コンセントの増設方法!工事は目的によって選ぶ!気になる工事費用は?

部屋の模様替えをした際や、新しい電化製品を購入した時、
必要な場所にコンセントがなかったり、コンセントの数が足りなくなってしまったりしますよね。

延長コードやタコ足配線でしのごうとしますが、延長コードは見栄えが悪くなりますし、タコ足配線は危険です。

そういった時にコンセントを簡単に増やせたらいいのに、と思う方も多いのではないでしょうか?

実は、大掛かりな工事などしなくてもコンセントを増やすことができます。

この記事では、コンセントを増やすための工事の方法と、費用の目安についてご紹介します。

コンセントを増やしたいけど、どうしたらいいのか悩んでいるという方はぜひチェックしてみてくださいね。

 

コンセントの増設方法は主に2種類

一般的にコンセントの増設工事には2種類の方法があります。

  • コンセントを新しく増設する
  •  コンセントの差し込み口を増やす

それぞれ、どのような方法なのか、どういった場合に適しているのか紹介していきます。

 

コンセントを新しく増設する方法

コンセントを新しく増設する方法は、使用する電化製品が現在あるコンセントから遠い場合や、電化製品の消費電力が大きい場合におすすめです。

さて、コンセントを新しく増設しようといった場合、具体的にどのような工事を行うのでしょうか。

コンセント増設工事をする際には、配線を引くという作業が必要になってきます。

この配線の方法にも種類があります。

  •  近くにあるコンセントから延長して配線を引く方法
  • 新規に分電盤から専用の配線を引く方法

使用する電化製品の消費電力によって、選択できる方法が決まってくるため、次からの項目をチェックしてみましょう。

 

近くにあるコンセントから延長して配線を引く方法

屋内の電気配線から分岐させ、今あるコンセントから新しいコンセントまで配線を延長させる方法です。

増設する場所が近い場合は、壁の一部をくりぬくだけで工事が完了する場合もあり、安価で手軽にできる工事の一つです。

この方法で注意したいのが「使用する消費電力」です。

この方法は現在のコンセントの使用可能電力を二つのコンセントで分けることになります。

簡単に言うと、延長コードを床ではなく壁の中で通しているようなものなのです。

配線によっては電子レンジなどの消費電力の大きいものが繋がれていることもあるので、注意しましょう。

そのため、使用する電化製品の消費電力が少ない場合におすすめの方法です。

現在、延長コードを使用してコンセントを使用している場合には、この方法でも問題なく電化製品を使用し続けることができるケースが多いでしょう。

 

新規に分電盤から専用の配線を引く方法

使用する電化製品の消費電力が大きい場合は、先程紹介した「コンセントから延長する方法」だとブレーカーが落ちてしまうことがあります。

そのため、消費電力の大きい電化製品を使用予定の場合は、新規に分電盤から専用の配線を引くようにしましょう。

他の電化製品の消費電力を気にする必要がなくなり、安心して電化製品を使用することができます。

尚、IHクッキングヒーターやエアコン、乾燥機は専用回路が必要なため、それらを使用したい場合はこの方法をとる必要があります。

 

コンセントの配線パターン

一言にコンセントの配線と言っても、その配線パターンは様々です。

ここでは、よくある3つのパターンについてご紹介します。新規に分電盤から専用の配線を引く場合の参考にしてみてください。

【1つの回路に1つのコンセントの配線】

使用したい電化製品を1つ使うために、必要なコンセントを回路内に1つ設置する方法です。

シンプルな方法となり、消費電力の大きいIHクッキングヒーターや乾燥機、エアコンなどを使用する際に使われます。

【1つの回路に複数のコンセントの配線】

電化製品を複数使うために、1つの回路に複数のコンセントを持たせる方法です。

比較的消費電力の小さい電化製品を使う場合に使用する方法です。家の中の多くの配線は、このパターンとなっているケースが多いです。

【スイッチ付きコンセントの配線】

スイッチで電流のオン、オフの切り替えのできるコンセントを使用する方法です。

いたずら防止などのため屋外に設置するコンセントに使われるケースが多いですが、屋内にも設置は可能です。

毎回、プラグの抜き差しをする必要がなくなり、スイッチを押すだけで電源のオンとオフの切り替えができるため便利です。

 

