キッチンの床にタイルをおすすめする理由。後悔しない為に知っておきたいデメリット

洗練された空間を演出してくれるタイル張りの床はとても憧れますよね。洋風の家具との相性がとても良いので、取り入れている人も多いタイル。

しかし、デザイン性の高さだけで施工を決めるのは少し危険な気もします。メリットだけではなく、床材にタイルを使うことのデメリットも把握しておくべきでしょう。

この記事では以下のことが分かります。

  • タイルを張るメリット・デメリット
  • 実際にタイルを張ってみて後悔した理由
  • タイルの色選びのポイント
  • タイルメーカー

 

キッチンの床にタイルをおすすめする6つの理由

 

水汚れ・油汚れに強く、カビも発生しづらい

キッチンでは水ハネや油ハネが日常的に起こるため、これらがシミにならないような素材選びが重要となります。

タイルは防水性の高い素材であるため水汚れや油汚れが沈着しにくくカビも発生しづらいので、キッチン床の素材として向いているのです。

カーペットや経年劣化したフローリングと違い、コーヒーなどの色の濃い飲料をこぼした場合でもすぐに拭き取れば色素の沈着を起こしません。

 

大掛かりなメンテナンスは不要で手入れが楽

フローリングなどの床材は美観を保ち、素材を保護するためのワックスがけを行いますが、タイルにはワックスがけが必要ありません。

もちろんワックスの剥離作業も必要がありませんし、日に焼けることもないので、大掛かりなメンテナンスをせずとも長期間使い続けることができます。

しかし油汚れなどの汚れを放置し続けているとシミになる場合がありますので、定期的な掃除は必要です。

 

耐久性が高い

クッションフロアと違い、冷蔵庫や棚などの重いものを置いても凹み痕が残りませんし、硬い素材のためキズも付きづらいです。

 

フローリングの2倍の蓄熱性

タイルは暖房の熱を保ちやすい性質があるので、一度床暖房で温めると冷めにくく、省エネ効果が期待できます。

 

夏場は涼しい

起毛のあるカーペットと違いタイルには起毛がないので、人の体温で温まった空気を保持してしまうといった事がありません。

熱伝導率が高いので、地面からの冷えた空気がタイルを冷やし、人の体温も奪うことで、夏場を快適に過ごすことができます。

 

デザイン性

上質で美しい空間を演出するのにもタイル床は適しています。

艷やかなタイプは豪華さを、艶を抑えたマットなタイプは上品さを空間に与えてくれることでしょう。

 

 

キッチンの床をタイルにした皆さんが後悔をしていること

キッチン床をタイル張りにしたがために後悔したという声を紹介します。

低い位置からでもタイルにグラスを落とすと割れてしまうので、小さなお子様がいるご家庭では後悔することになるかもしれませんね。

これが牛乳のみの処理だったらタイルは非常に楽です。

 

汚れの目立ちやすい白色のタイルを選んだことによる後悔の声ですね。

見た目も大事ですが、今後のメンテナンス性に配慮した色選びも大事みたいです。

 

キッチンの床をタイルにしたときのデメリット

落下物が割れやすい

タイルは非常に硬い素材です。皿やグラスを落とした場合、まず間違いなく割れてしまうでしょう。

また、タイル表面は滑りの良い質感のものが多く、破片が予想を超えて遠くに飛び散ってしまう可能性があるため非常に危険です。

破片を処理する作業は慎重かつ広範囲に渡って行うようにして下さい。

 

目地が汚れやすい定期的な掃除が必要

タイル自体は滑らかで汚れがつきにくいものが多いですが、目地はセメント系特有のザラザラした質感であり、汚れやホコリが付着しやすく、除去するのにも手間がかかります。

目地汚れを防止するコーティング剤を使うことでこの弱点をカバーできます。

とくに白や黒の目地は汚れやホコリが目立ちやすく、定期的に掃除をしないと美観を損ねてしまうので注意しましょう。

汚れの目立ちづらいグレー系の目地にすればメンテナンスを多少怠っても見た目には大して影響しないので、手間をかけたくない人は色つきのものを取り入れると良いかもしれません。

 

熱伝導率が高いので冬場は寒い

熱伝導率が高いタイルは床下の寒気の影響を受けやすく、素足でキッチンに立ち続けるのには冷たくなり過ぎます。

一番の対策は床暖房を導入することですが、諸事情で施工が困難な場合は、シンクやガス台の手前の床にマットを敷くかスリッパを履くのが一般的な対策となります。

 

床暖房の効きが遅い

タイルは熱伝導率と蓄熱性に優れており、それぞれ

  • 熱伝導率はフローリングの約10倍
  • 蓄熱性はフローリングの約2倍

となっています。

つまり、暖まるまでの時間が早く、冷めにくいということを意味し、省エネも期待できるのです。

しかし実際には、床暖房のパネルとタイルの間には合板が使用されており、床暖房の熱がダイレクトにタイルに伝わらないため、熱伝導が良いというメリットが生きていません

このため、床暖房のパネルから直に熱を伝えることのできるフローリングのほうが暖まるのが早くなっています。

 

