新築を建てるするなら、確実に防犯をするべきです。
外からの出入りがある玄関にセンサーライトを設置した方がいいでしょう。
また、価格も安価なものから、高価なものまで幅広くあります。
なので、新築に合った範囲で設置することをオススメします。
新築にセンサーライトは付けたほうがいい?
マンションなどの集合住宅で長く生活してきた方だと戸建住宅で住みたいと考えている方もおられるのではないでしょうか。
新築の戸建て住宅で誰にも気兼ねなく生活したいと考えている方は多いですし、新築戸建てにはそれだけの魅力があります。
ただ、戸建て住宅はオートロックや防犯カメラが備わっているマンションなどに比べるとややセキュリティ面に不安があるため、防犯目的でセンサーライトを設置しようと考えている方もおられると思います。
そこで、ここではセンサーライトの必要性についてまずお話したいと思います。
新築にセンサーライトを付けたほうがいいのか、それとも必要ないのかは人によって意見が違います。
人によっては絶対につけたほうがいいという答えが返ってくることもあるでしょうし、別の人に聞くと必要ないという答えが返ってくる可能性もあります。
そのため、どうしたらいいのか分からない、悩んでいるという方が多いのも事実です。
センサーライトを設置することで夜間に侵入しようとする泥棒に威圧感を与えることができますし、夜外出するときにわざわざ照明をつけなくてもいいなどメリットがたくさんありますが、デメリットもあるためそこも考慮した上で決める必要があります。
センサーライトを設置したほうがいいという方の意見で多いのは防犯のためになるということです。
センサーで感知しライトを照らすわけですから、暗闇に乗じて侵入しようとする泥棒に精神的なプレッシャーを与えることができますし、住宅のセキュリティ能力をアップさせるのに効果的と言えるでしょう。
ただでさえ戸建て住宅はマンションと比べて防犯性が低いと言われていますし、少しでもセキュリティ能力を高めるためにセンサーライトが必要という意見は非常に多いです。
不要という方の意見では、余計な電気代がかかってしまう意見があります。
製品によって電源は異なりますが、確かに余分な費用がかかってしまうのは事実です。
また、センサーで感知することで照明がつくため動物などが通っただけでもライトがついてしまいますし、必要ないときに照明がついてしまうのがイヤという方もいます。
いろいろな考え方がありますが、やはりセキュリティを高めるという意味では設置したほうが良いのかもしれません。
せっかく新しく建築するマイホームですから、空き巣の被害を防ぐためにも設置はおススメです。
また、夜間に外出したり帰宅する方にとってもセンサーで反応する照明はありがたいのではないでしょうか。
外周りのどこにセンサーライトはつけるべき?
センサーライトをどこに設置すればいいのかというのは大切な部分です。
適当に設置しても意味がありませんし、特に防犯目的で利用するのなら設置場所をしっかりと考えたうえで設置しなくてはなりません。
防犯効果を最大限に高めるためにも慎重に設置する場所を検討してください。
では、具体的に外回りのどこにセンサータイプのライトを設置すればいいのかということですが、ポイントとしては空き巣や泥棒の心理になってみることです。
自分がもし泥棒になったとして、夜間に侵入するときどこから侵入するかを考えてみましょう。
侵入されやすい場所というのは建物によって異なりますが、玄関口やふろ場、台所の窓、屋根に登れる場所などが代表的です。
玄関から空き巣が侵入するの?と驚いた方もいるかもしれませんが、玄関から侵入されることは決して珍しくありません。
プロの空き巣ならあっという間にカギを開けてしまうこともありますし、特に玄関が周りの道路などから見えない場合にはそこを侵入ルートにしてしまうことがあります。
玄関に設置するというのは的を射ていますからおススメです。
夜間に帰ってきたときなどもセンサーで感知して照らしてくれるため安心ですよ。
お風呂場や台所の窓というのも意外と侵入されやすい場所です。
居住スペースとなっている部屋は人がいてもいなくても照明をつけっぱなしにしていることはありますが、お風呂場や台所は人がいない場合にはたいてい消灯しています。
