地上デジタル放送を受信するアンテナにはいろいろな種類があるので、どれを選んだらよいのか悩んでいる方も多いでしょう。
地デジアンテナを選ぶ場合に一番気になる点として、受信感度の良さと住宅の外観にマッチするデザイン性も考えたいですね。
一建設では、クリアな画像を楽しめる各種アンテナを提供しています。
本記事では、一建設のアンテナ工事をスムーズに行うために、一般的なアンテナの説明と一建設でおすすめのアンテナ工事のサービスを解説していきます。
一建設のテレビアンテナの種類
一建設でテレビアンテナを購入する前に、まずは、一般的なテレビアンテナの種類について確認しておきましょう。
テレビアンテナの一般的な種類
一般的なテレビアンテナには、主に以下の種類があります。
アンテナの種類によって設置環境に合わないと画像が映らない場合もあるため、自宅に合うテレビアンテナを確認してから取り付けるようにしましょう。
では、続いて 各種アンテナについて解説していきます。
八木式アンテナ
画像参照元:オプション商品:アンテナ 飯田産業
地上デジタル放送の電波を受信するUHFアンテナです。
通常、地上から3〜10mの高さに設置して活用します。
テレビ以外に、アマチュア無線、FMラジオ、AMラジオなどで利用できます。
八木式アンテナのメリット
八木式アンテナのメリットを確認しておきましょう。
八木式アンテナのメリット
- テレビ電波を受信しやすい
- 電波の弱いエリアでも安定して利用できる
- 比較的に安価で設置できる
- 軽量で雨風に強い
テレビ電波を受信しやすい
八木式アンテナは、素子数を増加させて電波をキャッチする能力を高くできるので、テレビ電波を受信しやすくなります。
他のアンテナと比較して圧倒的に電波をキャッチする力が強いアンテナです。
電波の弱いエリアでも安定して利用できる
他のアンテナでは受信できないような電波の弱いエリアでも、八木式アンテナであれば安定してテレビ受信ができます。また、電波の強いエリアの場合、ブースター無しでもテレビ視聴ができます。
比較的に安価で設置できる
八木式アンテナは、他のアンテナを比べるとシンプルな構造になっているので、比較的安く設置することができます。また、故障した際のメンテナンス費用を抑えることができます。
軽量で雨風に強い
従来型の八木式アンテナは重量が重く、悪天候時には倒れるリスクも高かったのですが、最近の八木式アンテナは軽量化が進み、暴風雨に耐えられる製品が多くなっています。
八木式アンテナのデメリット
八木式アンテナのでデメリットを確認しておきましょう。
八木式アンテナのデメリット
- メンテナンスがしずらい
- 外観を損なう
- 鳥が留まりやすい
メンテナンスがしずらい
八木式アンテナは、屋外用なので取り付け工事やメンテナンスを行う場合は、屋根の上の作業を伴います。高所作業による危険リスクを防ぐためには、専門業者が行うようになります。
アンテナは設置してからすぐに壊れることは稀です。一度設置すれば頻繁なメンテナンスも不要です。
気を付けたい点は、品質の良い製品を選んで一番最初に取り付け工事する際は、信頼のおける業者に依頼することです。
外観を損なう
八木式アンテナの見た目の特徴は、魚の骨のように広がるアンテナ線です。この見た目が、住宅の外観を損ねると感じる方もいます。
アンテナを選ぶ基準が、デザイン性か?受信感度の良い機能性か?ということになります。
電波の強いエリアであれば、見た目のデザイン性を重視してデザインアンテナを選ぶこともできます。
鳥が留まりやすい
八木式アンテナは、鳥が留まりやすい形状であるため鳥害を考えておく必要があります。
鳥の糞によるアンテナの消耗や、鳥が留まったときにテレビ画像が悪くなる等の被害を抑えるために、鳥よけグッズや防鳥ネットなどを利用すると良いでしょう。
デザインアンテナ
画像参照元:オプション商品:アンテナ 飯田産業
屋外の壁面に取り付けできる、住宅の外観を損ねないデザイン性の高いUHFアンテナです。
八木式アンテナと比較するとスッキリとした見た目が特徴的です。
機能性は八木式アンテナと同じように、地上デジタル放送の電波を受信することができます。
デザインアンテナのメリット
デザインアンテナのでメリットを確認しておきましょう。
デザインアンテナのメリット
- デザイン性が高い
- 天候リスクに強い
- 設置場所が自由になる
- カラーバリエーションが多い
デザイン性が高い
デザインアンテナは、見た目がスマートなので、住宅の外観を気にされる方や新築に設置したい方に人気のタイプです。
電波に問題のないエリアであれば、デザインアンテナを取り付けることは可能です。
天候リスクに強い
住宅の壁面に取り付けるため、悪天候にも強く耐久性が高いアンテナです。軽量化されているため、外壁にかかる風や雨の抵抗に強く、設置した後に故障しにくくなっています。
設置場所が自由になる
デザインアンテナの設置場所は、電波の受信が可能であれば、屋根の上、屋根裏、外壁、ベランダなど、ご自宅に取り付ける場所を自由に選ぶことができます。
カラーバリエーションが多い
デザインアンテナは4つのカラーから選ぶことができます。住宅の色に合わせてコーディネートすることができます。
デザインアンテナのデメリット
デザインアンテナのでデメリットを確認しておきましょう。
デザインアンテナのデメリット
- 電波の弱いエリアでは利用できない
- 費用が高くなる
電波の弱いエリアでは利用できない
デザインアンテナを選んでも、電波の弱いエリアでは利用できない場合もあります。
デザインアンテナは設置する場所が低い位置であるため、もし電波が弱い場合は、アンテナの設置位置が高い八木式アンテナで検討すると良いでしょう。
