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新築建てるなら電気代の節約も考えなきゃダメ!

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新築一戸建てや新築分譲住宅、建売住宅の購入を機に電気代の節約をしたい方もおられるでしょう。

ここでは光熱費の考え方や太陽光パネル、オール電化のメリットやデメリット、意外と見落としがちな断熱性についてお話します。

新築で電気代の節約を考えるなら…

電気代の節約は主婦にとって永遠のテーマではないでしょうか。

もちろん、主婦でなくても電気代を節約したいと考えている方はたくさんおられるでしょうし、節約した分を貯金に回したい、家計を楽にするために電気代を節約したいと考える方は大勢います。

これから新築一戸建てを建てようとしている方だと新築を機に電気代の節約ができないかと考える方もいるでしょうし、新築分譲住宅や建売住宅の購入に合わせて光熱費の削減をしたいという方もおられるでしょう。

新築を機に電気代の節約を考える前に、まずは現状を知ることが大切です。

電気代を節約したいと考えるくらいですから恐らく光熱費が毎月それなりにかかっているのだと思いますが、どうしてそれほど光熱費がかかっているのかを知ることが大切です。

原因を知らずして対策を立てることは不可能に近いですし、まずは電気代がどうしてそこまで高くなっているかを知らなくてはなりません。

電気代が高くなってしまう大きな原因としてエアコンの使いすぎが挙げられます。

エアコンはもっとも電気代を食うことで知られていますし、真夏や真冬だけ電気代が跳ね上がってしまうということも多々あります。

今電気代の節約ができていない方が新築にしたからといって電気代の節約ができるとは到底思えません。

電気代が高くなってしまうのにはそれなりの理由がありますから、まずはそれを突き止めることから始めてみましょう。

それができれば対策も見つかりますし、新築云々の前に電気代を節約することもできるのではないでしょうか。

ただ、これから新築を検討している方だと太陽光パネルの導入やオール電化にすることで電気代を節約するということも可能です。

今の状況を見直しつつ、太陽光パネルやオール電化の導入についても検討してみましょう。

家を新築にしたら電気代が節約できるかも、と安易に考えるのは間違っています。

確かに、結果的に電気代を安くすることに成功する可能性は高いですが、その前にやるべきことはたくさんあります。

単純に新築にしたからといってそこまで劇的な電気代の節約はできないでしょうし、まずは今現在何に電気代を使っているのかを把握することです。

その原因を知り、対策がきちんとできれば新築で暮らし始めてからも効果的な節約ができるのではないでしょうか。

ここから先は光熱費の考え方、太陽光パネルやオール電化についてもお話しますから興味がある方は最後まで目を通してください。

光熱費をどう考えるか

毎月の光熱費が家計を圧迫している、という方は少なくないと思います。

一人暮らしだろうと家族で生活している場合だろうと光熱費がかさむことはありますし、一人暮らしの方のほうが家族暮らしの場合よりも高い電気代や水道代を支払っているということも多々あります。

これから住宅の購入を考えている方だと資金計画を綿密に立てている方もおられるでしょうが、さまざまなシミュレーションの中に光熱費を入れていない人が多いのも事実です。

住宅購入における資金計画では光熱費を外すことはできませんから覚えておきましょう。

光熱費なんかを資金計画のシミュレーションで考えなくてはいけないのか、と思った方もおられるでしょうが、ここ10年で電気代が大きく値上がりしていることをご存じでしょうか。

