快適に過ごしていく上で欠かせないのが網戸の存在です。
網戸があると窓から入ってくる虫を妨げることが出来ます。最近では防虫だけでなく花粉症対策にも役立つ網戸も…!
網戸があることで窓を安心して開けることが出来て、外気を上手に室内に取り込めるようになります。
しかし、「あまり網戸の種類を知らない…」という人は意外にも多いのではないでしょうか?
今回は網戸にはどんな種類があるのか、そして色による効果の変化をご紹介します。
網戸を付けたいけれども、どんな種類があるのか分からないという方は、これを読んで窓にぴったりの網戸を見つけてください♪
あなたの窓に合う網戸の種類は?
ここでは網戸がどれだけの種類を展開しているのかご紹介します!
網戸を取り付ける窓によって変わってくるので、参考にしてみてください。
網戸の種類その1:パネル網戸
パネル網戸とは網戸本体を取り外さなくても防虫網だけを取り外すことができる優れもの。
左右に移動させるだけで開閉できる引き違い窓に取り付けるのが一般的です。
網戸を使用している時に、うっかり防虫網に穴が開いてしまうことって少なくありません。
その際に防犯対策として窓に取り付けられている面格子や手すりがあると、新しく網戸が張り替えにくいという悩みが出てきます。
パネル網戸は防虫網のみをサクッと取り外すことが出来るので、張替えが楽です♪
もしパネル網戸が破損した場合は、防虫網のみを取り外せるので取り換えも手間いらず。
そして、窓に面格子や手すりが付いていると掃除がしにくいのも難点。こんな悩みもパネル網戸であれば解消出来てしまいます。
防虫網だけを取り外して丸洗いできるので、今まで洗いにくかった片面の掃除も簡単です。
丸洗いだけで済むので定期的に掃除がしやすく、短時間で済むのは有難いポイント。
網戸の種類その2:アコーディオン網戸
プリーツ加工されたネットによって開閉操作が自由に出来るのが魅力。
必要なときにササっと出せて、不要な時には場所を取らずに収納できるのも嬉しいポイントです。
収納が手軽なので網戸を使わない季節は取り外して、景色を存分に楽しめます。
折りたたむとコンパクトで収納スペースに困りません。
アコーディオン網戸を使用する場所は玄関扉、勝手口、スライディングドアなど。
扉付近に設置することで家全体に風を送り込みやすくなり、自然の風を感じながら快適に過ごしやすくなります。
扉を開け続けることで虫が入ってしまうことが気になりますが、アコーディオン網戸なら防虫対策も出来るので安心。
開放感あふれる大きな窓である全開口サッシにも取り付け可能なので、家に開放感を取り込めます。
網戸の種類その3:ロール網戸
使用するときにはロールを操作して防虫や自然光を取り入れることが出来ます。反対に使用を望まないときにはロールを巻いて収納が出来るので簡単。
ロール網戸には2種類あり、横引きとロールアップです。
ロールアップは収納する時に上の部分にまとめ上げられるので見た目もスッキリ。
窓の近くにあるインテリアを阻害することがありません。
ロールアップ網戸はリビング・キッチン・ダイニングなどの利用がおすすめ。
片手で開閉できるのは横引きができるロール網戸の強み。
片手で子供を抱えていても、買い物袋を持っていても開閉できるので扱いやすさがあります。
玄関・ベランダなど人の出入りが多いところで使用するのが向いています。
網戸の種類その4:折戸式網戸
網戸のネットが2つに分かれていて、開閉時に折りたためる網戸です。取り付ける場所は玄関や勝手口で、外気を家中に取り込めるのが魅力。
中には網戸にアルミを使用しているものがあり、ペットや小さなお子様がいる家にはおすすめです。
アルミ製にしていれば爪や指の力で壊されることがありません。
一般的な網戸を使用していると
- ペットが引っ掻いてしまって、破損した…
- 子どもが力いっぱい押して敗れてしまった
ということがあります。ですが、アルミ製のものであれば安心して使用可能です。
玄関や勝手口は毎日のように使用するからこそ、素材が丈夫で安心して使用できるものがいいでしょう。
実は網戸のネットにも種類がある!
ポリプロピレン
網戸のネットとして一般的に使用されている者がポリプロピレンです。
他のものと比べて軽量で表面にツヤがあります。
価格が安いですが、耐久性にかけるのがデメリット。そのため、早くて5年ほどで網戸を張り替えなければなりません。
ポリエステル
ペットのいる家庭や小さなお子様がいる家庭ではおすすめの素材。ネット自体の強度が高く、耐久力もあるのです。
強度が高いと聞くと硬い網戸を想像しがちですが、柔らかさも持ち合わせています。
引っ掻いたり、負荷をかけたりすることで破れないので頻繁な張替えをする必要がありません。
グラスファイバー
少しの火では破れないほど耐熱・耐久性があります。見た目は落ち着いている色で、見た目を気に入って購入する人も多数。
熱さに強いので日差しが差し込みやすい場所でも使用しやすいです。
ステンレス
耐久性が特に高いのがステンレス素材の網戸。15年以上同じものを使用している人も多く、それほど長持ちする素材です。
外気を取り込みやすく、汚れがつきにくいので扱いやすさが自慢。ですが、価格が他と比較すると高く一般的な家庭では使用されていません。
色によって効果が変わる?網戸ネットの色の種類
白
外から見ると中が見えずに視界は遮られています。また、白色なので網戸には見えにくくおしゃれに保てるのもメリット。
白色なのでほこりや汚れが目立ちにくいのは嬉しいです。
黒
網目が視界を妨げず使用できるのが黒色の強み。中からも外からも景色が見えやすいので、外からの視線を感じやすい色と言えます。
白や灰色のほこりが目立ちやすいので掃除は頻繁に行うことが必要です。
グレー
明るいグレーネットは網目に光が当たることで互いに反射して視線を遮りやすいのが特徴。
目隠し効果が高いので、プライバシーを守りたい人にはグレーがおすすめです。
ホワイトグレー
グレーよりも色が薄いので中の様子が見えにくくなっています。
一般的な色、黒とグレーではどっちがいいの?
外からの視線を気にせず安心して使用できるのがグレー。中の景色がどうしても見えやすくなってしまうのが黒です。
人通りの多い通りの近くで使用する場合はグレーがおすすめで、人目をあまり気にせず暮らせる場所では黒色が良いでしょう。
黒色は中が見やすくなってしまいますが、同時に外の景色も楽しめます。人通りや生活スタイルに合わせて使用する色を決めたいです。
目隠しができるおすすめの網戸の種類は?
家が人通りの多い通りに面していると、どうしても人の視線が気になってしまいます…。
しかし、外気を取り込んで気持ちよく過ごしたいと思う人は多いです。
そんな人におすすめなのがブラインド網戸!
風を通しつつも視線を遮れるのは嬉しいポイント。また、ブラインド網戸は自然光もたっぷり取り込めます。
バルコニーやリビング、キッチンでも使用しやすいです。
そしてブラインド網戸は片開き窓、両開き窓、上げ下げ窓などさまざまな窓に対応しています。
まとめ
網戸の種類は素材・色どちらも豊富で、一つ一つに強みがあります。
「どの網戸を選べばいいのか分からない…」という人は使用する窓から見える人通りの多さや使用用途を考えて選ぶのがおすすめです。
時には家族構成や生活スタイルも併せて考えてから選ぶことが最適な網戸を選ぶのにも大切だと言えます。
新築戸建てで、とはいえ傷つけたくないという方や採寸などととにかく怖いという方でしたら無難に新築 網戸 工事 の専門業者への依頼をお勧めします。