 

コンセントの差し込み口を増やす方法

今あるコンセントの差し込み口を増やすことでも、コンセントの増設は可能です。

一般的なコンセントの差込口は2口になりますが、工事によって4つや6つに増やします。

新しく増設する方法よりも簡単な方法になるため、現在使用している電化製品とコンセントの位置が近い場合電化製品全体の消費電力がそれほど大きくない場合にはおすすめです。

電気配線を変更する必要もなく、新しいコンセントの内部配線をつなぎ変えることで対応可能なため、価格もリーズナブルです。

また、工事の時間も短く済みます

そのため、コンセントが足りない場合は、まずはこの方法で状況が改善できないか検討してみるのもいいでしょう。

 

コンセントの増設工事にかかる費用

それでは、実際にコンセントの増設工事にはどの程度の費用が掛かるのでしょうか?

実際には電気工事の業者やリフォーム業者に現場を確認してもらう必要があると思いますが、ここではおおよその目安の金額をお伝えしたいと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 コンセントを新しく増設する方法

  •  近くにあるコンセントから延長して配線を引く方法10,000円~30,000円
  • 新規に分電盤から専用の配線を引く方法30,000円~50,000円

コンセントの差し込み口を増やす方法7,000円~150,00円

配線を引く際に、増設したコンセント差込口やコードを壁に埋め込む「埋め込み」をするか、「露出」させるかという方法によっても価格は異なってきます。

露出させると、見た目が気になることもありますが、埋め込みをするよりも費用は安くなります。

尚、コンセント増設の場所によっては埋め込みができないケースもあります。

 

価格が変動するケース

埋め込みの方法をとる場合も壁のクロスの張替えをどのようにするかによっても金額が左右されます。

価格を押さえたいという場合には、くりぬいた後の壁に「アクセントクロス」を貼ると全面の壁紙を張り替えなくてもよくなることも。

もちろん、これを機にクロス全体を張り替えることも可能です。リフォーム会社の方や、工事業者と相談して決めましょう。

 

また、分電盤から新規に配線を引きたくても分電盤に空きがない場合は、分電盤そのものを交換しなければなりません。

その場合はどうしても高額になってしまいます。

尚、コンセントの差し込み口を増やす場合は、コンセントを新しく増設する場合よりも安価にできるケースが多いです。

 

他にも、電気の配線図の有無によっても費用が変わる場合があります。

図面がない場合も、工事業者に頼めば配線がどのように通っているか調べてもらうことは可能です。

ただし、家全体の電力容量の計算が必要になるケースなど、調査だけで費用が掛かる場合もあります。

現在、電気の配線図の保管場所があやふや、と言う方は、事前に電気の配線図を探しておくとスムーズに工事が進むでしょう。

 

まとめ

今回はコンセントの増設方法とそれぞれの特徴についてお伝えしてきました。

家全体の配線の状況や、使用する予定の電化製品によっても、コンセントの増設方法は変わってきます。

「どの方法が適しているか分からない」と言う方は、現在の状況から選んでみるのもいいでしょう。

例えば、延長コードを引いてコンセントを使用している場合は、「近くにあるコンセントから延長して配線を引く方法」。

新しくエアコンや乾燥機の導入を検討されている方や、タコ足配線でブレーカーが落ちてしまうという方は、「新規に分電盤から専用の配線を引く方法」。

単純に今あるコンセントの差込口が足りないという方は、「コンセントの差込口を増やす方法」が考えられます。

 

上で挙げたのは例ですが、選択の際の目安にしてみてくださいね。

尚、コンセントを増設するためには、電気工事士の資格が必要です。

資格や知識のない状態で作業をすると、火災や感電と言った危険があるため、絶対に辞めましょう。