新築からエアコンは取り付けるべき?費用や設置場所は?

新築一戸建てや新築分譲住宅、建売住宅のエアコン取り付けの注意点についてお伝えします。

取付の位置や時期、費用などについてもここではご紹介しますから、今後新築を建てようとしている方はぜひ参考にしてください。

新築のエアコン取り付けで注意すべき点

日本の夏は暑く冬は寒いですよね。

四季がある日本は季節ごとに気温が大きく変わってしまいますし、そこがネックと言われることも少なくありません。

しかし、四季があるお陰で春は美しい桜が咲き乱れる姿を目にすることができますし、秋口には燃えるような紅葉、冬には素晴らしい雪化粧も見ることができます。

四季折々の景観を楽しむことができるというのは日本ならではの魅力であり素晴らしい部分だと思います。

ただ、時期によって大きく気温の変化する日本だからこそ住宅にはエアコンが必須となりますし、今の時代エアコンがなければ生活できないと言っても過言ではありません。

新築一戸建てを建てようと考えている方だとエアコンの設置は絶対に視野に入れているでしょうし、新築分譲住宅や建売住宅でもエアコンが部屋に設置されているかどうかをまず確認するという方は多いのではないでしょうか。

新築を建てる場合ならあらかじめ打ち合わせのときに伝えておけば所定の部屋にエアコンの配管をしてくれるでしょうし、決められた場所に設置してくれると思いますが、建売住宅だと欲しい部屋についていないこともありますから追加で工事をお願いすることも珍しくありません。

新築のエアコン取り付けで注意すべきポイントはいくつかありますが、一つにはスリーブ設置工事におけるトラブルが挙げられます。

スリーブとは室内機と室外機を繋ぐ配管を通す穴ですが、この穴をあけるときに柱や筋交いを欠損してしまうというトラブルは実際にあります。

これだとせっかく新築の住宅だというのに家の強度が低下してしまいますし、そこの部分だけ弱くなってしまうということも考えられます。

業者がミスに気付いて申告してくれるのならまだしも、ミスを隠そうとそのまま隠ぺいされてしまうことも少なくありません。

スリーブの勾配が不適切ということもよくあるトラブルです。

配管を通すための穴を壁に空けるときには若干の勾配をつけるのが普通です。

結露によって生じた水滴などを外部に排出するには部屋内から外に向けて緩やかな下り勾配を付けておく必要があるのですが、これをつけていないことはよくあります。

結果、水滴が部屋の中に落ちてくるということもありますから注意が必要です。

きちんとした業者ならスリーブ勾配をしっかりと取ってくれているのですが、一部の業者は勾配をとらずに穴を開けてしまうこともあり後々のトラブルに繋がってしまうことがあるのです。

エアコン取り付け費用

新築の住宅にエアコンを取り付けるとなると当然その分の費用はかかってしまいます。

費用がかかるからといってエアコンを一台も設置しないという方はこの時代にいないと思いますし、基本的にどこの家でもエアコンは設置すると思いますが、やはり費用は気になるところでしょう。

どうしても設置する必要があるものですから費用はこの際気にしない、いくらになってもいい、などと言っていると損をしてしまうかもしれませんから、まずはだいたいの相場を知っておきましょう。

