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庭の目隠しに適した樹木は?手入れのいらない&虫のつかない庭木10選

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庭先が賑やかになるだけでなく、敷地内の目隠しとしても使える庭木。

「オシャレな景観の庭にしたいけど、プライバシー保護もきちんとしたい」という人から人気を集めています。

庭木は、家族のライフイベントに植えて記念にしたり、花や実をつける木を植えて季節感を楽しんだりと、生活に彩りを与えてくれるものです。

 

そんな庭木ですが、「手入れが面倒くさそう」「虫が集まりやすいのでは」というネガティブなイメージを持つ人も少なくありません。

実際に、樹木は日々成長していくものであり、自然に根ざしたもの。多少の手入れが必要になることと、虫が寄ってくる可能性があることはたしかです。

 

しかし、だからといって庭木を諦めることはありません。

手入れが簡単で虫が寄りつきにくい樹木を選ぶことができれば、植えた後の管理はかなり楽になるでしょう。

 

というわけで今回は、庭の目隠しになるような樹木を植えたいと思っている方におすすめの「手入れが簡単&虫がつきにくい庭木」をご紹介していきたいと思います。

それぞれの樹木の画像も一緒にアップしていきますので、ご自宅の庭にはどんな樹木が似合うのか想像しながらチェックしてみてくださいね!

 

選ぶ前に知っておきたい!生垣に適した樹木の特徴は?

 

それぞれの樹木の画像も一緒にアップしていきますので、ご自宅の庭にはどんな樹木が似合うのか想像しながらチェックしてみてくださいね!

 

まずはじめに「生垣に適した樹木に共通する特徴」をご紹介したいと思います。

以下でお伝えする4つのポイントを、生垣選びの参考にしてみてくださいね。

 

枝葉が密集している&育ちやすい

隣り合う樹木同士の距離が近い生垣には、狭い空間でもよく育つ樹木が向いています。

背の高い樹木の間に背の低い樹木を植えて成長を促す「混ぜ垣」もおすすめです。

できるだけ細かく密集して成長する樹木を選べば、ちょうど良い目隠しになるでしょう。

 

刈り込みで弱らない&萌芽が早い

生垣の角や面などを丸く整えたり、綺麗な状態を保ったりするには、定期的な刈り込みが必要です。

風通しをよくするために余分な枝を間引いたりする場合もあるので、再三の刈り込みに耐えられるような丈夫な樹木でなくてはなりません

生垣には、剪定に強い&新芽が生まれやすい生命力の強い木を選びましょう。

 

下枝が枯れにくい

上へ上へと成長していく樹木。成長するにつれ、下枝の葉がなくなり寂しい印象になってしまうタイプの樹木もあります。

植えた当初は綺麗な生垣だったのに、数年後には庭が透けて見える状態になる場合も…?

スカスカの生垣にならないよう、下枝が枯れにくい樹木を選ぶのも大事なポイントです。

 

病虫害を受けにくい

生垣には、病虫害を受けにくい樹木を選びましょう。

害虫がつくことで、その樹木が病気になるだけでなく、他の樹木や土壌、場合によっては人にまで影響を及ぼす恐れがあります。

特にツバキ、サンゴジュ、クチナシ、ツゲなどは樹木を痛める虫がつきやすいので、生垣にはおすすめしません。

 

庭の目隠しに向いている手入れのいらない庭木6選

樹木が日々成長している「生き物」である以上、全く手入れのいらない庭木というのは存在しません

しかし、「手入れのあまりいらない庭木」ならあります。

ここでは、極力手入れが簡単なものを選びたいという方におすすめの庭木をご紹介したいと思います。

 

シマトネリコ

 

枯れにくく、初心者でも手入れがしやすいシマトネリコ。どんな雰囲気の庭にもマッチする樹木として人気を集めています。

成長スピードが早いため放置するとどんどん伸びていきますが、成長しても鬱蒼としすぎず、スタイリッシュに見えるのが特徴です。

ある程度放っておいても元気に育ってくれる庭木が欲しいという方におすすめです。

 

ヤマボウシ

 

