近の住宅はやたらと気密性を高めていますから、内部に空気がこもりやすいのも原因の一つと考えられます。
長年原因不明の体調不良に悩まされていた、という方が引越しした途端に改善したという話もありますし、これもシックハウス症候群であった可能性が高いですね。
最近ではシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを使わない接着剤がよく利用されるようになりましたから、以前ほどシックハウス症候群に悩まされる方は多くありません。
ほんの十数年前までは新築住宅に足を踏み入れた途端に目が痛くなったり気分が悪くなることもあったものですが、最近ではそのようなことはだいぶ少なくなりました。
大手ハウスメーカーの家だとクロスを貼るときに使う糊も基本的にゼロホルムアルデヒドですし、フローリング材なども同様です。
ただ、ホルムアルデヒドを使っている接着剤などがすべてなくなったわけではありませんし、未だに使用している会社などはあるかもしれません。
新築のマンションを購入しようと考えているのならシックハウス症候群の原因は少しでも潰しておきたいですね。
新築マンション購入はブログで情報収集
新築のマンションを購入しようと考えているものの、販売会社のホームページではメリットや魅力的な部分しかフィーチャーされていないから本当のところがよく分からない、という方もおられると思います。
マンションの販売会社としては少しでも魅力やメリットを伝えて販売することが目的ですし、仮にデメリットや不都合なことがあったとしてもそれを公式ホームページで取り上げることはまずありません。
耳当たりの良い言葉ばかりを並べ立てていますから、実際に暮らし始めてからいろいろと後悔したという話はよく聞きます。
では、これからマンションの購入をしようと考えている方はどこから正しい情報を収集すればいいのかということですが、おススメはブログです。
インターネット上を探せばマンションに詳しい方が執筆しているブログや、マンションの口コミ情報をたくさん掲載しているようなブログもあります。
業者目線で語られているわけではなく消費者目線で情報が提供されているため信憑性が高いですし、役立つ情報がたくさん手に入るでしょう。
販売会社のホームページと内容を比較しながら活用することをおススメします。
実際に自分が購入しようと考えている物件についてのブログ記事もあるかもしれません。
一足先にその建物の物件を購入して生活している方もおられるでしょうし、そのことをブログに綴っている方を見つけることができればラッキーです。
実際の住み心地や満足している点、不満な点なども赤裸々に公開している可能性がありますし、販売会社のホームページでは絶対に手に入らない情報を手に入れることができるでしょう。
実際にそこで暮らしている方の生の声を知ることができるというのは大きなメリットです。
販売会社のホームページだけで購入を決めてしまうというのは正直おススメできませんし、それだと失敗してしまう元です。
先ほども言ったように、販売会社が自社にとって不利益になるような情報をネットで公開するわけがありませんし、魅力的な部分しかアピールしていません。
ブログは非営利の個人が執筆しているものですし、販売会社のことなど関係なく正直な意見、感想が執筆されていますからマンションの購入を考えている方にとってかなり参考になるでしょう。
インターネット上で探してみると思いのほかたくさんのマンション関連のブログが見つかりますし、気になるブログを一つ一つチェックしてください。
役立つ情報がきっと見つかります。
新築マンション選びで必ず注意したいポイント
新築マンション選びで注意しなくてはならないポイントをいくつかご紹介したいと思います。
まず、物件を購入したあとの生活でもっとも大切なことは何か、ということを念頭に置くということは非常に重要です。
これを明確にしておかないと、モデルルームに行ったときに衝動買いしてしまう可能性が高くなります。
モデルルームは購入を検討している方の興味を引けるようにさまざまな工夫をしていますし、実際の物件よりも魅力的に見えるようにしています。
そのため、購入後の生活で求めるものを明確にせずに足を運んでしまうと流れで購入を決めてしまうこともあるのです。