費用が高くなる
デザインアンテナは、本体価格と取り付け工事費用ともに高いのが一般的です。
初期費用は高くなりますが、設置した後は、維持費や修繕費も不要なため、デザイン性を重視したい方は、初期費用が高めでもデザインアンテナを選ぶ方が良いでしょう。
4K/8Kアンテナ
画像参照元:オプション商品:アンテナ 飯田産業
丸い白いお皿のような形をしたアンテナで受信します。BS・CS・4K・8Kすべての放送を観ることができます。
BS/CSアンテナよりも周波数が高いのでチャンネル数も多くなります。
BS/CSアンテナでも4Kチューナーや4Kテレビが備わっていれば一部4K放送は観ることができますが、全てのBS4K放送を視聴したい方は、4K/8Kアンテナの設置が必要となります。
4K/8Kアンテナのメリット
- きれいな映像で視聴できる
- チャンネルのジャンルが豊富にある
4K/8Kアンテナのメリット
- BS/CSアンテナに比べ設置費用が高くなる
BS/CSアンテナ
丸いお皿型のパラボラアンテナで受信することができます。人工衛星から受信するためアンテナは、南南西に向けて設置します。
S/CS放送は、NHK・BS、各テレビ局から無料のBS放送、有料のスポーツチャンネルや映画などを観覧することができます。
BS/CSアンテナのメリット
- 地上デジタル放送より専門的なチャンネルが多い
- 安定して電波を受信できる
BS/CSアンテナのデメリット
- 自宅より南南西に障害物があると設置できない
室内アンテナ
取り付け工事が不要な室内で使えるアンテナです。付属のケーブルをテレビにつなぐだけなので自分でも設置することができます。
種類は、卓上型とペーパー型があり、いずれもデザインや色にこだわって部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
室内アンテナのメリット
- 屋外アンテナよりも設置が簡単にできる
- 価格が比較的安い
- 配線工事がいらない
- メンテナンスがしやすい
室内アンテナのデメリット
- 電波が弱い場合がある
- ノイズが入りやすい
人気のアンテナは?
地デジテレビを視聴する代表的なアンテナとしては、電波の安定した八木式アンテナが人気です。
機能性を重視したい方は、八木式アンテナがおすすめです。電波の弱いエリアでも対応できます。
一方、機能性も考えたいけれどデザイン性も欲しいという方は、デザインと色を選べるデザインアンテナがおすすめです。
デザインアンテナは、八木式アンテナからのお取替えや、新築に設置する際に人気上昇中のアンテナです。
一建設で取り扱っているテレビアンテナ
画像参照元:オプション商品:アンテナ 飯田産業
一建設では、以下の2種類のテレビアンテナを取り付けることができます。
いずれの商品も、基本セットからグレードアップしてプレミアアンテナパックに変更可能です。
高性能・八木地デジアンテナ:基本セット/プレミアアンテナパック
一建設のデザインアンテナとは?
画像参照元:オプション商品:アンテナ 飯田産業
一建設のデザインアンテナは、建売住宅の外壁に設置できる平面アンテナです。
デザインアンテナは、2つのサービスパックから購入することができます。
デザインアンテナとUHFブースターのセット商品です。
・BS・2K・4K・8K対応の45形BS/CS110°のアンテナを設置します。
・2K・4K・8K対応のUHF・BS/CSブースターを設置します。
・BSアンテナ設置金具で取り付けを行います。
一建設の八木地デジアンテナとは?
画像参照元:オプション商品:アンテナ 飯田産業
一建設の八木地デジアンテナは、建売住宅の屋根上に設置できる高性能のアンテナです。
八木式アンテナは、2つのサービスパックから購入することができます。
※支持線・支線止め:アンテナが倒れないように固定するワイヤー
※アンテナマスト:アンテナを取り付ける際に、芯になるポール(鉄棒)
・2K・4K・8K対応の45形BS/CS110°のアンテナを設置します。
・2K・4K・8K対応のUHF・BS/CSブースターを設置します。
テレビアンテナ工事の流れと費用
テレビアンテナの一般的な工事の流れと一建設のアンテナ工事の費用について解説します。
テレビアンテナ工事の流れ
工事の流れは以下の通りです。
- 設置するアンテナの種類を決める
- 現場確認とお見積りをする
- 設置について購入者に説明する
- 作業箇所を養生する
- アンテナを設置する
- UHFブースターを設置する
- 配線工事をする
- 映像チェックをする
- 設置状況を購入者と確認する
- アンテナ工事完了
一建設のアンテナ工事の費用
一建設のアンテナ工事は、全セット長期工事保証5年付で行っています。
八木地デジアンテナの場合、量販店では7万円の工事が、一建設では安く取り付けることができます。
一建設でアンテナ工事を依頼した場合、建売住宅と一括して工事依頼することができるので、お支払いも窓口ひとつで手間なく済ませることが’できます。
アンテナ工事費用
一建設のアンテナ工事の注意点
一建設でアンテナ工事を依頼する際は、以下の注意点を確認しましょう。
まとめ
一建設おすすめアンテナ工事と地デジアンテナの種類と費用を解説しました。
一建設のアンテナ工事では、電波の感度が高い八木式アンテナとデザイン性の高いデザインアンテナから選ぶことができます。
また、さらにグレードアップしてBS/CS110°のアンテナとブースターを変更して4K・8K放送が視聴できるプレミアアンテナパックを利用することもできます。
地デジアンテナ工事を依頼する際は、一建設の担当者に相談しながらご自宅に合うアンテナを選んで行きましょう。