丈夫で育てやすいと評判のヤマボウシ。木の形がとても綺麗で、庭にあるだけでも華やかに見えます。

ヤマボウシの成長スピードは遅く、手入れもほとんど必要ありません。

可愛らしい白い花や、赤い実をつける樹木なので、観賞用としてもおすすめです。

 

ハイノキ

 

ゆっくりと成長するハイノキ。1年かけても20~30cmほどの成長にとどまります。

頻繁に枝を切りそろえる必要がないので、手入れの手間を省きたいという方にぴったりです。

温暖な地域が原産で寒さにはやや弱いものの、関東程度の寒さであれば耐えられるため都心でも人気の樹木です。

 

コニファー

 

 

ふさとした緑色の葉っぱが特徴のコニファー。

自然と樹形が整う上に、成長もゆっくりで手間がかかりにくい樹木です。

広葉樹のように冬に葉が落ちることもないので、こまめな掃除も必要なし。

芝生との相性が良く、特に洋風住宅の庭におすすめです。

 

マサキ

 

日本で昔から庭の目隠しとして愛用されてきたマサキ。芽吹きが良く、育てやすい樹木です。

多少日当たりが悪くても元気に成長するので、植える場所にも気を使わなくてOK。

潮風や大気汚染に強い樹木なので、海岸付近や都心部の庭にもおすすめです。

 

ソヨゴ

 

成長スピードがゆるやかなソヨゴ。秋に色づく可愛らしい赤い実が特徴です。

ソヨゴは葉と葉が密集しあって生えるため、庭の目隠しにおすすめ。

枝分かれが細かく、剪定をした際に仕上がりが自然に見える非常に扱いやすい樹木です。

 

虫嫌いな方も安心!虫がつかない庭木4選

樹木を枯らしたり、土壌を汚染する可能性のある害虫。

直接的な被害はもちろんのこと、虫が苦手な人にとっては、庭で虫を見かけることや駆除することも大きなストレスになってしまいますよね。

 

しかし、残念ながら「虫が絶対に寄り付かない庭木」というのはありません。

ここでご紹介するのは、「虫があまりつかない庭木」です。

とにかく手入れが簡単な庭木が欲しいという方や、虫嫌いな方は要チェックです!

 

シラカシ

参照元: 花ひろばオンライン

 

どんぐりを実らせる木として有名なシラカシ。関東地方の庭で使用されることが多い樹木です。

シラカシは寒さに強く、地面にしっかりと根をはります。さらに、害虫に強いため、庭木や生垣にも最適です。

また、春に咲く黄色い花も可愛らしいと人気。丈夫さと景観、どちらも重視したいという方におすすめです。

 

キンモクセイ

 

独特の香りが秋の気配を感じさせるキンモクセイ。公園や街路樹にもよく使われています。

キンモクセイは、温度変化や害虫に強く、手入れが楽チンな樹木です。

成長するにつれてどんどん大きくなっていくので、庭のスペースは広めにとるようにしましょう。

 

オリーブ

 

地中海で生まれたオリーブ。

見た目にもオシャレで、特に洋風住宅の庭先にはぴったりの樹木です。

虫がつきにくいオリーブですが、温暖な地域が原産ということもあり寒さには弱め。なるべく暖かい地域での栽培がおすすめです。

 

ハナミズキ

 

 

可愛らしい花から繊細なイメージをもたれる方も多いかと思いますが、意外と丈夫なハナミズキ。

春にはピンク、白、赤などの花を咲かせ、秋になると葉っぱが紅葉するハナミズキは、四季を感じさせてくれると人気。

和洋どちらの庭にも合うオールマイティな樹木です。

 

まとめ

手入れがしやすい&虫がつきにくい庭木をご紹介してきました。丈夫で育てやすい樹木を選ぶことができれば、それほど神経質にならずとも綺麗な庭が維持できます。

もちろん、ごくたまに剪定をしたり、状況に応じて肥料をあげたり、虫除け対策をしたり…といった手入れは必要になりますが、それはそれで意外と楽しいもの。

庭木に手をかけているうちに、いつの間にか庭づくりにハマってしまった!なんて人もいるようです。

庭の目隠しとしてだけでなく、成長を喜べるような愛着のわく庭木を選ぶと、手入れもそれほど億劫ではなくなるかもしれませんね。

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