しかも、寝室や居室のように常に人がいる場所ではありませんから、空き巣に狙われやすい場所なのです。
そのため、お風呂場や台所の窓付近に設置するというのは効果的と言えるのではないでしょうか。
あと、先ほども言ったように屋根に登れるようなところにも設置しておくと効果的です。
住宅によってどこに設置したらいいかは変わってきますから、適当に設置するのではなくじっくりと考えてみましょう。
また、取り付けの際にはしっかりと稼働するかどうかを確認しておく必要がありますし、せっかく設置してもセンサーが感知してくれない、光らないとなると意味がありません。
取り付けの角度などによって変わってくるため注意しましょう。
ただ、新築の場合で業者に取り付けを依頼するのならこのあたりはあまり気にしなくていいはずです。
プロなら間違いなく正しい設置をしてくれるでしょうから、取り付けをする場所だけ施主が決めればあとはしっかりとやってくれるでしょう。
防犯を徹底的に考えたセンサーライト設置
先ほどもお話してきましたが、基本的にセンサーライトは防犯のために用いるケースがほとんどです。
もちろん、人によってはそれ以外の目的で設置している方もおられるでしょうが、大半の方はセキュリティの向上を見込んで設置に踏み切っているのではないでしょうか。
先ほども防犯の観点から設置する場所についていろいろとお話してきましたが、ここでは防犯を徹底的に考えたセンサーライトの設置についてお話したいと思います。
まず、センサー式ライトがどのように防犯に役立つのかということですが、一つには光によって侵入者の存在を周りの人やその家に住む人に知らせるのに役立ちます。
泥棒は暗闇に紛れて悪事を働こうとしますし、夜間は泥棒にとってもっとも活発に行動しやすいときです。
闇に乗じて住宅へ侵入しようとしますが、センサー式ライトがあれば侵入を試みようとする泥棒の姿を捉えることができます。
周りの人が泥棒に気付くかもしれませんし、家族も泥棒の侵入を未然に防げるでしょう。
また、心理面で泥棒にインパクトを与えることもできますし、侵入を断念させることができます。
防犯を最大の目的として設置するのなら電源タイプの製品がおススメかもしれません。
センサー式ライトにもいろいろな種類がありますし、乾電池で動くものもあれば電源を取るタイプ、ソーラーパネルタイプなどもあります。
乾電池式はもっとも手軽で安価ですが、当然電池が消耗するとセンサーも照明も機能しなくなります。
せっかく設置しているのに電池切れで稼働せず泥棒の侵入を許してしまったとなるとこれほど悔しいことはありません。
電源タイプなら電池切れなどによって機能が停止してしまうことはありませんし、セキュリティを重視して設置するのならこちらのタイプがおススメでしょう。
先ほどもしつこいくらいお話しましたが、センサー式ライトを泥棒の侵入防止のために設置するのなら取り付ける場所にも慎重になるべきです。
住宅によって侵入しやすい場所というのは異なりますし、家によっては玄関やリビングの窓が外部から見えないようになっているところもあります。
垣根や塀がある場合などは外から見えませんし、夜間になると泥棒が侵入しやすくなります。
そのようなことも踏まえたうえで設置する場所を検討しなくてはなりません。
どの製品を選ぶかも重要ですが、それ以上にどこに設置するか、いくつ設置するかということが重要になってきますから覚えておきましょう。
玄関周りのセンサーライトの考察
住宅への入り口となる玄関ですが、玄関周りにセンサーライトを設置することは珍しくありません。
実際、玄関の付近にセンサー式ライトを設置している住宅はたくさんありますし、もっともスタンダードな設置場所と言えるのではないでしょうか。
では、どうして玄関付近に設置する人が多いのかということですが、一つには防犯目的です。
プロの空き巣ともなると戸建て住宅の玄関でも短い時間で開けてしまいますし、夜間の侵入を防ぐために設置しています。
夜間に玄関から侵入しようとする泥棒を牽制できるのはメリットでしょう。
夜間に外出することが多い方にとってもメリットがあります。