電気代だけでなく、ガソリンにしても昔はリッター100円を切るような価格で購入できていたのが今はできません。

これから先も日本におけるエネルギーの価格は上昇の一途を続けるでしょうし、大きく値下がりするということは逆に考えられません。

そのため、住宅の購入における資金計画シミュレーションでは光熱費を避けておくことはできないのです。

光熱費をなるべく節約するにはどうすればいいのかということですが、確実に言えるのは無駄遣いをやめることです。

例えば、電気代の場合はエアコンがもっとも電気を消費しますし、頻繁に使うとすぐに電気代が跳ね上がってしまいます。

エアコンを使わずに扇風機を使ったり、サーキュレーターで空気を循環させるなどすれば電気代を抑えることはできるでしょう。

お風呂も家族がバラバラの時間に入るとなるとその都度給湯器を使う必要がありますし、その分ガス代が嵩んでしまいます。

なるべく時間を決めて間髪入れずに入ったほうがガス代を節約できます。

人が生活していく以上光熱費は絶対にかかるものですし、これから住宅を購入したいと考えるのなら光熱費の節約についても真剣に考えなくてはなりません。

光熱費を節約する方法などはインターネットで調べればいくらでも見つかるでしょうし、努力次第で今よりも遥かに安くすることは可能です。

ただ、購入する住宅に光熱費を節約できるシステムを組み込むことで節約できることもありますから、次からは太陽光パネルの導入について考えてみたいと思います。

太陽光パネルを導入することでどのような効果が期待できるのか、ここでしっかりと学んでおきましょう。

太陽光パネルの導入

太陽光パネルを導入することで電気代を節約することができる、という話を聞いたことがある方は多いと思います。

太陽光パネルというのは太陽の光を受け止め、それを電気に交換して利用するというシステムです。

最近では多くの新築住宅で導入されていますし、電気代を節約することができるというのが最大のメリットと言えるでしょう。

現在ではハウスメーカーから導入を推奨されることもありますし、オプションで用意しているハウスメーカー、工務店は少なくありません。

今後はさらに普及するでしょうし、いずれは新築には必ず太陽光パネルが取り付けられるかもしれません。

太陽光パネルを導入することでさまざまなメリットを得ることができるのは事実ですし、今後さらに普及は進むでしょうから導入を検討するのは良いことだと思います。

ただ、注意点としてハウスメーカーや工務店はそこまで太陽光発電に詳しくないということは言っておきます。

ハウスメーカーや工務店は家造りのプロではありますが、太陽光発電に関してそこまで熟知しているわけではありません。

基本的なシステムやメリットについては理解しているはずですが、それ以上深い知識を持っていることは少ないのです。

多くのハウスメーカーや工務店は太陽光発電に関して無知と言っても良いくらいですから、太陽光発電にそこまで詳しくないメーカーや会社に依頼すると費用が割高になってしまうリスクもあります。

では、外部の太陽光発電専門会社に依頼したほうがいいのかというとこれも絶対に良いとは言えません。

外部の業者に依頼する場合は、工事実績が豊富な業者を選ぶことが第一条件となってきますし、システムの検討や手続きなどに慣れているところを選ばなくてはなりません。

また、顧客に対して真摯に対応してくれる業者なら比較的安心ではないでしょうか。

太陽光発電システムを導入することによって電気代を節約することができますし、余った電気を売ることも可能となります。

電気代を今まで以上に大きく節約することも可能でしょうし、検討する価値は十分あるでしょう。

先ほども言ったようにハウスメーカーや工務店は太陽光発電に無知であることも多いですから、こちらから突っ込んだ質問をしたところできちんと正しい答えが返ってくるかどうかは疑問です。

ある程度自分でも太陽光発電システムについて知識を付けておいたほうが絶対に良いですし、ハウスメーカーや工務店任せにしないようにしてください。

オール電化を検討する

新築を建てるときにオール電化にするという方も増えています。

オール電化という考え方やシステムそのものは割と古くから存在していましたし、年月を重ねるごとに進化しているのも事実です。

オール電化住宅を建てたい、もしくは購入したいと考えている方だとまずは特徴やメリット、デメリットについても詳しく知っておく必要がありますから、ここで詳しく説明していきたいと思います。