新築住宅にエアコンを設置するときの費用ですが、これは業者によってまちまちです。

地域によっても多少変わってきますし、ハウスメーカーや工務店によっても違いが生じてくるため一概にこれくらいですと言えないのが現実です。

しかし、それではこの記事を書いている意味がありませんから、とりあえず目安としての費用相場をお伝えするとしましょう。

だいたいの費用相場としては一台で25000~30000円くらいとなりますから、とりあえずはこの金額を覚えておくと良いのではないでしょうか。

ここからそこまで大きく変わることはないと思います。

ただ、新築の場合は一度に複数のエアコンを設置することになると思いますし、取り付ける台数が多くなるごとに単価が安くなることが多いです。

1台だけなら25000円くらいでも、2台になると24000円になるということも珍しくありません。

新築住宅にいったい何台のエアコンを設置するかによっても取り付け工事の単価は変わってきますから覚えておきましょう。

また、二階に設置して室外機は一階にというケースでも金額は変わってきますから注意してください。

ここでご紹介したのはあくまで目安ですからそのつもりで理解しておいてくださいね。

新築の住宅でも設置しにくいような住宅だとその分手間賃がかかってしまうことがあります。

室外機を設置するスペースが異様に狭いとか、隣の家との隙間がほとんどなくて工事しにくい、穴あけがしにくいといった場合には高くなることもあります。

ハウスメーカーなどの場合は一律料金にしていることもありますが、それでも工事がしにくい場合には別途料金が発生するということは十分考えられます。

新築の場合だと事前に担当者との打ち合わせも複数回重ねると思いますから、その時に単価をチェックしておきましょう。

あまりにも高すぎる場合には詳細な説明を求めたほうが良いかもしれませんね。

取り付ける時期も考えるべき

新築を建てるとなると完成までの間はとても楽しみですが、新築にエアコンを取り付けするときに工事中に取りつけてもらうか、それとも工事が終わってから取付してもらうかで悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

すべての部屋を引き渡し直後から使う場合だと工事中にエアコンを設置することになると思いますが、すぐに使わないような部屋がある場合にはそこだけとりあえず設置せずに後にしようか、と考える方もいると思います。

このようなエアコン設置の時期で悩んでしまう方は意外に多いようですね。

どちらが正解ということもありませんが、基本的には新築工事を行うときに取りつけることをおススメします。

工事中の取り付けだと万が一ミスがあったときなども対処することができますし、筋交いや柱の位置などを大工に確認しながら工事をしてくれるため安心です。

エアコンを設置するとなると壁に穴を開けることになりますから、技術力のある業者に作業してもらう必要がありますし、ハウスメーカーや工務店の仕事を請け負っているような業者ならたいてい信頼できるでしょう。

工事のときは取付せず、工事が終わってしばらく経ってから取り付けたいという方もいると思います。

ホームセンターや家電量販店ではエアコンを安く販売していますし、取付まで依頼することは可能です。

きちんとした技術力を持っているスタッフが作業をしてくれるのなら良いのですが、大した技術力もないアルバイトスタッフのような人が家に穴を開けるというのは少々怖いですよね。

実際、筋交いや柱にも穴をあけてしまった、欠損してしまったというトラブルは少なくありません。

このようなリスクを考えるとやはり新築工事をしているときに取りつけたほうがリスクは少ないのではないでしょうか。

また、どうしてもすぐにエアコンが必要ないのならとりあえず壁に穴だけあけてもらっておくという方法もあります。

穴さえあけておけば、あとは配管を通して取り付けるだけですから簡単です。

エアコン取付工事でもっとも重要なのは壁への穴あけですから、ここだけ新築工事のときに専門業者にやってもらっておけば後は家電量販店やホームセンターのスタッフに取りつけてもらっても大丈夫でしょう。

穴を開けた場合も専用の塞ぐ蓋がありますから問題ありません。

もちろん、最初からエラコンを設置しておくというのも良いですし、それが抵抗があるのなら穴だけでもあけておくと良いでしょう。

どこに取付けるべき?

新築の住宅のどこにエアコンを取り付けるべきか、というのは悩むところですよね。

ハウスメーカーや建築会社の担当者、建築士と相談しながら決めるのがおススメですが、ある程度自分で取り付けを希望する部屋を決めておくと話もスムーズに進みやすいでしょう。

自分がどうしてもエアコンを設置したい部屋を決めておき、あとは建築士の方や担当者の方に相談して、どこに設置するべきでしょうかと聴けばアドバイスをしてくれるはずです。