ものによっては滑りやすい

表面が滑らかなタイルの上に水がハネてしまうと滑りやすくなります。

キッチンでは日常的に水を使うので、ザラザラした表面のタイルを選ぶと転倒のリスクが少なくなり安心できます。

 

キッチンの床の色!タイルの色選びのポイント

キッチン床の色選びは以下のポイントを考慮して行うといいでしょう。

  • 採光の具合
  • キッチンの面積・高さ
  • テーブルや棚の色

タイルの色味が明るい場合・暗い場合、また人気のある黒・白・グレー・ベージュなどの色による特徴をそれぞれ見ていきましょう。

 

タイルを暗い色にした場合のメリット・デメリット

  • メリット
    空間が引き締まった印象になる
  • デメリット
    キッチンが狭い場合は圧迫感が出る
    日当たりが良くないところではより暗く見えてしまう

 

タイルを明るい色にした場合のメリット・デメリット

  • メリット
    清潔感のある爽やかな印象に
    空間が広く見え、開放的な印象になる

 

  • デメリット
    汚れが目立つ
    日当たりが良過ぎると眩しく感じる

 

黒いタイルを選んだ場合の特徴

上品でシックな空間にしたいなら黒がおすすめです。しかし狭いキッチンに黒を使用すると圧迫感が出すぎてしまうことがあります。

リスクを冒したくなければ明るめの色のタイルを選ぶのが間違いのない選択と言えるでしょう。

 

白いタイルを選んだ場合の特徴

キッチンを明るく開放的にしたいのなら白のタイルがいいでしょう。大きな冷蔵庫や棚も白で統一すれば、狭いキッチンでも圧迫感がありません。

欠点として汚れが目立つことが挙げられますが、こまめな清掃を心がけていれば問題ないと言えます。

 

薄いベージュのタイルを選んだ場合の特徴

清潔感があり、温かみを感じるベージュは人気ある色のうちの1つです。

白やウッド調の家具とも相性がよく、落ち着いたゆったりとした空間のキッチンにしたかったらベージュ色のタイルを使うとしっくり来ることが多いです。

 

明るいグレーのタイルを選んだ場合の特徴

グレーには「冷たい感じ・主張しない色」という特徴があり、ウッド調の温かみのある棚やテーブルと好相性かつ、赤い家具や花などの色の濃いものを引き立てる効果があります。

明るめのグレーなら部屋のトーンが暗くならないので、どんなキッチンにも取り入れやすいという汎用性の高さが魅力的な色と言えるでしょう。

 

 

キッチンの床をタイルにするなら知っておきたいタイルメーカー

床タイルを取り扱っているもっとも有名な企業といえばLIXIL(リクシル)が挙げられます。

ではリクシルとは一体どんな企業でどんな床タイルを扱っているのでしょうか?

 

LIXIL(リクシル)とは

2011年に国内の建材・設備機器メーカー5社が統合して生まれた住宅用設備機器メーカーです。

住宅用アルミニウムサッシメーカーだったトステムが、タイル・衛生陶器メーカーであるイナックスと2001年に設立した株式会社INAXトステム・ホールディングスが母体となっております。

その後、海外の企業を取り込むなどして事業をグローバルに展開していくことになりました。

 

LIXIL(リクシル)が扱っている床タイル

LIXIL(リクシル)が扱っている床タイルは大きく分けて3種類あります。

  • サーモタイル
  • 水回り
  • 内装床タイル

それぞれ見ていきましょう。

 

サーモタイル

参照元:LIXIL | タイル建材 | サーモタイル

熱伝導率を小さくすることによって、接地面である足裏から奪われる体温を少なくし、冷たさを感じにくくなっています。

浴室・洗面所・トイレなどに使われています。

 

水回りタイル

参照元:LIXIL | タイル建材 | 水まわり床タイル(トイレ、浴室 等)

一般家庭のキッチン用としてならば、油汚れでの転倒事故を防ぐ「厨房用床タイル」を必ずしも選ぶ必要はないでしょう。

 

内装床タイル

参照元:LIXIL | タイル建材 | 内装床・磨き床タイル(セラミック、大理石 等)

キッチン用としてなら滑りやすい光沢のあるものは避けたほうが無難です。

 

まとめ

タイルには他の床材にはない上品さと高級感がありますが、特有のデメリットもあるということがこの記事でお分かりいただけたかと思います。

Webページ上でのインテリアのシミュレーションや、無料相談も利用してみてから、お宅にピッタリの床材を見つけ出してはいかがでしょうか?