わざわざ外部照明をつける必要がありませんし、自分が外に出たときに照らしてくれます。
また、センサーから外れて一定の時間が経てば自然と消灯されますから消し忘れなどもありません。
外出するときはもちろんですが、夜に帰宅したときも便利です。
仕事が遅くなって帰りが深夜になってしまったということもあるでしょうが、このような時灯りがないと不便です。
家のカギをバッグの中から探すのも一苦労ですし、足元が暗くて転倒してしまうような恐れもあります。
センサー式ライトがあればそのような心配もありません。
このように、玄関付近にセンサー式ライトを設置するのは防犯面でもメリットがありますが、日々の生活を便利にしてくれるというメリットもあります。
だからこそ設置する人が多いのではないでしょうか。人によってはポーチ部分に外部照明を設置しているから必要ない、という声も聴かれますが、その都度スイッチで操作するのに比べると遥かに楽で効率的です。
センサーで感知して照らし、自然に消灯してくれるのですから非常に便利な存在と言えるのではないでしょうか。
人によってさまざまな意見があるため必ずしも玄関に設置するのがおススメとは断言できませんが、実際に設置している住宅が多いことからもメリットや利便性が窺えます。
セキュリティを高めることができるのはもちろん、深夜や明け方に外出したり帰ってくることが多い家族がいる場合にも安心できます。
夜間に来客が多いような家庭でも設置しておくとお客さんも安心できるのではないでしょうか。
このように、さまざまなメリットがありますから検討してみる価値は十分あります。
玄関付近に設置するのに適したセンサー式ライトの製品もたくさん販売されていますから、家にマッチする製品を見つけてください。
センサーライトの価格(相場)
センサーライトを設置する際の費用は気になるところだと思います。
実際にいくらかかるかというのは工事を依頼しているハウスメーカーや建設会社、工務店によっても変わってきますし、新築工事に含めるのか、それとも工事が終わった後によその業者に依頼するのかでも変わってきます。
現在ではセンサー式ライトの製品もさまざまなメーカーからリリースされていますし、数千円程度で購入できるものもあれば数万円以上かかるようなものもあります。
そのため、一概に費用相場をここでお伝えするのは大変困難です。
それでは元も子もありませんから、とりあえず比較的人気の高いセンサー式ライトの商品だけの価格で相場をご紹介したいと思います。
手軽に購入できる価格帯の製品だと2000~6000円程度のものが多く、後付けも可能なタイプが多いです。
新築工事が終わったあとにDIYで取り付けることも可能ですし、ホームセンターなどで購入すれば別途料金を支払って取り付けてもらえるかもしれません。
とりあえずどんなものか試してみたい、という方はこれくらいの価格帯のものを選んでみてはいかがでしょうか。
センサー式ライトの製品は自分で用意し、取り付けだけを依頼するということも可能です。
この場合だと取り付けの工事費用がかかりますが、取り付け場所や設置の難易度などによって工事費は変わってきます。
依頼する業者によっても変わってきますが、だいたい15000~20000円程度の工事費になることが多いです。
もちろん、もっと安く工事してくれるところもありますし、もっと高くなってしまうこともありますからあくまで目安として覚えておいてください。
新築でのセンサーライト設置は電気工事になります。標準でセンサー式ライトの設置をしているというハウスメーカーや工務店などは少ないと思いますから、基本オプションになるのではないでしょうか。
そのため、事前の打ち合わせではセンサー式ライトを設置したいという旨をきちんと伝えておくことが大切です。
特に電源式の製品を設置する場合だとあらかじめ配線を壁に通しておかなければいけないこともありますし、伝えておかないと配線を玄関付近の壁に外から見える形で通さなくてはいけないこともあります。
また、先ほども言ったように現在では多彩なセンサー式ライトの製品がリリースされていますから、事前にある程度自分でもリサーチしておくことです。
相談しつつベストな製品をチョイスしてください。