まずメリットですが、調理や給湯、暖房などのエネルギーをすべて電気で賄うため、ガス漏れや不完全燃焼などのリスクがなくなるというメリットがあります。

現在の住宅は高気密高断熱という仕様が一般的ですし、建物内でガスの不完全燃焼などによって一酸化炭素が発生すると大変なことになってしまいます。

オール電化住宅ならすべてのエネルギー源が電気となるため安全でクリーンですし、室内の二酸化炭素濃度が高まる心配もありません。

木造住宅がもっとも注意すべきである火災のリスクを低減させられるというのも大きなメリットではないでしょうか。

火災を引き起こすリスクが引き下げられるため、住宅ローンの金利優遇が受けられる可能性も出てきます。

すべてを電気エネルギーによって賄ってしまうのがオール電化の良いところなのですが、それがデメリットになることもあります。

すべてを電気で賄うため、仮に電気代が突如大幅に値上げされたとしてもガスと併用ということができないのです。

電気代が高くなってしまえばそれに従う必要がありますし、どうしようもありません。

また、オール電化住宅の必須什器とも言えるIHクッキングヒーターはメンテナンス性に優れる一方で、対応する調理器具が限られてしまうというデメリットもあります。

ホーローや鉄、ステンレス製の調理器具しか使えないのはデメリットでしょう。

オール電化住宅にはメリットもあればデメリットもありますから、そこをしっかりと理解したうえで導入するかどうかを決めなくてはなりません。

2000年代に入って普及が始まったオール電化ですが、現在ではやや頭打ちといった状況になっているのも事実ですし、オール電化の新規営業も現在はそこまで積極的に行われていません。

ただ、メリットがそれなりに多いのも事実ですからこれから先もある程度は普及していくでしょうし、検討する価値は十分あります。

ただ、電気代の節約という面で考えるとそこまで効果はないと思いますからそれは覚えておいてください。

意外と忘れがちな断熱性

断熱性の悪い住宅で暮らしをしたことがある方もおられると思いますが、断熱性が悪い住宅だと夏場は暑く、冬は寒いという生活を送る羽目になってしまいます。

かなり古い戸建住宅だと断熱性が著しく悪いことも多いですし、賃貸マンションやアパートでも断熱性能が極めて低い物件は少なくありません。

断熱性能が悪いと夏は暑くて冬は寒いだけ、と思われている方もおられるでしょうが実はそうではなく、断熱性能の高さによって冷暖房のコストなどが変わってきます。

新築を機に電気代が節約できる家を造りたい、と考える方だと太陽光パネルの導入を検討することが多いでしょうが、断熱性能についても考える必要があります。

断熱性能が高い住宅だと冷房を使った場合でも室内の温度が上がりにくいですし、高気密な住宅となると冷気を外に逃がしません。

高断熱高気密な住宅になればなるほど冷暖房のコストは下がりますから電気代を抑えて環境にも優しい暮らしが実現します。

暑さや寒さをシャットアウトするだけでなく、電気代にも大きく関わってくることを覚えておきましょう。

最近の住宅は高気密高断熱を謳う家が多いですし、標準でそうなっているハウスメーカーなども少なくありません。

もちろん、ハウスメーカーや工務店によってはオプションで高断熱高気密にすることができる場合もありますから、そのような場合だとできるだけそうしたほうが電気代の節約にもなるでしょう。

夏場や冬場によくエアコンを使うという家庭なら尚更です。

最近では高断熱リフォームなども流行っていますし、断熱性を高めることによって大きなメリットが得られることがどんどん知られています。

これから新築を建てる、購入するという方もできるだけ高気密高断熱の家を手に入れることで電気代を大幅に安くすることも可能となるでしょう。

電気代を節約したいという場合でも断熱性について考える方は少ないです。

直接的な関係がないと思っている方がほとんどですし、それよりも太陽光パネルだオール電化だと考える方が多いのが現実です。

しかし、ここでご説明したように家の断熱性によって電気代が大きく変わってくるのは事実ですし、しっかり高気密高断熱に造られた家ならエアコンコストを大きく削減することが可能です。

忘れがちな断熱性ですがぜひ注目してくださいね。

建売住宅などを購入するにしてもなるべく高気密高断熱を売りにしている物件を選ぶと良いでしょう。

覚えておいてくださいね。

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