建築のプロに聞いたほうが経験値も豊富ですし、素人考えで決めるより遥かに安心できますよ。

部屋のどこに取りつけるべきか、という問題も出てきます。

「そんなのどこでもいいんじゃないの?」と思った方もいるでしょうが、決してどこでもいいわけではありません。

エアコンを設置するのに向いている場所、位置というのがありますからそれを覚えておく必要があります。

では、部屋のいったいどこにエアコンを設置すればいいのかというと、できるだけ窓のそばに設置することをおススメします。

外からの寒さや暑さは窓から室内に伝わってきますから、室内機はなるべく窓に近いほうが効率良く部屋の温度を調整することができます。

家具などに室内機の風が遮られない場所に設置することも大切です。

タンスやカーテンレール、ベッドなどが室内機の下にあると効率良く部屋の温度をコントロールすることができません。

これだとエアコンの効果が低くなってしまいますから、なるべく風が障害物に当たらないような場所にエアコンを設置するということが大切です。

設計の段階でどこにどんな家具を置くか、というのをあらかじめイメージしたり決めておくとエアコンの取付場所もだいたいわかってくるのではないでしょうか。

室外機はどこに設置するのかということですが、室外機を設置するときのポイントは風通しとなります。

風通しの悪いところだと熱がこもって故障してしまう恐れがありますし、効率良く部屋の温度をコントロールすることができなくなります。

また、直射日光に当たるのもあまりよくありませんからなるべく日陰に設置してください。

直射日光や照り返しで室外機そのものの温度が高くなってしまうと冷却機能が著しく低下してしまうことがあります。

基本的にこうしたことはプロの業者なら理解しているとは思いますが、もし間違った取付、設置をしていた場合には指摘してあげてください。

何らかの理由があって仕方なくのときはそれについても説明してもらいましょう。

最新エアコン事情

エアコンの進化は目覚ましいものがありますし、ひと昔前では最新と呼ばれていたものが今ではすっかり時代遅れの代物になってしまいました。

機能性はもちろん見た目もどんどんスタイリッシュでコンパクトになってきましたし、これから先エアコンはどのような進化を遂げていくのかという疑問も持ってしまいますが、まだまだエアコンはこれからも進化を続けそうな兆候を見せています。

そこで、ここでは最新のエアコン事情についてお話しますから興味がある方はぜひ最後まで目を通してください。

最近のエアコンでは定期的にエアコンの内部をクリーニングしてくれる機能が備わっているものもあります。

最新タイプのエアコンだと自動で定期的にエアコン内部を掃除してくれますから、これはかなり嬉しいメリットではないでしょうか。

内部の掃除をしないと冷却効率などが低下してしまいますし、電気代が嵩んでしまうというデメリットもあります。

専門業者に依頼してクリーニングしてもらったり、自分でこまめに掃除していたという方もおられるでしょうが、このタイプのエアコンならそのような必要もありません。

勝手に自分で掃除してくれるのですから放置しておいても大丈夫なのです。

また、気流制御機能を備えた最新エアコンもあります。

冷え過ぎや乾燥防止を狙った機能で、人がいる場所を感知してそこに風を送らなかったり、逆にそこだけ狙って風を送るということも可能です。

エアコンの風が当たって体が冷えすぎてしまう、体調がおかしくなってしまう、という方は少なくありませんし、特に女性の方に多いと思いますが、この機能が備わっている最新エアコンなら問題ありません。

風が自動的に避けてくれますから体調不良を起こすこともないでしょう。

このように、最近のエアコンはさらに進化を遂げています。

今ですらここまでの進化を遂げていますから、今後はさらなる進化を遂げていくのではないでしょうか。

今では想像もしていなかったような機能が備わったエアコンがリリースされるかもしれませんし、さらに軽量コンパクトな設計になる可能性もあります。

スマホなどと連動して利用できるようなエアコンもいずれは登場するかもしれません。

日本の住宅そのものがどんどん進化を続けていますし、我が国の技術力を持ってすれば世界があっと驚くようなエアコンを生み出すことはできるのではないでしょうか。

私たちは今からその日がくるのを楽しみにしておきましょう。