住みやすい物件を購入するというのはもちろんなのですが、誰が住みやすいのかということを考えなくてはなりません。
自分だけが住みやすくても、もしかすると家族は住みにくいかもしれませんし、家族は我慢しながら生活を送る羽目になる可能性もあります。
自分の職場はすぐ近くでも、子どもの通う学校が異様に遠くなったり、日々の買い物に必要なスーパーなどが近くにないとなると奥さんのストレスも相当溜まってしまうでしょう。
漠然と住みやすい家ではなく、より具体的な部分にまで突っ込んで考えるということが大切です。
時間軸についてもしっかり考える必要があります。
小さなお子さんがいる家庭だと、近くに保育園があるからという理由で物件購入を決めてしまうこともありますが、アナタのお子さんは永遠に保育園児なのですかと問いたいですね。
子供はどんどん成長していきますし、保育園が近いからという理由だけで物件を購入してしまうと後々大変な思いをしてしまうこともあります。
中高生になると進学塾などにも通うことになるかもしれませんし、そうなると周りに塾も欲しいですよね。
時間軸を意識することも大切です。
このように、マンション選びで注意したいポイントはいくつもあります。
適当に決めてしまうと必ず後悔する羽目になるでしょうし、慎重に選ばなくてはなりません。
特に、誰が住みやすいのかということを考えるのは非常に重要なことです。
実際に住み始めてお父さん以外みんな不便な生活を強いられてしまうということもありますから、家族できちんと話し合いの場を持つというのも大切なことではないでしょうか。
家族全員の要望がすべて叶う家というのはなかなか見つからないかもしれませんが、できる限り家族全員の理想に近づける物件を探す努力はするべきだと思います。
新築マンション選びのコツ
結局、新築マンションを選ぶときのコツはなんなの?と思われた方もおられるでしょうが、新築物件を選ぶときには周辺環境が非常に重要です。
建物そのものの魅力はもちろんですが、それ以上に周辺環境というのは大切ですからそこを重視して選ぶ必要があります。
それについては先ほども少しお話したかもしれませんが、ここでは周辺環境を重視して物件を選ぶために何をするべきか、ということについてお話しましょう。
建物の周辺にどのような施設、お店があるかというのは非常に大切なポイントですし、今後の暮らしやすさを左右する部分です。
職場や学校に電車で通う方だと近くに駅やバス停は欲しいですし、主婦の方だとスーパーやドラッグストア、中高生だとコンビニは欲しいですよね。
販売会社のホームページには周辺にこのような施設、お店がありますよと記載しているケースが多いですが、それだけだと実際どれくらいの範囲内にあるのかイメージできないと思います。
文字だけで見るととても近そうな気がしていても、いざ住み始めてみると思ったより遠かったということはよくあります。
そこで、実際に物件周辺を歩いてみることをおススメします。
自分の足で確かめることでどこに何があるのかを確認できますし、徒歩圏内にどのような施設、お店があるのかを確認できます。
ここで大切なのは自分ひとりでなくなるべく家族も一緒に歩くということです。
休日などを利用して家族で物件の近くを散歩してみるとどこに何があるのか把握できるでしょう。
お父さんとお母さん、息子、娘、お爺ちゃんとお祖母ちゃんとでは求めるものがまるで違うと思いますし、各々が求めているものが近くにあるかどうかをまとめて確認できます。
家族全員の都合がつかないという場合にはお父さん一人で歩いてみるのも良いでしょう。
ただ、その時にできればスマホやビデオカメラで撮影しながら歩くことをおススメします。
あまり露骨にやり過ぎてしまうと通りすがりの人などに変な目で見られてしまう可能性がありますから注意してください。
撮影するのは抵抗がある、という方は時間を計りながら歩くのもおススメです。
物件から徒歩何分で駅に行けた、何分でスーパーまで行けた、ゆっくり歩いてどれくらいかかった、というのを測りながらメモしておけばその情報を基に家族と話し合うことができます。
これはおススメの方法ですからぜひ実践してください。
これくらいの手間を惜しんでいては理想の家は見つかりませんよ。